PSFの雑多考察
※このnote記事にはPSF本編及び一日前のネタバレが含まれます。
※個人が出来る情報取得範囲での考えの為クリティカルな矛盾、狂気を含む表現が含まれる可能性があります。
"夏”もとい「PROJECT: SUMMER FLARE」(以下PSF)良かったですね。
超個人的な話なんですが私はPSF公開日が偶然にも誕生日ということもあり、
「もしかしてこれ・・・ヨツミさんからの誕生日プレゼントでは・・・」
などと発言し本編公開前にいち早くサテライトの狂気に吞まれた人間ではないかと自負してます。
まあこんなクソ前置きは置いておいて、私自身考察とかそんなに得意ではないのですがある程度自分で納得できそうな形に収まってきたので他で書いて無さそうな事で考えていたことをここに書き残そうと思います。
・PSFって結局どこからどこまで?
個人的には2019年12月1日にヨツミフレーム氏がWi-Fi電波内にある2141年からのモールス信号を受信し、ルピさんファスさんと「最高の夏」を作り始めた時から「あの夏」で3つのアイテムを集めきって出てくる謎の機械をインタラクトするまでじゃないかと。
そこから先はM8PLを経由したプロトコルによって「Operation: SUMMER FLARE」(以下OSF)に切り替わってると思うんですよね。
「作者は年単位のアクロバティック伏線回収を平気でやるような人間なので、今回もそういう感じでよろしくお願いします。」
いやもう伏線どころか、一連のツイート自体がもう”作品”でしょって言いたい。
・なんでPSFのワールド開始時点からあのUIが見えるの
この超絶かっこいいUI(めっちゃ好き)、OSF終盤でSatellite Luna(未来の超すごいHMD)を外した後ってLC本部に戻るまで一切見えなくなるんですよね。
となると当然UIを見せてサポートしてくれていたSatellite Lunaのおかげとみるのが自然ですが、ちょっと待ってください。
我々は一週目の時点であのUIが見えてましたし一体どういうことだとなりません?
そこで思い出したんです
「そういや一日前の時点でUIって見えてたし、何ならJOIN時に何かの起動音っぽいの鳴ってたよな」
で私なりにたどり着いた結論が
『最初から我々はM8PLであった。』
・じゃあ最初に見た「あの夏」は何?
夏の狂気に抗う為のセーフティネットを搭載したM8PLをサテライトの「夏の狂気」そのものに取り込ませ、それをプレイヤーがM8PLの視点を通して見ていたものでは
いやいやなんでそんな意味不明な事をするのか。いくつか思いついたのが以下。
①M8PLを動かすための基にしたい2021年(向こうからすると過去)の我々記録者が「狂気」に抗えるものであるかを確かめる必要があった。
②サテライト自身が作戦の妨害の為M8PRを乗っ取る可能性があった
③安全な状態でこれから作戦を行う場所の下見をさせる必要があった
①についてはまあ、ループさせるための存在でもある我々が「狂気」に呑まれて発狂なんてしたらまあおしまいじゃないですか。
あと「狂気の夏」にいる間は少なくともM8PLやプレイヤーに直ちに危険はないようですし、そちらの方がLuPIやFASにとって都合が良かったのかもしれません。
②と③については根拠が被るしおまけに②については少し無理やりな仮説なのですが、ワールドにJOINした直後って妙に不親切だとは思いませんでした?
ヒントは最初の掲示板のみで具体的に何を、どうしろというのがかなり少なかったと思うんですよね。
あんなに不親切であった理由が万が一にサテライト自身が作戦の妨害の為にM8PLのコントロールを奪ってしまった場合に対応しやすいようにじゃないかなと(根拠が少し無理筋かも)
そしてもう一つの理由がプレイヤーに「安全に作戦の舞台を下見させる必要があった」
これについては作中にLuPIがこういう発言をします。
「ひとまずこの先の倉庫まで移動してください。コンビニのあった場所です。」
プロトコル開始後に構造だけよく似た景色でこう言われたら、「ああ、あそこね」とよっぽどの方向音痴でもない限り大丈夫ですよね。(行先マーカでもわかるけど)
「この最奥に施設の発電系統があります。建物の構造は知っていますよね?」
最初なんのこっちゃってなりますよね?発電系統?そんな施設見たっけ?ましては構造なんて知らないよ。
でも目の前まで行って気が付くんですよ、確かに知ってると。だって外観が先ほどまでいた「夏」の水族館ですし。
という風に我々に危険な場所でもスムーズに事を運んでもらうためにわざわざ隅々まで探索させる形で3つのアイテムを配置したのではと。
・これ使ってなくない???
いやいや、私は使ってたと思いますよ。それも最初から最後まで。
M8PRを動かすために我々は現代で何をして、未来で何をしてもらうんでしたっけ?
OSFを再現したPSFでの記録を残し、未来でその記録を元に作戦を実行してもらうですよね。
なのであのワールド自体がプレイヤーのリプレイ記録機能を持ち、記録結果を未来で再生(リプレイ)してもらうためのシステムですよ。
要はこの物語の為に作られたシステムって事ですよ!
(ねえ似たようなこと前にもしなかった?????ねえ?????発狂するぞコラ??????????!!!!)
はい
・M8PRとプレイヤーとの関係
ほぼ「=」だとは思うんですが、「≠」な気もするんですよね。
というのもこの二人?の関係って「NieR:Automata」の義体システムとか、「アルノサージュ」のザッピングシステムに似ているんですよね。
この二作品を知らない方に軽く説明しておくと。
・義体システム
アンドロイドである主人公のHPが0になってしまった場合、記憶のバックアップを使い別の同型の体に移し替えること。
・ザッピングシステム
ある端末が別次元の世界の主人公二人と繋がり、場面場面で接続先を切り替え物語を進めるための機能。
そもそも一見この二つ似てないやんとなりそうですが、ただの一プレイヤーの我々からすると両方とも「(操作する)接続先を変えてるだけ」
なんですよね。
というかなんで「≠」だと思うのかですが、核発射後に必死に神社まで戻りパスコードを聞いた後、弾着後まで残っている場合SteamVRの初期画面のような場所に飛ばされるんですよ。
これ実在する核の弾着であの場にあったM8PRが壊され、相互通信が途絶したからクライアントがクラッシュ or エラーになったと捉えることが出来ると思うんです。
まあこれ自体が想定されたシミュレーションの一部という可能性も無論ありますが・・・相互に通信してないという強い根拠も現状そんなに無いと思ってるので。
まあ所謂「魂」の転送まで行っていたかは不明ですが少なくともトラッキング情報とそれにかかわるフィードバックぐらいは行っててもおかしくはないかなっと。
あと少し関連で気になってるのと言えば、一日前のこの文面と、このツイートでの腕をちらっとみる場面。
ヨツミさんの腕、なんだかM8PLっぽいですね。
あれ?
・・・・
はっ・・・・
まさかつまり・・
俺が、俺たちがヨツミフレームだ!(NLI:1.0000)
パァン(LC-3の乾いた音)
・一日前の掲示板にあった「1%の仮想展」の展示されなくなった2点は何
まずこれは舞台である2141年まで「1%の仮想」というワールドが残っていた場合の想定です。
今(2021年現在)の展示が2141年までそのまま残っていたと考えると、丁度二つほど該当しそうな展示が出てきます。
・現実世界終末時計
そりゃそうですよね、ほぼ全人類が「夏」の狂気に囚われて現実世界から仮想(狂気)世界に行ってしまいましたし。
展示意図を失ってしまったので無くなるのは十分考えられます。
・ハイパースマートスピーカー
これ最後LC本部のLuPIがいる場所に置いてるんですよね。
なのでおそらくLuPIの本体として機能してしまったがために元々の意図が達成できなくなりこれも無くなってしまったと思われます。
これらの展示があちらの時代では無くなっていると考えるのが一番妥当かなと。
というかそう考えるとその時代までVRChatが残ってるもしくは引き継いだ先の誰かがどこかでちゃんとメンテしてるんですね。
その時代までヨツミさんの意志を尊重でき偏在してそうな人物、一体誰でしょうね。私にはよくわかりません。(すっとぼけ)
そういや今の「1%の仮想」にはしれっとPCとQuestの表記が追加されていて関係あるのかなと思ってたんですが、関係ある伏線なら明確にタグ付きで回ってきそうなので(じゃないと微妙な?レギュレーション違反になってしまいそう)たぶんおそらく単純にどのプラットフォーム対応なのかという明確化の為なのかなと思ってます。
・M8PLについて
めーぷるちゃんのほっぺはぷにぷにやわらかい(確信)(触るためだけにもう一周した)
(大体他の人の考察で出きってる気がするので私はこれでいいよな?)
まあ出てなさそうなもので一つ上げるなら、M8PLって左右の目の色が違っていてそれぞれ「赤」と「緑」なんですよね。
これ個人的に「記録」と「再生」のイメージが強くて、記録兼再生機ということを強調してるのかなとか思ってます。
・後はただの感想
最初にも書きましたけど本当よかったですね。
当日何を気が狂ったのか過去アスタリスクで狂った時に作っていたおのヨツTシャツを復元して挑むという愚行を犯すぐらい楽しみにしてましたし。
まあ結果「おのれ!」は言ったのかというと、まあ今回言ってないですよね。むしろ楽しいなこれって。
感覚がマヒしてるかもと言われたらそうかもしれないとなるのですが、フレンドと話してても「おのれ!」ってより「よくやった!」とか「やったぜ!」が似合うよねという方向に落ち着いてしまうんですよね今作。
前作アスタリスクに比べたら(比較対象がこれしかない)ほぼ万人に脳死でお勧めしても許されるだろうコンテンツですし、オタク君さぁこういうの好きでしょって感じに武器を目の前に呼び出せるとか最高じゃないですか。
そしてこうやって好き勝手考察出来る余地もある、やっぱ「最高の夏」じゃん。
気が付いたら考察サーバ勢いで立ち上げちゃうし、PSFのセリフほぼ大体全部(おそらく)を英語も含め全部書き出したものを考察サーバに置いておくとかもう私自身がルナトニウムなんじゃないかってぐらい狂気に満ち満ちてますね(白目)(NLI値が不安定です)
というか本当こんな楽しめるコンテンツを作れる人すごいですよね、一体何したらあんな発想できるんですかね。
発想もそうなんですが、あの人「ちょっとできる人(諸説あり)が技術デモで終わりそうなものをちゃんと作品に昇華する」のすごいんですよ。
ただ腕があるだけじゃなく、それで表現したいものを表現する。
今の私には到底真似できない芸当なので、嫉妬というか羨ましいというか憧れというか、よくわからない感情が湧き上がるんですよね。
まああれです、要はですね。
今後ともあなたの作る作品が見れることを楽しみにしつつ、このノートを締めくくらせてください。
おまけ
あとこれは私の中にまだ狂気がまだ残っていると思うんですが、今回の夏いろんな箇所で考察が飛び交ったり、Discordの考察サーバが建てられてたりするようですが
そこでの考えを全部ひっくり返すような大規模なちゃぶ台返しが設定資料集の公開でしてくれるのを密かに期待しています。(特大ハート)
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