見えない壁

進めど進めど進まない
いつから感じただろう
裏切られたあの日から始まった
声をかけてきてくれた貴方
その優しさが終わりの始まりであったこと
幼かった私には知る術もなく
どうして声をかけてくれたの?
あなたは私のなにかを知っていたの?
結末が見えていた?
ついてきてくれるの?
行き先はひとつ?
交わることはない?
二人の想いが叶うことはなかったの?
そう
全ての始まりはあの日二人が出会ったこと
この闇夜は終わらない

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