FRAMEの新曲を聞いてくれませんか?
こんばんはめろんぱんと申します。
遂に発売されましたね。
THE IDOLM@STER SideM 49 ELEMENTS -09 FRAME
FRAMEPの私としましては視聴に怯え315プロnight!での急な供給に怯えたりとワクワク2割恐怖8割で身構えていました。
そして3月29日ついに発売。
TL上ではいち早く聴いたPの悲鳴にも近い感想で溢れ
私も「ああ…こわい…ううっ」とパソコンの前で再生ボタンと15分程
格闘(?)し何とか聴くことができました。
今回は新ユニット曲である「ONE to DREAM」の怪文書を書き連ねたいと思います。
個人的解釈になりますので解釈違いがあればすみません。
(むしろその解釈教えてください)
Brand new DAYS 君の Brand new STORYを
小さな勇気から始めよう
きっと超えられる so 1,2…STEP for DREAM
勇気を大切にしているユニット。発売が新学期新年度の準備にあたる時期だという事もあり新しい事に挑戦していく人々の応援歌になっています。
DREAMという単語は最初のユニット曲”勇敢なる君へ”の歌詞にもあり
夢を追いかける人々に希望と与えるという点はデビュー当初から変わらずにあり続けていることが分かります。
知らない景色がどこか怖いんだろう?
君の声で笑顔で形ないドアを開け放てるさ
勇敢なる君では”シュンとしないで今Onlyname…”や
”妙に心の元気失せたそんな今日ならば”といったネガティブで
どこか夢に対して後ろ向きになっている主人公に対し
「不安はどうにかするから一緒に踏み出さないか?」「そっと背中押していいかい?」と気持ちを聞き出して「何もかも受け止める!」「逆境さえチャンスに出来るぜ!」と主人公を前向きな言葉掛けで送りだしていました。
今回の新曲ではFRAMEとしての活動も長くなり主人公との関係性も深くなった分、「1人じゃないのさ」「キミはBraver」と見守り背中を押してくれるServant(FRAME)がいるなら大丈夫かもしれない…!という長年FRAMEを応援してきたファン、そしてプロデューサーとの強い信頼関係があるからこそ「知らない景色がどこか怖いんだろう?」と気持ちを読んでいるような言い回しだったり「君の声で笑顔でカタチないドアを開け放てるさ」といつも通り自分らしく進む事を進めたりと1歩踏み込んだ支え方をしているのではないかと感じました。そしてこのパートに注目してみるとキュルキュルキュルという音が入り、その後の握野英雄さんの「君の声で…」で駆け足にも似たようなドラム音が入ってきます。委縮してしまう主人公がFRAMEが駆け付けたことで前向きになっていくのを表しているのではないか?と感じられました。
Brand new DAY 次の Brand new STAGEへと
連れていくからさあ出ておいで
思うよりも世界は優しく綺麗なはずさ
再び勇敢なる君への歌詞のお話をしますが「そっと背中押していいかい?」とFRAMEが主人公の後ろに立つ立ち位置でした。今回は「連れていくからさあ出ておいで」と誘う歌詞です。連れていくという事は位置関係でいうと横もしくは主人公の正面に居ないと伝えられない文章です。
FRAMEは関係を築いてきた主人公であれば判断できると”信じているから”
この表現になったのではないかと推測されます。そしてその後の一押し「連れていくから」という面ではFRAMEの力強さを、そして「思うより世界は優しく綺麗なはずさ」という面では主人公の気持ちに立ち寄り添いの姿勢を見せる。FRAMEの応援はただ言葉を掛けるだけではなく見守ることも大事にしている事が分かります。
きっと越えられる so1,2…STEP for DREAM
きっと超えるのさ ワンステップアウト of the FRAME
FRAMEに小さな勇気を貰い、今までの踏み出せずにいた”場所””時間”から
ドアを開け放った主人公だから最初は”越える”そしてステップアウト(歩調を早める)し新しい世界を目指すため”超える”という表現に変わる
という主人公の心理描写に合わせた言葉選びなのではないかと感じました。
ただ、ステップアウトではなくワンステップアウトという言い回し。
ワンが付くことで本来の意味の”急ぐ”ではなく”少し軽やかな足取り”という表現に感じられます。今回CDに同時収録されているFRAME各メンバーのソロの歌詞で「OK ぶらりいこうぜ」(握野英雄 ソロアトモスフィア)
「大事な皆に出会えた一緒に越えていくんだ」(木村龍ソロSPARKLESIGN)
「一瞬ごとに降り注いでほしい君が君としていられる時が」(信玄誠司ソロTick Tack Voice)と”自分らしさ”そして”共に過ごす時間”という部分が大切にされています。その優しさが”ワンステップアウト”という歌詞に隠されているのではないでしょうか。そして勇敢なる君へでは1番ではFRAME、2番ではDREAMでしたが今回は逆になっているんです。まだ夢を掴んでいない主人公がFRAMEと共に挑戦を始めるからこの順番なのではないでしょうか。
晴れには傘を持って雨には遠出しよう
今日の予報・想像じゃ明日なんて全部描けないさ
サイスタで開催されたGROWING SIGN@L -Plus 1 Good Day!-では
朝の情報番組のテーマソングに決まり、時事ニュースについては誠司さん。お天気コーナーは龍。視聴者の相談を解決する英雄さん。(ぜひドラマCDも聴いていただきたいです)と各コーナーを担当することになった三人が描かれていました。また楽曲Plus 1 Good Day!では「発揮して想像」「広がっていく視界でいよう!」といった歌詞が出てきます。
朝の情報番組は年代問わず多くの人が情報を受け取るいわば「自分と世界との繋がりの場所」だと考えられます。そのため主人公が新しいステージへ
前向きに進んでいくためTVの中から支えてくれるFRAMEの姿がここで表現されているのではないかと感じました。
また、このお仕事はFRAMEとしても初めての経験だったため主人公の初めてとFRAMEの初めてが重なり合い、まるでFRAMEが「初めての事は緊張するよな」と共感している描写にも感じられました。
見えないルールなんて蹴っ飛ばしてやれ!
君の選ぶ答えが自由で自在な未来になるさ
今までは主人公に語り掛けるような歌詞が多かったのですが、急に力強さが増していきます。おそらく1番で優しく綺麗な世界から連れ出しさらにリミットの無い自分を解き放つ、殻を破れるように強さを前面に出した歌詞なのだと解釈しました。そしてこのパートを歌うのが元・警察官の握野英雄さんです。彼は「歌で多くの子ども達に君は1人じゃないという事を伝えたい」という理由でアイドルの道を進み始めました。(詳しくはエピソードゼロ FRAME 第1話 スタート地点に立つ EPISODE06~10を見てください)
前職で思いを上手く伝えられない子ども達を見て「どうにかしてやりたい」という強い思いが「蹴っ飛ばしてやれ!」という言葉に込められています。
Brand new EYES 君の Brand new SKY GATEを
心は加速してるんだろう?
リミットある世界=君の限界ではないさ
リビングアイズヒーローで「飛び立てよ駆け抜けろ」と主人公を鼓舞しONE to DREAM!で「心は加速しているんだろう?」と問いかける流れだったら胸熱ですね。(急な語彙力の低下)
そして「空」というキーワードは英雄さんのアトモスフィア、龍のSPARKLE SIGN、誠司さんのGO AHEAD SMILE!と各ソロに共通して登場しています。
晴れの日もあれば雨の日もある。そんな空模様を期待と不安でいっぱいな主人公の心情になぞらえているのではないでしょうか。
そうさ、見上げたその場所に(1.2…for DREAM)
いつも出口ならあるから(ONE to YOUR DREAM)
広がる(視界へ)想いを(浮かべて)
リミットない自分を 解き放て
ここでギターの音が強く入り、主人公がさらに夢に向かい加速し
それを後方支援するかのようにDREAMという歌詞が繰り返されます。
1番では知らない景色に怖さを感じていた主人公が今では
共に塗りなおした地図を進んでいく姿。そして主人公に「リミットない自分を解き放て」とメッセージを伝えるFRAME。
タイトル通り共に1つの夢を叶える姿が描かれています。
ということで、ところどころではありますが以上が私の感想となります。
以前リリースされたFRAMEの楽曲も絡めて書き連ねましたが
今回の楽曲を聴いて「このフレーズ聞き覚えあるな」という点が多くあり
今までのFRAMEと我々プロデューサー、ファンとの繋がりが深まったから
こその表現もあるなと感じました。
私事ではありますがちょうど発売時期に初めての転職活動を行っており
歌詞通りBrand new STAGEに進むタイミングでした。
面接を受けたものの焦りから頭が真っ白になり「絶対うまくいかなかったな…」という絶望感でふらついた足でアニメイトに向かい
CDをフラゲ。家に帰り歌詞カードの「もしもまだ踏み出せずひとりでいるならいつだって手をとろう心配なんていらないから」という一文を見た瞬間にぼろぼろに泣きました。(その後3人のソロでもずっと泣いていましたが)
これはFRAMEから私へのエールだ!と捉え様々な会社も受け以前よりも積極的に転職活動を進めたおかげで無事内定を頂くことが出来ました。
この新生活のタイミングで出してくれた事本当に感謝しかありません。
拙い文章ではありますが少しでもこの曲の魅力が伝われば幸いです。
それでは最後に皆さんで彼らの名前を叫びましょう。
きっと超えるのさワンステップアウト of the