SideMのソロ曲って95曲あんねん。~私のオススメSideM楽曲10選~
こんにちは。めろんぱんです。
酒カスボンバイエ様と黒川様主催の
「私のオススメSideM楽曲10選」に参加させていただきます。
さて、10曲。優柔不断なプロデューサーの私は選びきれません。
なにせSideMはサブスクが解禁されているだけでも300曲以上あるから!
これにはアンミカさんもびっくり。SideMの曲って白より多いねん。
困ったものだどうしよう。そこで考えました。
「ソロ曲だったら100曲切るんじゃない?」と。
今回は315プロアイドルのソロ曲、全95曲の中から
(ソロコレ・斉藤社長歌唱は除いた楽曲数)
「担当以外の曲で刺さったソロ曲」縛りで語らせていただきます。
勉強不足で知識が乏しい部分もあるかとは思いますが
他のPから見たアイドルってこんな感じなのか…とプロデューサーの
1意見として暖かく読んでいただけると幸いです。
(歌詞明記に関しては著作権法第32条に基づき
収録CD 歌手(キャラクター名、CV)を記載した上で引用させていただきます。掲載方法に関して問題が発生した際には直ちに内容の修正を行わせていただきます)
プロフィール
プロデューサーネーム めろんぱん
SideMP歴 4年
担当アイドル FRAME(気になっているアイドル 黒野玄武さん)
初現地 6th神戸
最近のマイブーム 茎わかめを食べる事
1.Cherish BOUQUET(渡辺みのり)
どうも。3rd福岡のダイジェストを見てプロデューサーになった者です。
キラキラとしたメロディーライン。優しくも芯のある歌声。
ピンクのブーケを持ち華麗に舞い踊るみのりさん。
まさに王子様。こんなの絶対全編通して見たい。
CDショップを何件も周ってDVDを購入した覚えがあります。
花屋、アイドルという似ても似つかない職業ではあるものの
「来てくれたお客様(ファン)の皆を全員笑顔にしたい」という変わらない信念が感じられます。
タイトルにあるCherishはフランス語で”かわいがる” ”大切にする”という意味。みのりさんの思い(Cherish)が連なり花束(bouquet)のように沢山のファンに届けられていきます。
これはあくまで私の主観ですが、プロデューサーに導かれアイドルという道を進んだみのりさんが、まだアイドルになるチャンスを掴むか迷っている
みのりさんに対して「おいで」と語り掛けるような歌詞だと感じました。
自分の夢を見つけ、最高の仲間と共に輪になり、色とりどりの光の花畑で蕾から満開の笑顔を咲かせる。まるでおとぎ話のような大好きな曲です。
2.トキメキ・ぷろろーぐ!(岡村直央)
開幕から直央くんの透き通った声と鐘の音。
ピアノともふもふえんらしい電子音が合わさり
どんな曲が始まるんだろうとまさにドキドキするイントロから始まります。
1曲目のソロ曲『ほっぷ・すてっぷ・ハイ、しーぷ!』では
舞台に上がる事にプレッシャーに怯えながらも
みんなに一生懸命な姿を見てほしい強い思いで頑張っていた直央君が
曲の冒頭からスポットライトに照らされることを望んでいる部分で大号泣しました。
まるで生まれたての子羊みたいだった直央君が
と「メンバー」「お母さん」「ファンの皆」そして「プロデューサー」に
どんどん新しい事に挑戦する自分の姿を見てほしいという思いが高まり
次のステージに期待し成長していく姿がまるでスポットライトのように煌めいている事に感動しました。
直央君らしい真っすぐな歌声とメッセージが詰まっている大好きな曲です。
3. GO NEXT(天峰秀)
秀君らしくステップを踏むような軽やかなメロディに、歌詞に合わせた音選び、Cパートのどんどん気持ちを切り替えていく心情が伺える強弱の付け方等聞いていて楽しい楽曲。
49ELEMENTSシリーズのトップバッター&初ソロ曲という事もあり
SideMらしい歌詞ではあるものの、すごく新鮮に感じました。
これは担当プロデューサーの皆様には大変申し訳ないのですが
最初天峰秀くんを見た時の印象は
なんでも器用にこなせてしまう天才タイプか…気が強そうだな…と
あまりいい印象を持っていませんでした。(すみません)
ただソロ曲を聞くと
思春期らしく悩み、夢を叶えるために、有言実行するために、
思い通りに行かない事もあっても気持ちを切り替え成功への道筋を立て
不可能を可能に変える”努力の天才”だと感じました。
一方2番では手紙を書いているような”誰かへ向けて”の歌詞が続きます。
ファン、メンバー、プロデューサー、そして”親友”。
伝えたいことは沢山あるけれど素直に自分の思いを伝えられない秀君なりのラブレターなのではないでしょうか。
4.Sail→Light→Sail(古論クリス)
海面が朝日に照らされるようなキラキラとしたウィンドウチャイムに
新たな旅路を祝福するように高らかにギターが鳴り響きます。
1曲目の『Undiscovered WORLD』で新大陸を見つけるも
未知への好奇心は止められず、また新たな世界へ向け帆を張ります。
海の魅力をもっと知ってほしいと願い見つけたアイドルという道標。
目の前を照らすLightと、未来というLightがクリスさんを包み込みます。
迷いや困難が待ち受けていても、前へ進むことが出来るのは
大切な場所があるからこそ。
大海原を共に進む船舶(アイドル)に
光の大海原のようなステージ。
そして航海を照らすプロデューサー。
すべてがアイドルという旅路を進むクリスさんを構成しています。
きっと、どれが欠けても進むことが出来ないでしょう。
5.ゆきゆきて華やかに(清澄九郎)
1曲目『流るゝ風の如く ~和敬清寂~』の穏やかさとは一変
和のイントロから九郎君のコーラスが始まり
何が始まるんだというわくわく感
感情の高まりに煽られるようにギターが華を添え
まさに和洋折衷、それぞれの音の良さが結びつき
一期一会のメロディが作り出されていきます。
そしてさらに驚かされたのは、ポエトリーリーディングという表現方法。
お恥ずかしながらこの表現方法を初めて知ったのですが
九郎くんの語りとテンポの良い電子音が見事に組み合わさり
聴いていて心地よさを感じられます。特に、
”猫柳キリオ””華村翔真”と一言も出してはいないものの
彩の三人が互いに心を通わせアイドルという花道を歩む
姿が思い浮かび、言葉というツールの無限の可能性を改めて学ぶことが出来ました。
ラスサビに登場する「一座建立(いちざこんりゅう)」は
という意味。
茶の湯の世界、アイドルの世界。それぞれお客様を楽しませるもてなしの心が大切というメッセージ性が強く感じられます。
6.威風堂々と(黒野玄武)
ギターとアグレッシブなドラム、疾走感のあるイントロ。
ユニット曲でもお馴染みのバンドサウンドが心を奮い立たせます。
タイトルの威風堂々は黒野玄武くんの座右の銘です。
まさに堂々とした佇まいで、聴いている人に「準備は良いか」と問いかけるようなカウントで期待感を煽ります。
この曲内には複数の四字熟語がちりばめられています。
勉強不足で申し訳ないのですがこの曲で初めて”百錬成銅”という言葉を知りました。銅は鍛錬を積み重ねなければ作ることが出来ないため百回練習し銅を成すといった意味で百錬成銅という言葉が生まれたとのこと。
という意味で百錬成銅という四字熟語が生まれたそうです。
努力を怠らず日々アイドルという世界で心身を鍛え、自ら道を突き進む
ひたむきさと真面目さがひしひしと感じられます。
何度も練習し努力を積み重ねて力を得たからこそ、
口には出さずとも相棒と番長さんと共に胸を張り願いに向かって魂を燃やす
玄武らしいアイドルの道の進み方が表れていて大好きな歌詞です。
7.MoonShape/明鏡止水(黒野玄武)
すみません。黒野玄武さん2曲選曲させていただきました。
「49ELEMENTSでどの曲が一番好き?」と聞かれたら必ずこの曲を選ぶぐらい大好きなので選ばせていただきました。
息を吸い込むような音から重いピアノの音が夜のどこか寂しげな雰囲気を演出し、シンバルが混ざることで胸の中にある焦燥感を感じさせるイントロ。そして1曲目とは少し異なり、自分の思いをつらつらと語りだすような歌声。アイドルとして成長している自分を振り返るような歌詞が続きます。
静寂に包まれて1人だった玄武の世界に朱雀という閃光が走り
寂しさを燃やし尽くすように思いを重ねて
後ろを振り向かず頂点を掴むと決意を固める
相棒と出会ってからの心情の変化が汲み取れます。
曲の最後に出てくる”薄明”という言葉ですが
と夜の朝の狭間の時間を指します。
月の光と太陽の光が出会い、一蓮托生、アイドルという道を共に進む
玄武の魂がひしひしと伝わる曲です。
8.Resolution(大河タケル)
タイトルの”Resolution”は”決意” ”誓い” ”決心” ”決断”という意味。
疾走感あふれるクールなメロディの中にも熱さを感じられるタケルらしい言葉が連なり、まるで試合前のような緊張感と高揚感が交わります。
夢に向かう中で迷う事があっても、願うだけではなく”叶える”という強い意志が感じられます。
曲の後半、コンビネーションを決めるようにピアノの旋律が激しくなり
と誰かに対してではなく自分に対して確かめるように
力強さよりもどこか安心した優しさを感じる歌声が響きます。
一人ではなく、手を重ね合わせた盟友たち、
ついてきてくれるファン、支えてくれるプロデューサー。
”かけがえのない宝物”を見つけるために奔走していた彼が
いつしか誰かにとっての”かけがえのない存在”になり、
誓いを胸にアイドルの頂点を目指していく。
成長と心情の変化が物語のように紡がれていきます。
9.Beginning Tomorrow(天道輝)
キラキラとしたイントロに聴こえるものの
バイオリンが合わさり、どこか重く真剣な印象から始まります。
一曲目の『THE FIRST STAR』では支えてくれている人への感謝を述べていますが、今回の楽曲では輝が支える側に回っています。
弁護士からアイドル。職業が変わるも”人助けをしたい”という思いは同じ。自分にしかできないことをやり遂げるという真っすぐさが感じられます。
最後は悩み、もがき、苦しんでいた人が救いの星を見つけ
目の前に光が差し込むように転調します。
バーでの出会いが無ければアイドルという道を進んでいなかった輝。
モバエム初期のセリフを聞いていると一番星になりたいという思いはあるものの、少し自信がなくプロデューサーに自分が上手くできているか問いかけている事が多々見受けられます。活動の中で信頼や自信を積み重ねてきたからこそ、この歌詞が歌えるのではないでしょうか。
運命共同体の2人との活動、ファンの声援、
そして頑張り屋でアイドルの世界に導いてくれたプロデューサー。
支えてもらったから、今度は自分が支える番。
未来の最初の一歩を踏み出す勇気を与える存在となる為
今日も一番星を目指します。
10.Tomorrow Gazer(天ケ瀬冬馬)
ポップな音に、心地いいクラップ。バイオリンの旋律も混じり
まるで宇宙遊泳しているかのようなハーモニーに
宣誓をするように高らかに伸びる歌声が混ざります。
明るい曲調ではあるものの少し夕暮れの寂しさを感じさせるような歌詞。
トップアイドルを目指し、曲がった信念を持つ者に違和感を抱き
自分の意思を貫き通す冬馬の心情が感じ取れます。
強気な発言が多いですがその熱意は日々の努力があってこそ。
過去の楽しさ、悲しさ、苦しさが冬馬の揺るがない情熱を作り上げ
その熱がメンバーや315プロのアイドルにも伝わり
トップアイドルを目指す全員の原動力となっているのだとイベントや
ストーリーから読み取れます。
”高い目標へ果敢に進む新たなセンター”に
”決意を固め明日を始める一番星として輝くセンター”。
そして”明日という希望を観測する不動のセンター”
表現方法はそれぞれですが、”未来に向けて歩みを止めない”強さが表れたソロ曲だと思いました。
好きな曲を振り返ってみて
今回はあえて担当アイドル以外の楽曲、また曲調も王道アイドルソングにロックなどバラエティーと様々な分野から選抜させていただきました。
SideMのソロ曲の好きな所はメンバーや、ファン、プロデューサーの
名前は出さずともどこかに感じられる歌詞があるからです。
職は違えど胸に秘める信念は同じ。ただ、仲間が出来たから新たに自分の魅力を知ることが出来たり、また新たな夢が生まれたり。
高め合える存在がいるからこそ、台詞では伝えられていない思いが分かり、アイドルたちの事をより好きになることが出来る楽曲となっています。
また、49ELEMENTSシリーズの登場で1曲目からさらに成長した姿や意外な一面が垣間見れ、より深くアイドル達それぞれの深層心理を考える事が出来ます。
曲数の関係上、どうしても語る事の出来なかった曲が沢山ありますが
私の文を新たな解釈として捉えていただければ幸いです。
またこの企画で他の皆様の楽曲への思いを見れるのを楽しみにしております。
今回の曲はすべてサブスクリプションにて解禁されている曲となります。
普段担当アイドルの曲ばかり聞いてしまいがちかと思いますが、
別のアイドルのソロ曲も聴いてみて彼らの思いに少し触れてみませんか?
めろんぱん