23歳女がWAIS-Ⅳ知能検査を受けてみたよ【備忘録】
23歳女が人生初の「WAIS知能検査」を受けてきました!
記憶が新しいうちに、めちゃくちゃ細かい記録と感想を備忘録として記します。
興味がある方への参考にもなればと思い公開します。
WAIS-Ⅳ知能検査とは?
WAIS(ウェイス)とは、世界で広く使用されている成人用の知能検査である。
全検査IQ、言語理解力、知覚推理力、ワーキングメモリー、処理速度を測ることができる。
全般的なIQだけでなく、個人内での能力のばらつきなどを分かりやすく知ることができる。
詳しくは調べたほうが絶対わかりやすくて早いから割愛するよ。
かかった金額と時間
<内容>
今回は都内の、医療機関ではなくカウンセリングセンターで受けてきました。
「10種の基本検査のみのベーシックコース」と、「基本検査+5種の補助検査も含むスタンダードコース」のどちらかが選べたのですが、料金が1500円しか変わらなかったのでより詳しく検査してもらえるスタンダードコースを選びました。
<金額>
約2万円(私が行った場所はオンラインでの事前カード決済限定でした)
<所要時間>
待ち時間は0分でした。
WAIS検査自体は10分休憩込みで約2時間、
簡単なカウンセリング的なものを含めると約3時間。
予約時に所要時間約3時間と書いていた通りでした。
WAISを受けたきっかけ
私は、割と日頃から「生き辛いな」と思って生きているタイプの人間である。
これも長くなりすぎるので割愛するが、私のこれまでの学歴?事情をかいつまんで書くと
高校は県内トップの進学校
↓
大学は6年制の薬学部に入学し、4年までストレートで進学するも精神的な病気により休学・中退
↓
通信制大学に編入し1年在宅で講義を受けて、なんとつい本日卒業が決定したところ
という流れ。
大学入学までいい感じかと思いきやそこから一転、休学したり中退したり通信制大学に編入して卒業もしたりと、結構レアネタが豊富な人生である。
合間合間でだいぶ人生に絶望している。今は相当元気。
そこで「自分のこれまでの生き辛さに知能の特性が関係しているのであれば・それを数値で具体的に表してもらえて、説明と対策をもらえるのであればすごくいいな」と思い、WAISを受けることにした。
私の生き辛さというのは、やたら不安症だったり自己肯定感が低かったりと、メンタル的な部分が最も大きく影響していると思っている。
ただ、学生時代に教科の得意不得意がものすごくはっきりしていたことや、興味のない授業を耳から聞いても何にも頭に入ってこなかったこと、あとはありえん忘れ物を繰り返したりもしていた。
なので、私の豆腐メンタルを形作っている考え方の根底には知能の特性の影響があったりするのかなと思ったのだ。
あと、元々メンタル面のカウンセリングに興味はあったものの人間不信すぎて、高いお金を払うのにカウンセラーがすごく嫌な人だったらどうしよう、そうでなくても自分が満足いくような結果が得られるとは思えない、他人に喋りたくない、みたいに渋っていた。
病院もものすごく嫌いで、メンクリに2年ほど通っていたけど色々あって行くのやめた経験もある。
(担当医が嫌いで、薬がなくても死なない程度まで回復してからやめました。薬が必須の状態の人は勝手にやめないでね、私が言うのもだけど)
というようなこともあったから、WAISであれば別に自分の内面に触れられるような話はしなくれいいだろうし、カウンセリングセンターの雰囲気も分かるし、一回受けてみよ!と思ったのである。
あとIQ測ったことなかったから測ってみたかった。
ちなみに、予約まで悩むとかも一切なく、不眠を発動して眠れなかった深夜3時か4時のテンションで「こういうのがあるんか〜。やってみるかな〜。やってみよ」と突然予約しました。
当日の流れ
私が予約したカウンセリングセンターは雑居ビルの中にあった。
ほんっとに分かりにくかったのだけど、ビルのどこにもその施設の名前が書いてない。
病院みたいに看板が出てる様子を想像してたのに、ビルのポストにも、入ってるテナントを表示しているはずの場所にもエレベーターの中にもどこにも施設名の記載がない。
「ほんまにここか…?でも住所は絶対合ってるしな…」と思いながらエレベーターで結構な階数上り、フロアに出たところで、「絶対違くない?」と思った。
ビルというかなんかもう明らかに普通のマンション。
しかもエレベーター降りたところから目的の号室が1番遠い端っこにあったから、そこまで行くのビクビクした。
けど、目的の号室には施設名が書かれた小さい看板?ウェルカムボードみたいなやつ。がかかっていて、どうやらここで間違いなさそうだとそこで初めて分かった。
絶対これ一発で自信持って来れる人いないからどうにかしたほうがいいやろと思ったが、医療機関のような堅苦しさをなくすためにあえてやっているのかもしれない。と思った。多分。
ドキドキしながらピンポンを押すと、最初から担当の心理士の方が出てきて対応してくれた。4、50代くらいの女性の方でした。
優しく出迎えてくれて、まずはリビング的っぽい部屋で問診票みたいなのを書かされた。
まじで普通のマンションの一室だった。
堅苦しい感じは全然なく、お家って感じだった。
カウンターみたいなところに事務の女性が座っていたのと、一回だけそこの施設長らしい男性が通りかかって挨拶してくれた。
あとは担当の女性の心理士さんとの会話のみ。
カウンセリングセンターってどこもこういう素朴な感じにしてあるんだろうか。
大学のカウンセリングルームもこういう雰囲気だったなと思った。
問診票的な紙には、検査を受けようと思ったきっかけを選択式で答えたり、あとは精神的な病歴や服薬履歴、通っている大学と学部や今の仕事、それが自分に合っていると思うかなどの項目もあった。
そんな細かいところも聞くのか、と少し驚いた。
紙を書き終わると、内容には特に触れられることなくカウンセリングルームへ。
臨床心理士の方と2人きりになる。
まず最初に、WAISの試験内容を絶対に口外・公開しないでくれとの説明を受ける。
WAISって、数字ついてるやん。今回のは4。
これがバージョンなんだけど、バージョンが変わるまでは何年か単位でずっと同じ問題を使い続けてるんだって。
内容を知ってから受けてしまう人がいると学習効果が生まれて正確な数値が測れなくなるから、漏らさないようにしてねというお話。
高いお金払うのにそうなるともったいないよね。
まあ中には自分の能力をできるだけ高く数値化してひけらかしたいという目的で受ける方もいるらしい。
私は1人でいわゆる「記憶過去問」作成できちゃいそうなくらい出題された語句や知識問題を覚えてるけど、触れないようにします。
予習とかしてきましたか?と言われたので、「なんか項目が4つあるっていうことだけ知ってます」と答えた。
「いいですね」と言われた。
検査どうやって始まったっけ、とよく覚えていないくらいにはぬるっと始まった。
「今から〜をします。」みたいな感じで急に心理士さんの口調が変わって、あっ始まったんすか!となった。
机を挟んで一対一で座って、真正面から問題を与えられて答える。
この形式、苦手すぎてしんどかった。びっくりした。
普通に人見知りだし人に見られてることも苦手だから緊張で体も頭も固まっちゃうし、授業中とか電車の中とかでさえ絶対誰にも見られたくないタイプだから、エェ〜⁉️この状況で3時間⁉️となった。
けど頑張って受け入れることにした。
検査の詳しい内容と感想
(具体的な問題の公開はしていません。調べたら正式な機関が公表してる程度のところまで書いています。しかし、これから検査を受ける予定があるという方にとっては十分な予習になってしまうので、事前には読まないことをおすすめします。)
検査ではデジタルの画面を用いることはなく、全て紙の冊子と鉛筆を使いました。
また、問題文は全て心理士さんの口頭による音読です。問題文を読んで答えるということはありません。
(これ新鮮で不思議な感覚だった。そういえばまじで日本語の問題文一切見てないな。)
順番は1番最初以外正確には覚えてないので、大体こんな感じだったかな〜みたいな順に書いてます。
ちなみに私はガチで事前知識0でいったよ。(なんか4項目の数値を測るんやな!くらい。なんなら予約したホームページに書いてあった説明さえあんまちゃんと読んでなかった)
1. 積木模様【知覚推理】
赤と白の積み木を渡され、提示された絵と同じ見た目になるように積み木を並び替えてねという問題。
最初は積み木4個で行い、後半は積み木9個で行った。
これは、1番最初の検査ということもありそもそも緊張で手がちょっと震えてて、なのに積み木を操作しなきゃだからやり辛かった。
エアコンが寒すぎたのもある…。(積み木が終わったらエアコン止めてもらった)
あと個人的には、毎回完成次第「できました」って言わなきゃいけないのもちょっと辛かった。(静かな空間で声を発するのが苦手。)
けど内容的にはすごい困る!できない!みたいなのは一つもなく、後半に進むにつれて「ん?」となるときはあったけど、そこまで詰まったりすることなく全部完成させられた。
2.行列推理【知覚推理】
規則性を持って並んでるいくつかの図形があって、「ここにはどの図形が入りますか?」っていうのを4択から選ぶ問題。
これ苦手‼️
最初の方はできたけど、後半「え?????こんなん規則性ないですやん。1か3のどっちが入ってもおかしくなくない?」みたいな問題ばっかになってきた。
んで、「これ絶対解なしが正解ですや〜ん❗️そういう問題も混ざってるってコト⁉️」とか思ってたんだけど、普通に5個くらい答えられなかったから多分私ができてないだけ。
これ、ある程度制限時間があるようで、答えられずに詰まってると心理士さんが「どうですか?」と言う。それでパッと答えられないと、「次行きますねー」とスキップされる。
なかなかいたたまれない空間であった。(心理士さんは「こいつこれできないのか〜」とかいちいち考えてないと思いますが、気まずい)
3.パズル【知覚推理】(補助)
イラストを頭の中で組み合わせて、お手本のイラストと同じになる組み合わせを選ぶ問題。
6択の中から3つを選ぶ。
イラスト同士は重なってはいけませんという条件付き。
これも難しかった。
多分ね、積み木みたいに実際に手元で動かせたら簡単にできると思うんだけど、目で見て頭の中で移動や回転、組み合わせるというのが苦手。
普通に結構できなかったなぁという感じです。
4.数唱【ワーキングメモリー】
まずは心理士さんが口で言った数字を繰り返す。
2桁から始まって、ただその通りに繰り返すだけなら8桁くらいまでは行けたかな?
しかしここから何段階か条件がついていき、どんどん難易度が上がっていった。
条件がつくと途端に難しくなる。
あとこれ、どこ見てればいいのかわかんなくて気まずかった。
心理士さんと目が合っちゃうと気まずいけど、そっちを見ないと言ってること頭に入ってこない。
言われたことを繰り返す間も、目が合ったら絶対全部飛ぶけどどこ見てればいいか分からなくて壁とかキョロキョロして、そしたら忘れがち。
最終的には机の模様の一点を見続けるというところに落ち着いた。
5.語音整列【ワーキングメモリー】(補助)
4.の数唱に追加要素としてひらがなが加わる。
数字以外の要素が増えた時点で結構混乱して「無理やろ」と思った。
どんな条件かは書いちゃうとネタバレだから書かないけど、最後の方とか「えぇ??????」ってなってた。
けどまあ、平均程度かそれよりはできたくらいなんじゃないかな?という感覚。
6.算数【ワーキングメモリー】(補助)
口頭で算数の文章題を出されて、答える。
これも苦手!
私、書かないと計算できないっす。
あと文章題って、読むのでさえちょっと苦手なのね。
「Aさんがみかんを5個持っていました。2個食べたら残りは何個になるでしょうか。」みたいなやつね。
↑これは簡単すぎるけど、もっと複雑な問題も出てくるの。難しい。
そもそも2桁×2桁のかけ算の暗算もほぼできないのね。
それに加えて文章題の途中で「え?なんでその人そんなにそれ持ってんの?」「え?なんでみかんなのに小数点以下が発生してんの?」みたいな、数式に関係ない無駄なことを考えてしまう。
文章題を読んで解くのならまあ何度か読み返せば徐々に頭に入るが、口頭だとまじむずい。
ちなみに1回まで聞き直しOKでした。
1回だけまじですっ飛ばしちゃって聞き直した問題があった。
あまりできた感じはしない。
平均かそれ以下っぽい。
7.類似【言語理解】
「2つの言葉の似ているところを答えてください」という質問。
これもネタバレを避けるために詳しくは書かないないけど、「え?どういうこと?あ、なるほど〜 こういう問題でもちゃんと共通点を答えられるか見てるんやな」と思った。
8.単語【言語理解】
冊子の1ページに縦書きされた単語が並んでいる。
「この単語の意味を教えてください」と言われて、順番に指差される。
最初は簡単な言葉、最後の方は難しい語彙になっていく。
最後の2ページくらい結構わかんないのあった。それは普通に「わからないです」って言ってスキップ。
まあ平均よりちょい上くらいにはできたのかな?
採点基準どうなってるんだろう。
9.知識【言語理解】
一般教養というか、高校受験かな?って感じで、国語理科社会の基礎っぽい問題をいくつか出される。
クイズって感じ。
こんな知識項目があると思ってなかったから困惑して、待って絶対知ってるのに出てこない😭😭😭っていうのが3問くらいあった。3問とも終わってから思い出した。くやしい
けど、「なんとなくだけどこうか…?」みたいに答えて合ってた(であろう)問題も3問くらいあったから、まあそんなもんか〜となった。
これはどうなんだろう、平均くらいかも。
これ絶対受験生有利だよ。
でも年齢ごとにIQの算出基準も異なるみたいだから、そういうとこも考慮して調整されたりしてるんだろうか。
10.理解【言語理解】(補助)
これ、理解ってなんだ???と最後まで思い出せなかったのだけど、わかった!
例えば「なんで戦争をしちゃいけないんだと思いますか?」みたいな感じで(これは今私が考えた例)
社会的なこととか、一般常識的な通念について聞かれて口頭で答えるやつ。
しかもなんか「複数答えてください」って最初に言われてて、それが難しかった。
けど全部なんとか答えられたと思う。
平均かそれより上くらいかなと予想。
言語系の問題、思考を言語化する能力はもちろんなんだけど、初めて会った人の前でどれだけ緊張せず話すことができるかっていう別問題も試されてる。人見知り、辛い。
11.バランス【知覚推理】(補助)
頭の中で計算して、天秤を釣り合わせる問題。
例えば、「🔴と🟦と🟡が釣り合ってます。じゃあ選択肢(4択)の中で、🟦🟦と釣り合うのはどれですか。」的な。
これ苦手‼️
ふっつーに苦手‼️
最初のうちはまあできたけど、どんどん記号の数が増えていくにつれてむり、となってた。
あと終盤だから頭も疲れすぎてて普通に途中一回思考停止した。
あっ、こんなに本当に頭動かなくなることあるんだ…と思った。
こんなに集中するテストなんて長らく受けていなかったもので…。
方程式立てて紙に書いて計算させてほしいととても思った。(それじゃ検査の意味ない)
これ明らかに苦手だった自覚ある。
12:記号探し【処理速度】
提示されているものと同じ記号を探して丸をつける問題。
これは何も困ることなく、簡単だった。多分得意。
13:符号【処理速度】
これ、書き写すやつかな?
数字と対応した符号の表が与えられるので、それを見ながら、並んでる数字の下に符号を書き写していくみたいな感じ。
これめちゃくちゃ簡単で1番得意だった。
止まるタイミングがない。
あと多分これ車の免許取るときの適性試験で同じことをやった。だから速かったのもあるかも。
けどそのときも超簡単だなと思ったから得意なのは間違いない。
14:絵の抹消【処理速度】
例えば、「🔴と💛を見つけたら斜線を引いて消してください」のような問題である。
んで、🔴🟡❤️💛が混ざってたくさん並んでる中から正確なものだけを見つけて消していく。
これもう終盤だったから頭疲れててちょくちょく思考停止しかけたけど、まあ普通に間違えずにできたと思う。
「あかまる、きいろはーと」みたいな感じで頭で言葉で唱えたり、見つけるべきマークの絵をちらちら確認しながらやった。
結構紛らわしくて難しいなと思った。けどできないってわけではなかった。
ちなみに、左から右に進むという制限付きで、一度通り過ぎた図形は後から見逃しに気付いても戻っちゃいけないというルールがあった。プレッシャー。
ラスト15:絵の完成【知覚推理】(補助)
イラストを見せられて、「欠けている部分を指してください」と言われる。
説明が難しいけど例えば、まあドラえもんの赤い鼻がないとかそういう、明らかにあるはずのものがないよねみたいな問題である。
最初の方はまあ分かったんだけど、後半に行くにつれて、「え?何も欠けてなくない???」みたいなイラストも割とあって困った。
あとこれ、部屋の照明がイラストに反射してテカテカしてて真上からだとよく見えないっていう罠も多少あった。
よくわからんイラストは必死に視線の角度をずらして斜めから見てたけど普通にわからんかった。
自分の特性の予想
・知覚推理指標(PRI)
→これ絶対苦手だね‼️‼️
積木以外結構ボロボロだったもん。
絶対1番低いと予想します。
・ワーキングメモリー指標(WMI)
→これも自分的にはかなり苦手な方だったな。
知覚推理の次に低そう。
・処理速度指標(PSI)
→これは特に苦手意識感じず、1番得意だと感じたので1番高そう。
・言語理解指標(VCI)
→これは判定基準がよく分からないのだけど、まあ平均よりは高いのかなという感じがした。
国語と英語得意だったし。
ということで、数値が高い方から順に
1 処理速度指標(PSI)
2 言語理解指標(VCI)
3 ワーキングメモリー指標(WMI)
4 知覚推理指標(PRI)
になるんじゃないかな?と予想します。
そんで得意不得意の差がすごくありそう。
1>2>>>3>>4みたいな。
得意と苦手がどれくらいの差なのかとか、実際には自分の認識と差があったりとか、他人の数値と比較してどうなのかとか、が分かるので結果が楽しみです。
結果は2週間後に来るらしい。
速達オプションで+2000円払えば5日で発送してくれるらしいけどそれは頼まなかった。
あと、MENSAの審査に出せる証明書みたいなのも+1000円で頼めて、これは普通にいけそうだったら応募してみたいと思い頼んだ。
実際MENSAに通りそうかどうかは別として検査結果の証明書を出してもらえるので、それをMENSAに送り、あとはMENSAが合否を判断するという感じらしい。
多分入れないけど、入れるよって言われたらめっちゃ話のネタにできるなと思った。
でも年会費とかかかるみたいだから入れても入らないかも。
検査が終わってから
検査が終わったら即帰宅、って感じかと思いきや、最初に書いた問診票的なものを持ち出されて色々と質問された。
今の仕事とか、昔の病気についてとか。
私は昔の辛かった時期を思い出すと反射的に涙が出てしまう性質があるのだが、多分心理士さんそんな人には慣れてるので普通に喋り続けてくれた。
変に心配とか慰めとかを言わず、「話してくれてありがとうございます」とだけ言ったのが印象的だった。
なるほどな〜と思った。
「わかります」とか「辛かったですね」とかクライアントを依存させるような言葉は多分あんま言わんほうがいいんやろな。
カウンセリングも気になってたけど人に話すのが怖くて、という相談も聞いてくれた。
あなたにはこういう療法が合ってるんじゃないかみたいな話をしてくれた。親切。
うちのカウンセリングにはこういう感じの人が来ますよ〜というのも話してくれた。
医療機関ではないので、発達障害やADHDの人というよりかは、仕事や家族等人間関係の悩みで訪れる人が多いらしい。
家で1人でパソコンにひたすら向かう仕事で喋り相手がいない人とかも、言葉を忘れないために何年も通ってるんだって。
そういうのも全然OKらしい。
検査に対する感想
カウンセリングセンター、全然怖くなかった。
医者は怖い人とか高圧的な人が多いイメージだけど、心理士さんってそうじゃないのかもと思わせてもらえました。
現段階では、「じゃあ今度は普通のカウンセリングを受けにいこう!」と積極的に思ってはいないけど、本当に困って絶対に治したい、と思ったときはあそこに行ってみようと思えた。大きな収穫。
ちなみに、検査半分くらいのとこで10分くらい休憩を取ってくれるんだけど、そのときにドリップマシンでスタバの抹茶ラテ作ってくれたのが嬉しかった。
でも猫舌だから舌火傷した。
そのときはもうおわりだ…ずっと舌が痛いまま残りの検査を受けるんだ…と思った。
けどその後の検査には特に影響しなかったのでよかった。
2週間後、また結果が届いてやる気があればnoteに記録しにきます。
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