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抑うつの状態で頑張ったこと

皆さんこんにちは。
朔です。

前回の投稿はいつもとちょっと違う雰囲気で書いてみました。
というのは特にこの半年の私の生活がほぼ前回の投稿の様な感じで本当に辛く、病院に通い詰めたり自傷行為をしてしまったからです。

今も税金関係も家賃もクレカの引き落としも本当に怖くて(税金関係は免税されましたが)なんの知識もない私がインターネットでめちゃくちゃ調べたもの、実行したことをここに書きます。

まず先に言いますが精神疾患というのは人を選ばず誰しもがかかるものです。
発達障害も人を選ばないし、適応障害も人を選びません。
うつ病も強迫性障害も人を選びません。

じゃあなんで肩身が狭い生活になるのか?
じゃあなんでSOSが聞いてもらえないのか?
答えは簡単、「詳しくわからないものだから」。
実際言われたことで言えば「犯罪者が罪を逃れるためによく使う免罪符だから」「みんななにかしらで困ってるのに発達障害だとか精神疾患だからとかでなんだかんだ免除されるのがずるい」とか。
でもそれって簡単にいうと大前提「正社員で質素倹約してきちんと貯金をしている人」だと思われることが多いですが、実際は違います。
度重なる衝動買い、収入以上にお金の無駄遣い、月に何回かの通院。質素倹約?なにそれ?という状態です。
しかもそれを問題視しない。
それが当たり前なんです。
考えずに自分が気持ちいいことだけをこなしてしまう。
しかも会社でも自分に合っている仕事なら高収入を目指せるかもだけど大体の方が必ずしもそうかと言えば違うと思います。
私は正直同じ病気でも対処の違いが生じるものや薬で緩和は目指せても治せないものは他の部分でサポートを受けてなんとか社会復帰を目指すしか方法はないんじゃないかと思っています。
それでは実際に行ったことを書いていきます。

①税金関係の減税・免除の手続き
これはいの一番にしたほうがいいものです。
退職した証明があれば基本的にはどんな方も対象になりますが、「うつ病で退職した」という事実を証明があれば免除されます。

②精神障害者の手帳発行と自立支援の手続き
これは初診日から6ヶ月以上経っていることが条件になりますが精神障害者手帳を申請したら同じ診断書で自立支援も手続きできます。
私は転職活動でハローワークの係の方に取得を勧められて主治医と相談して取得を決めました。

障害者手帳に関しては各都道府県で支援内容が異なりますが、京都だと京都市バスや地下鉄が無料で乗れますし、博物館や美術館に行くのにも割引されます。こちらも場所によっては無料です
※学生さんの場合は学割で入館できることもありますので、無料にならない場合は学割を使ってもいいかもしれませんね。
ただ本当に場所によっては同伴者も割引が効くこともあるので理解のある友人と行く時は手帳を使うというのもありです。

自立支援は病院の診察と薬の負担額が保険証出して3割のところが公費を使って1割になるという制度です。
月の上限額が決まっているのであらかじめ病院代を確保できるのが個人的にありがたい制度です。

③家計簿のつける癖をつける
これは精神疾患関係なく当たり前にしてほしいことなんですが、個人的には特に精神疾患の人は家計簿つけた方がいいです。
先にも書きましたがお金の収支がわからないのに度重なる衝動買いを防ぐことがメリットです。
かつての友人には理解されなかったのですが、レシートのもらえない屋台系のお店で買ったものを写真を撮ってLINEのメモ機能で金額を記入していました。
料理が1番ベストな状態の時を逃すなんてと叱られたこともありましたがそうでもしないと忘れるんですよね……。
あらかじめ金額書いておいたらベストなんですが大体お財布をカバンに直しているとでて来ますし……。

④味方を増やす
これは本当に大事なんですが、精神疾患と診断されたらまずは近くにいる大人や頼れる人にきちんと話すことをお勧めします。
親、恋人、友人、信頼できる会社の上司、先輩。
言葉が途切れ途切れになっても構わないし、言葉が出なくて泣いてもいい。
お金の面、仕事の面、体力の面、今の自分の状態……。
きちんと話してください。
もし精神疾患になったことを責め立てる様な事を言うなら逃げてください。
精神疾患は人を選びません。どんな人もなりうるものです。
ただ悪化することは防げます。
自分1人で抱えきれないものを分けることも出来ます。
自傷行為や自決行為という選択をしない様に味方をつけてください。
幸い私には親も友人も理解してもらえました。
1番理解してほしい方には理解してもらえなかったけどそのおかげで会社を退職出来、今ではパートだけどいい会社に転職できました。

精神疾患に関して言えば症状が軽かろうと重かろうと関係なく休養期間もしっかり設けたほうが良いです。
その間の補償制度もたくさんあります。
大概は後々に返済しないといけない場合もあるし、老後では年金の受給額は減るかもしれないけれど、お金の面で苦労して自殺してしまっては元も子もないです。
働くことが怖いと思うこともあるでしょうが短時間のバイトから始めて心のリハビリをしてみても良いかもしれません
どんなに姑息だと言われても今を生き抜いていきましょう。

それじゃあまたね

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