ゆるめるモなにちゃんで台北に行けた話③ 仲良くなった人にゆるめるモのPVを見せたらライブ来てくれた
ビール缶片手にお腹も膨れた状態で南機場夜市に辿り着いた。
お腹も膨れていたけど、さほど混んでおらず、そこそこ賑やかな夜市で結構歩きやすくて楽しかった。
見上げると台北感のあるビルが常に鎮座している。地上ではチープな屋台がある。このアンバランス感こそよ。
屋台や商店、半野外の酒が呑めそうなお店等もあり、小分の路地でマーケットが構成されている南機場夜市。二人共写真を撮りながら歩いた。ライアン君はペンタックスのデジタル一眼を携えて。オレは缶ビール片手にスマホだ。ブレるけど気にしない。
中でも一際思い出に残ったのは、夜市の中のクレーンゲームで生活雑貨が景品となっていたこと。現地人が華麗な腕前で、ウエットテッシュのデカ箱を3箱ゲットして去っていったのを見かけた。一回10元とかなんでお得だ。けど(笑)でも生活にちょっと遊び心を加えるには、ライアン君はベリーストレンジみたいなことを言いながら笑っていたし、私もなんだかおかしくなって楽しかった。
そんなころなにちゃんもせっせと何処かの夜市でクレーンゲームを回していたらしい(笑)
次の日なにちゃんがMCしてたけど、スクラッチの景品とかで出さないだろうな?出すな?
歩いているうちに少し食べたり飲んだり(お茶)して楽しくなってきた。
一通り楽しんだ我々は、やはり大人なので少し飲みに行こうよって感じで店を探して夜市を離れた。
殆ど人通りの無い民家街、野犬と遭遇してストレイドックだ気おつけろ。。。ってなりながら、MusicBARを見つけたのでIN。ライアン君は少し迷っていたが、長年の勘でココを逃してもココに戻ってきそうな気がしたので迷わずオレはINした。
台湾の人がやってる、ライブもできるバー。日本人となので、「サッポロビールあるよ呑む?」って言われたけどいつも呑んでるから台湾ビールを注文した。
ライアンも北アイルランド人だけど、折角だから台湾ビールを呑むよって、気の合う所をみせてくれた。
ここの店主は今日珍しくベトナムから、アメリカから、そしてキミたちで外国からの客が3組目だよ!って嬉しそうに話してたのを思い出す。三人とも似通った歳だった為、言葉が通じにくい分、好きなロックミュージックをYou Tubeで流して盛りあがった。
明日、ライブを観に行く話をしたら、店主の同級生が明日の会場であるjack's studioのオーナーみたいで、台湾メタラーの写真を見せてくれた。店主のライブ動画もクドくない感じで見せてくれた。
オレが明日見るグループの動画を観ようって流れになり、私は最近のゆるめるモ!で一番好きなゾンビダンスを流してもらった。
やけに気に入ったのかライアン君はじっくり見入っていたように思う。
見終わったあと、チケットはまだあるの?とか何時からやってる?など、行ってもいいかい?的な感じだったので、話半分に来るならまた連絡してよって、Instagramを交換した。国が違っても互換性があるアプリでよかったぜ。当たり前か
飲み過ぎずにひとり百円札を置いて店を出た我々は宿に帰ってやはりビールを2本呑んでようやく就寝した。確実に翌日に響くな~って思いながら、楽しかったからまあ良いか。
案の定、目眩と喉の痛みで何度も目が覚め、苦しみと闘っていたが、次の日ライアン君はライブに来ることになるとは何一つ想像していなかった、このときはまだ。
〜続く