初・プロダクトプロトタイピング

こんにちは。デジタルハリウッド大学大学院(DHGS)・M1のMeronsaです。
私自身、入学前にDHGSについて調べた時、案外情報がなくて困ったので、もしよろければ、何かしらの手がかりにしてください(笑)
今回は初noteで、この夏の集中授業で学んだこと、まとめてみます。


イントロ

いや〜、大変でした「プロダクトプロトタイピングA」の授業。なぜ取ってしまったのか(!)と途中思ってしまうくらい😅。学校は夏休みだけど、会社は夏休み期間でもなく、四六時中奮闘しまくりなのでした。
でも、その分、成長は目覚ましいものがあるはず!
この授業を通して学んだプロダクトプロトタイピングの方法や実践したプロジェクトについて、具体的なプロセスや成果、学びをお伝えします。

授業内容まとめ

プロトタイプ作成の基礎から応用までを学びました。内容はかなり実践的で、安価なマイコンボードを使って、センサーやアクチュエーターを接続し、実際に動かすところまで体験。技術的な話だけじゃなくて、ChatGPT(有料版)LINE BOTを使った開発も取り入れていて、AIやAPIを使ったプロダクト作りを楽しみながら学べました。

さらに、作ったものをSNSで発信して、他の人からフィードバックをもらうっていうのも重要なポイント。今の時代、アイデアを形にしてすぐシェアできることが大事なので、こういうスキルはかなり役立つなと感じました。

最後に、IoTハードウェアを組み合わせたプロジェクトも挑戦して、まさに"手を動かして学ぶ"授業でした。新しい技術に触れながら、どんどんプロトタイプを作る楽しさを実感できる授業でした!

詳しく知りたい方は、シラバスでどうぞ!
「プロダクトプロトタイピングA」で探してみてください。

講師は、菅原のびすけ先生
シラバス(一部)こんな感じ!

ビフォー・アフター

ツールやプラットフォーム一覧

授業前は聞いたこともなかったツールたち。暗号に見えるレベル…
そこから、わずか4日間の授業で、今では何となくイメージつけられます。(しつこいですが、それだけ大変でした…)

電子工作に挑戦!なぜ履修してしまったのか!

システムの世界のエンジニアは完全が求められるが、
ものづくりの世界は違う。世界が違うことは覚えておくと良い。
自分が作りたいものを形にして周りに伝えられることが重要。
動いてなくともOK!

のびすけ先生語録

はい、この言葉に乗せられました(笑)。1回目の授業後、これは(私には)大変すぎるな〜と思ってはいたのですが、動いてなくともOKって聞くと、なんかできるかもって思っちゃうじゃないですか。で、コワイもの見たさもあり、気づけば違う世界の扉、開けに行ってました🚪✨(シラバスには、プログラミングの基礎習得してあることが望ましい的なこと、書いてましたね…)

ま、やってみて、こんな感じのことは、すぐにできて、感動でした😮。
✔︎ LNE BOTとか、すぐできちゃう。
✔︎ コード書けなくても、AI使って、なんかできちゃう。
✔︎ WEBアプリもノーコードで、速攻イメージができちゃう。
↙↙
もはや、「考えて作る」より「作ってみて考える」逆回転のスピード感!?

最終制作「紅花ロックンローラー」

最終プロジェクトとして、山形県の特産品「最上紅花」の魅力を発信する「紅花ロックンローラー」を制作しました。このプロジェクトでは、WebARとIoT技術を組み合わせ、ユーザーとキャラクターがインタラクションできる仕組みを実現しました。(なぜ山形かはここでは省略)

使用した技術

  • LINE Bot + miibo: LINEでユーザーがメッセージを送ると、キャラクターが反応する仕組みを作成。ここではmiiboを利用しています。

  • obniz: キャラクターの目をLEDで光らせるためのIoTデバイス。ユーザーの操作に応じて物理的に反応します。

  • Node-RED: obnizLINE Botのメッセージを連携させるために使用。LINEメッセージに応じてLEDを点灯・消灯する制御を行います。

  • WebAR: スマホのカメラでマーカーをスキャンすると、紅花ロックンローラーが現実世界に登場します。


最終成果

このプロジェクトの成果として、以下の機能が実現しました。

  • LINEを通じたインタラクション: ユーザーはLINEメッセージを使って、キャラクターの登場やアクションを操作できます。

  • 紅花に関する情報提供: キャラクターを通じて、最上紅花に関する歴史やトリビアを学ぶことができます。

  • 物理的なフィードバック: メッセージに応じて、キャラクターの目がLEDで点灯・点滅するギミックが追加され、よりインタラクティブな体験を提供しました。

  • WebARでのキャラクター表示: スマートフォンでhiroマーカーを読み取ると、紅花ロックンローラーが現実世界に投影されます。

学んだこと

この制作を通じて、プロトタイピングの重要性と可能性を実感しました。特に、IoT技術を活用してデジタル世界と物理世界をシームレスに繋げる方法や、LINE Botやobnizなどのツールを組み合わせることで豊かなユーザー体験を設計できることを学びました。
アイデアをサクッと形にして、すぐに試してみるプロセスがとにかく重要だということも学びました。いろんな技術を組み合わせることで、ただの発想が一気に面白いプロトタイプに進化するのが面白い。
アイデアを実際に作って動かしてみて、フィードバックをもらう。そのスピード感と柔軟性が、これからのプロダクト開発には欠かせないんだなと実感しました。

さいごに

できないこともたくさんあったけれど、それよりも、テック系でなくとも結構色々できることがわかってきました。実際作ってみたことで、解像度が高くなりました。
そして、プログラミングはちょっとできた方が良いなー、と。「今からやってもなぁ…」と思ってましたが、その逆かも。ちなみに、生成AIは使いまくりでした。ChatGPT(有料版)はもちろん、Claude3.5もNotebookLMも、NapkinAIもv0も…。こういうの駆使して、一体どこまでできるのか✨
ということで、AIとの合作、今後も楽しみたいと思いますっ🎵<おわり>

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