ONE PIECE 6巻 個人的に好きなところ(後編)
発売から2日後、遅ればせながらワンピース・マガジンvol.17を購入しました。
あまりにも夢と希望と大好きが詰まっていて、ページをめくってから「やばいやばいやばい」と大興奮。すごくわかりやすくこれまでを振り返られるし、カラーで絵を見られるのも最高!
私の友人はみんなワンピースが詳しくないので、このワンマガを見せながら「ワンピースはいいぞ~」って紹介したいなと、勝手に目論んでいます。
さて、前置きはここまで。
6巻の好きなところ、後編も盛りだくさんなので早速参ります!
第49話 〝嵐〟より
〝鷹の目のミホーク〟出現に皆が慌てる中、呑気に話すウソップ&ルフィ。
絵はさることながら、文字だけでもふたりの呑気な感じが伝わってくるのが大好き。
ウソップはこのシーンで椅子の背もたれに腕を回し、ふんぞり返ったような呑気な座り方をしているんだけど。これ、私の幼稚園の入園式の集合写真の時とおんなじ座り方なの。
大人になって写真を見たとき、自分の親分感にぶったまげました。女の子なのに貫禄ありすぎて、涙が出るほど笑った。もうちょっとおしとやかに過ごそうよー!
ここのシーン、ワンピース考察界隈では「真っ赤な目の男」「体に引火して爆発した」というところから、コラソン(ドンキホーテ・ロシナンテ)じゃないかって言われてたりしますよね。
私はワンピースキャラの中でも5本の指に入るくらい、ロシナンテが大好きなので、この考察を知ったときはとっても嬉しかった!
ただ、だんだん時間が経つごとに考えは変わってきて「これは別にロシナンテではないんじゃ・・・」と思う自分もいます。大好きが故に、ロシナンテ生存説を信じちゃってるのかな、ってさ。
ただ、そんなことをすべて抜きにして、私は嬉しかったのです!
大好きなロシナンテが生きているかもしれないって希望が、ひとかけらでもあることが!
なので、ここは読むたびに「ロシナンテ、生きてたらいいな」って彼に思いを馳せる、大好きなシーンです!
ここ、49話の中で一番好きなシーンです。
ゾロの言葉かっこいいし、それに乗っかるルフィとウソップがいい!
そして何より好きなのは『・・・・・・けっ ばかばかしい』っていうサンジ。
ツンとしているけど「本当は彼らのこと、羨ましいんだろうなー」って見える、ちょっと拗ねた顔をしてるんですよね。
そして、そんな4人を見ているゼフが、静かに『ニッ・・・』って笑うのが、もう、すごくいい!
きっとサンジが彼らのことを「いいな」って思っているのもお見通しで、そして店に縛られない生き方をしてほしい、ゼフの気持ちが現れてるなって。
こういうシーン、年を重ねるごとに、たまらなくなるんだよな。
また細かいところだけど、サンジとゾロの「ばか」がひらがなとカタカナで微妙に違ったニュアンスで表現されていて、その丁寧な表現も好きだー!
・49話終わりのSBSに登場したサンジが、ナミさんを「ナミちゃん」と呼ぶところ。
なんだこの、世にも珍しいサンジの「ナミちゃん」呼び!!!!!!!
びっくりして何度も見返したよ。やっぱり「ナミちゃん」だったよ。
「やー、〝ナミちゃん〟って呼ぶ世界線もいいな・・・」と思ったけど、そう思って数秒で「いや、やっぱナミさんだよな」と考え直した。
どういう理由でそれぞれ「ナミさん」「サンジくん」と呼んでいるのかは分からないけど、他の呼び方よりもお互いのリスペクトを感じられるのが、個人的に「いい!」って思ってる!
ワンピースって、キャラクターによって名前の呼び方にこだわりがあって、「何でこう呼ばれてるのかなー」「なんで呼び方変わったのかなー」って、ちゃんとした答えが出るわけじゃないけど、ひとりでニヤニヤ考える余白があるのがいい。しっぽりお酒飲みながら、語りたい案件。
第50話 〝己々が路〟より
・宝を持って、メリー号でココヤシ村へ行くため、ヨサクとジョニーを騙すナミさん。
『服を着がえたいの! 恥ずかしいからあっち向いてて』のナミさん、めちゃくちゃかわいいよね。ヨサクもジョニーも騙されたのは仕方ないよ。
そしてここでのナミさん、アニワンではピンクのTシャツにオレンジのスカートなんだけれども、それがまた、本当にかわいい!
私は31年間、ピンクとオレンジの組み合わせがこんなにかわいいなんて知らなかったよ。びっくりだよ。(とはいえチャレンジする自信はなし)
ここの肘をついて笑っている顔が、すごくナミさんぽくて好き!
でもすぐ、愁いを帯びた顔になるのが切ない。
この時、どうしてルフィがナミさんのことを『あいつが航海士じゃなきゃ いやだ!!!』と言ったのか。私には正確な理由は分からないけど。
ルフィが理屈よりも本能で「ナミがいい」と思っている感じがして、すごくいい。私がナミさんならすごく嬉しいなって思う、大好きな台詞。
・〝鷹の目のミホーク〟登場からの、『ヒマつぶし』。
こんなかっこいい『ヒマつぶし』がどこにあるんだ!!!
ひとりになってやっと本音を出すナミさん、切ない。切なすぎる。
この時のナミさん見ると、「本当に幸せになって欲しい」って強く思うんだよなァ。
第51話 〝ロロノア・ゾロ 海に散る〟より
・ミホークに歯が立たないゾロに援護をせず、我慢して見守るルフィ。
ヨサクとジョニーがゾロの戦いを邪魔しないように抑えながらも、ルフィが一番堪えているのがいい。ゾロが小さな剣で刺されるところも、フーッフーッと自分を抑え、耐える息遣いが伝わってくる。
そしてこのシーンとセットで好きなシーン。
・『虎狩り』の際に、ルフィの顔と言葉がゾロの頭をよぎるところ。
ミホークと戦いながら、くいなとの約束や、コウシロウ先生との約束などを回想しているゾロ。そして虎狩りの技の前に思い出すのが、ルフィで。
ゾロにとって親友のくいなとも同じくらい、ルフィのことも大切な存在になっているんだなって、胸が熱くなる。
上記の2つのシーンはお互いの信頼が現れていて、やっぱり外せない、大好きなところです!
第52話 〝誓い〟より
野望を押し殺してでも、ゼフに恩返しをしたいサンジ。
このシーンを見ると、ルフィだけでなくゾロの存在もサンジの心を大きく動かしたんだなって感じる。
ミホークはルフィも耐える戦いをしていたと、よく分かっていたな! って感動した台詞。
視点が広くて、上司だったらついていきたくなるタイプだ。バギーさんとミホークさんのいる会社、楽しそうー!
この会話のルフィの返しのすべてが好き!
『海賊王!』って返す時は、なかなか見ないようなキリっとした、それでいてムッとしたルフィでかっこいいし、『しらねェよ!!』の子どもっぽく〝べーっ〟と舌を出したルフィは、とにかくかわいい。
そうか! 難しいこと挑戦する時も、外野になんやかんや言われたら『しらねェよ!! これからなるんだから!!!』と返せばいいのか!!
いや、自分が弱気な時にも言えるよね。「私には無理だよね・・・?」と思った時、『しらねェよ!! これかななるんだから!!!』これ、大事な言葉だ!!!
ヘリクツのようで、よく考えれば至極当たり前なことを言っているルフィに、いつもハッとさせられる。
そして、超有名なゾロの台詞。
『おれは もう!! 二度と敗けねェから!!!!』の後の言葉が特に好きなのです。
ここでゾロが何の迷いもなく、ルフィに『海賊王!!』と呼びかけるのが好き。
そしてそれに答えるルフィの嬉しそうな顔!!! もうそれだけで胸いっぱい。お腹もいっぱい。
第53話 〝サバガシラ1号〟より
もう! ここの! ふたりの! やりとりが! 好きすぎる!!!
サンジが反抗期のように「うるせェ」と言いながら、イーッとおくち引っ張って歯を見せているところが子どもっぽくて、本当にかわいい!!
どんだけかわいい親子ケンカなんだ! このやりとりが好きすぎて、〝個人的にすきなところ〟が止まらなくなってしまうんだぞ!(もっとやってくれー!!)
サンジってよく考えたら、まだこの時10代で、今の時代ならまだまだ子ども扱いされてもおかしくない年齢なんだよな。
サンジのたまに見せる子どもっぽいところが微笑ましくて、それでいてホッとする。
あとがき
以上、前編後編と2部に分けまして、なんとか終わりました〝6巻の好きなところ〟。
これでも厳選して、有名なところは多少飛ばしつつ書いたのですが、また書き出したら止まりませんでした。
やっぱり6巻で初めて麦わらの一味の初期の5人が揃うので、熱くなりますね。
それはしょうがない! 大好きだから!!
ということで、また7巻の好きなところを書くのに備えます。
今回も、読んでくださってありがとうございましたー!
また次回も、近いうちにー!!