パスワード問題
世の中の人は、オンラインでどんなユーザーIDやパスワードを使っているのだろう。
ユーザーIDはメールアドレスで代用されることも多いけれど、そうでないこともある。
おすすめされる複雑な文字列をそのまま使い、スマホ任せにしている人もいるのだろうか?
あるいは、紙にメモしている人もいるのかもしれない。
最近のパスワードは、セキュリティの観点から長めの文字数が推奨され、記号を混ぜる必要もある。
生年月日だけでは済まないことがほとんどだ。
かくいう自分は、大学時代の学籍番号と、大学のイントラネット用に無作為に割り振られたパスワードを、今でも使っている。
学籍番号はよくできていて、
00XX111Y
という並びになっている。
最初の二桁が入学年度、続くアルファベットが学科を表している。
空港のコードみたいなものだ。HND(羽田)のような。
その次の3桁は謎の数字。もしかして入学時の成績順? だとしたら、けっこう上位かもしれない。
最後のアルファベットは「m」だったので、女子は「f」なのだろう。
とにかく、これを入学時から4年間、出席やテストのたびに書くので、忘れようがなかった。
そして、次によく使うのが、大学のWEBサービス用パスワード。
これは仮のものが割り振られ、すぐに好きなものに変更できる仕組みだった。
ピカピカの大学1回生だった自分は、ハリキリすぎてその場で暗記した。
適当な文字列のわりに、なぜかリズムがあり、今でも愛用している。
ただ、小文字と数字の組み合わせだったため、大文字が必要な場面では躓いたことがある。
そこで、最後のアルファベットを勝手に大文字にアレンジした。
結果、自分のパスワードパターンは4つしかない。
なのに。
このNOTEのアカウントを作ってから数ヶ月。
いざ最初の記事を書こうとしたら、パスワードが、わからない
4パターンを交互に入れても、ログインできない
というわけで、新しくアカウントを作りました、という話でした。
余談だけれど、4年間慣れ親しんだ学籍番号は、留年したときに新しいものを割り振られた。
でも、もちろん、それは覚えていない。