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屋久島を学ぶ①植物の日

普段、何気ない風景も「目ができてくる」と、見える風景に発見が多くなります。それはデザインも一緒だったりする。見た瞬間、全体の色や彩度、コントラスト、バランス、何px ズレてるとかババババーーーって違和感情報が入ってくる。

それって、山の中でも同じなんじゃないのかなー?と思うようになりました。わたしの目に見えた「これなに?あれなに?」の質問にかたっぱしから答えてくれる小原さん(YNAC)には、この森や山はどう見えているんだろう?それに少し近づけたら、もっとおもしろいんじゃないだろうか??

…ということで、この日は植物の目をつくる日。照葉樹が多い場所で植物を採集して、特徴から名前をつなげながら標本づくりまでをやる回です。

■まずこの中から枝葉を採集

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すみません、今の段階ではどれも同じに見えます…。

ここから「多分これは種類が違う!」というものを、感覚でいいのでとにかく集めていきます。

■並べてみる

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あれ?なんだか同じように見えていた枝葉が、似てるような、全然違うような…。そして明らかに似ているやつは、同じ箇所にまとめながらもジッと観察。

■特徴をしっかりと捉える

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採集した枝葉を図鑑と照らし合わせて調べてみる。
そして、新聞に挟みながら特徴を一言メモしていく。

・葉脈:へこんでる?隆起してる?3行並んでる?
・葉裏:ふさふさしていたり、色が違ったり
・互生/対生:葉の柄が対象に生えてるのか交互に生えてるのか
・葉の縁:鋸歯(ギザギザ)なのか、ツルッと曲線なのか
・手触り:トゲがあるのか、ツルツルなのか
・色:緑?黄緑?表は?裏は??
・香り:葉をちぎってみて、よい香りする?
・実:色、形
・冬芽:ふさふさか、大きいか、丸いか、細長いか
・若い木と大人の木でまた特徴が変わるものもある
・ダニ部屋がある !!!

などなど、チェックポイントが実に多い…!!

特徴がわかってくると、なんだか少しだけ身近になったような気がしてうれしいくなるなぁ。

知識を持って、ポイントをつかんで、よく観察する。うんうん。

■帰ってからまとめてみる

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採集日、場所、採集者、特徴をかきこむ。

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1週間後、ファイルに張り付けて標本のできあがり。

この日以来、山に入る時は「この樹の名前は?特徴は?」という、超ウルトラクイズドン!が日々行われています。(だいたい不正解)
気づけることも少しずつ増えて、たのしくなってまいりましたー!!

普段何気なく見逃している世界は、魅力いっぱいで、おもしろい特徴や習性があることを理解しました。クスノキはアボカドのグループなのか!!とかも知らず、実をパクッと食べたら爽やかでおいしい…

このような感じで、現在学んでることをちょこちょことまとめていきたいと思っております!次回は山の日。


きっかけも一緒に載せておきます!


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