幸せなエヴリデイサウナおじさん
二日酔いの身体を引き摺って鬼怒川温泉を後にした私。帰りのお得な特急切符を買わなかったので、急行や快速を乗り継ぎ横浜は関内迄、チンチンと電車に揺られて移動した。
現在は店が殆ど閉まっているので、軽く街ブラして偵察をした。横濱市民酒場と云われる場所に行きたかったので、駅近くの
『もりや酒場』に行ってみたが閉まっていた。
仕事あがりの友人と合流し、野毛の焼きそば酒場みたいなんに入った。絶賛落ち目の私は親友とも言えるその友人と他愛も無いことや、幸せになる為にどう生きればいいかなどを熱く、時に温く語り合った。思い出話も忘れずに。そして
結論は
毎日銭湯に来ているオジサンがとっても幸せそうに見える。
特にサウナに入っているおじさんたち。
ということになったので、次の日から毎日銭湯&サウナに入って整えることになった。酔っ払っていたからなんでも良かったかもしれない。友達と酔っ払える幸せというやつかもしれない。
早速次の日の昼、午後2時から開く伊勢佐木町ど真ん中にある銭湯
『利世館』
2時間ほどかけて整えた。確かにコレを毎日できるのは幸せやな。なんの根拠もないような気もするが、思考能力が落ちている自分には十分だった。旅の予定をギリギリまで引き伸ばし、体調を整えてから京都に帰ることにした。
深酒もしない方が良い。分かっている、そんなことは。
予定を引き伸ばしたところで、消えない不安などもあったが、何もしない旅でも私はいいと思う。やっぱり疲れているか。
読書でも、すれば良い。筆が乗らないというやつか。
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