ONE PIECE 8巻 個人的に好きなところ(後編)
とうとう8巻の最後、後編になります!!
バラティエ編で熱くなりすぎて、ここから先はどうなるんだと思いながら書いてます。
なんせココヤシ村編は、幼いころから一番好きな話!
個人的な夢ですが、いつかココヤシ村みたいな場所に住みたいとずっと思ってます。大好きなナミさんが過ごしていた場所と言うのもあって、すごく憧れます。(そんな場所を侵略したアーロン! 許すまじ!)
というわけで、私がワンピース世界で住みたい場所はココヤシ村。
私が住んでいるところは海がとても遠いので、海が見える土地もすてきだなぁと思うし。海があって、ヤシの木が生えていて、青空とミカン畑の鮮やかな景色があって、自然に溢れた豊かさがある、ココヤシ村がすごく好きです。
みなさんはワンピース世界の、どこの土地に住みたいですか?
では、8巻ラストまいりますー!!!
第69話 〝アーロンパーク〟より
では、69話は細かいところをいきますー!!
・バラティエでの別れに感動して、いつまでも泣いているヨサク
ヨサクの気持ちが分かりすぎる。
・サンジの初「ナミさん」呼び。(多分)
6巻のSBSでは「ナミちゃん」と呼んでいたのに、どうして「ナミさん」呼びになったのだー! という、永遠に考えていたい謎。
謎がいつまでも謎であってくれるお陰で、「どうしてかなー」「こうかなー」と、ぼーっと延々と考えることができる。それが幸せ。
「ナミちゃん」て呼び方もかわいいけど、私もつい「ナミさん」と呼びたくなるのは、彼女がいまや年下になっても、尊敬と憧れの存在だから。(小さい頃は、めちゃめちゃお姉さんだーって思ってたのにな)
すごく脱線しますが。
この夏ナミさんへの愛が高まりすぎて、2年前のナミさんの髪型をマネしてみたんです。
その結果。
全然似合いませんでした。
ナミさんじゃなくて、全くもって戦桃丸くんだった。
いまはとりあえず伸ばしているのですが、これがまた、なかなか伸びないの。もう3か月、戦桃丸くん生活。
でも、だんだん戦桃丸くんが愛しくなってくる不思議。リアルタイムだと戦桃丸くんも熱いしね。もうすこし戦桃丸くんライフを楽しみます。
さあ、髪よはやく伸びろー!
・船の中でのサンジの座り方。
船の縁に肘をかけて、ドカッと寄りかかるように座る感じ。
これまた、たまらなくかっこいい!
多分サンジがシャツにネクタイという綺麗めな格好をしているからこそ、座り方とのギャップでさらにかっこよく見えるんだと思う。たぶん、ヨサクが同じ座り方してもここまでかっこいいとは思わない気がする。(ヨサクすまん)
たぶんこれは、私の個人的なツボです。(シャツとかネクタイとか、すごく好きなんです・・・!)
ちなみにサンジの座り方を見てからルフィを見ると、ちょこんとあぐらをかいている感じが少年ぽくて、とてもかわいい。結局みんな好きです。
ここは羨ましいポイント!!!!!
サンジに『とにかくメシにしようぜ 何が食いたい?』『よし!! 任せろ!!』と言われたい!!! 人の作った美味しいご飯を食べたい!!! ちょっと辛めのシーフードトマトソースパスタがいい!
ところでヨサクさん、モヤシいためのモヤシ大盛りってどんなやつよ。
アーロンに父親を殺され、復讐しようとしていた少年・チャボを(止めるために)ボコボコにした後、アーロンパークに帰ってきたナミさんがアーロン話すシーン。
いつもアーロンに本音は話さないはずのナミさんが、ちょっとだけ本音をこぼすところが好き。
ナミさんがチャボを暴行したシーンは、衝撃だったけど。激高している状態でやさしく諭されても、きっとアーロンへの復讐は思い直さなかったはず。
子どもを大事にするナミさんがここまでするのは、アーロンの残虐さを誰より知っていて、自身もここでボコボコにされるよりつらいことを何度もされているからなんだろうな。
ココヤシ村での「自分が悪役になることで人を守ろうとする」ナミさんは見ていてすこしつらい。
『でも なんだか胸にポッカリ穴があいたみたい』って、ナミさんは笑顔で言っているけど。ここでわずかに本音が出たのは、それだけナミさんにとってルフィたちが大事な存在になっていたんだろうな。
それが寂しくも、うれしくも感じるシーン。
第70話 〝男ウソップ大冒険〟より
まず、ココヤシ村の傍・ゴザの町に船で辿り着くウソップ・ゾロ・ジョニーの3人のシーンから。(ちなみにゾロは暴れられると大変なので、ふたりによって船に縛り付けられている)
調子に乗っているウソップも好きだけど、そんなウソップに対して適当に返事するジョニーが最高に好き。
ジョニー! 『へーーーい』って言えばいいと思ってるでしょー!!!!
つづいて、魚人に襲われるところをノジコに助けられたチャボとウソップが、ココヤシ村のはずれの自宅でかくまわれ、3人で話しているシーン。
この一連の会話が、辛辣だけどすごく的を得ていて、心に響いて、というか心にグサグサ刺さって、大好きな台詞です。
「子どもには優しく」というのが当たり前だけど、確かに私も幼い頃きつい言葉から学んだこともあるし、その言葉が優しさだったんだなと大人になって気づいたりした。
早く大人になってしまったノジコやナミが、苦しくも逞しく生きてきたからこそ言える言葉。ナミさんを支えるノジコも強くて、すごくかっこいい。
ココヤシ村編はついノジコやベルメールさんの目線で読んでしまうけど、きっとナミさんを見守ることしかできないノジコも、同じだけつらい日々だったろうな。
そしてラストのノジコのこの台詞の時の表情が好き。
この台詞も、得意げな表情も、めちゃめちゃナミさんそっくり!!
ということは、ベルメールさんとそっくりというわけです。
元海兵のかっこいいベルメールさんに育てられただけある。かっこよさに魅入られてしまう。「かっこいい女性」が好きなので、ココヤシ村編はたまりません。
ああ、こんなかっこいい女性になりたい。
第71話 〝万物の霊長〟より
では、前の話のつづきのシーンからです。
「楽しそうに笑ってた」と聞いたノジコがとても嬉しそうで、とても「お姉さん」を感じて好き。
そしてウソップくん。
そもそも精神的攻撃(スピリチュアルアタック)って思いつくのが面白いけど、それが「=無視」なのはめちゃめちゃ小学生的発想だよ。反撃の思考が子ども過ぎてかわいい。(絶対きかないよ、それ)
つづいては、捕らえられ、アーロンの前に連れてこられたゾロのもとに、ナミさんがやってくるシーンから。
・アーロンに『こいつは金のためなら親の死さえも忘れることのできる 冷血な魔女のような女さ!!』と言われ、ナミの表情が固まったことにすかさずゾロが気づくところ。
ゾロの鈍そうに見えて、実は鋭く人を見ているところが好き。きっとここでナミがアーロン一味に入っていることが本意ではないと気づいたんだろうな。
ゾロのこういうところ、意外性あって、かっこよくて、ずるいと思う。
次は、ゾロが手足を縛られたままアーロンパークのプールみたいなところ(海に繋がっている)に飛び込んで、ナミさんに助けられた後のシーンから。
このシーンのゾロの表情がかっこいい。ちょっと得意げに笑ってる感じ。
ゾロって簡単に人を信用しないイメージを私は持ってたけど、これまでを通してナミのことを少しは信用していたんだって感じられたシーンである。
とにかく、ゾロは(口数が少ない割に)印象に残るかっこいいこと言う! ずるい! 好き!
・ゲンさん(ココヤシ村の駐在・ゲンゾウ)の登場。
ワンピースってそれぞれキャラクターの個性が強いのに、毎回新しいキャラの個性に驚かされる。
その中でも、小さいころにゲンさんを見た時の衝撃が忘れられない。
傷だらけの顔と身体に、鋭い目つき。駐在の制服なのかわからんが、半そでハーパンのちょっとラフな軍服みたいな服装(ちょっと名称がわからなかった)。
パッと見めちゃくちゃ恐い。
なのに、官帽に刺さってるのは風車。(かわいい)
小学校低学年だった私は思った。
「また、すっごく変な人出てきた!」
小さい頃の衝撃ってものすごい記憶として残るみたいで、ONE PIECEを読まないまま20年弱の時が経っても、ゲンさんのことは忘れなかった。
当時はものすごいインパクトだったんだろうな。今ならココロさんとかウィーブルとか(そこ?)、もっとどでかいインパクトの人とかいるんだけど。子どもの頃の衝撃は強し。
ゲンさんを見ると、そんな幼いときの記憶が蘇るのと、強くて優しいゲンさんの温かさを思い出す。
ココヤシ村編で大好きなキャラクターです。
あとがき
ついに8巻の「個人的に好きなところ」を書き終えたー!
こんなに長くなっちゃって、どうしようって途方に暮れるくらい大好きに溢れていたー!
ココヤシ村編もどんどん進めていきたいところ。がんばります。
そして、いま私を悩ませているのは、次の一番くじ。
エモーショナルストーリーズ2、引くかどうか、どうしよう!!!
前回のエモーショナルメモリーズでかなり引きまくったので、今回は自粛しようかとも思うんだけれど。自粛できるか自信ない・・・!!
さあ、結局私が買ったかどうかは来週までのお楽しみに。
では次回からの9巻もよろしくお願いします。
また近いうちに。