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元気度チェックを始めた結果、自分はいつでも元気ではないことに気付いた話

「会社組織での会議を円滑に進める」「チームビルディング」などの目的で、会議を始める前のチェックインや会議後のチェックアウトをする仕組みがある。これらを取り入れている人も多いのではないでしょうか。

そのうちのひとつに「元気度チェック」という仕組みがある。私が最近関わらせてもらっているIMPRO KIDS TOKYO(素敵な団体なのでぜひチェックしてね)でよく実施している。

元気度チェックとは・・・
自分が今「どれくらい元気か」ということを1〜5の数字で表す。自分の元気度を相手にオープンにしてそれぞれが共有することで、適切に相手を気遣いながら会議ができる

初めてこの「元気度チェック」をした日。

「基本が5ではないの?」と思っている自分がいた。そしてそこから2週間くらいはずっと5を出し続けていたし、5であると本気で思っていた。

でも、他の人が話してくれる元気度の詳細を聞いていくうちに考えが変わってきた。

「昨日はなかなか寝れなくて、ちょっとだるい感じがするから3」 
「なんか分かんないけどお腹の調子が良くないので2」
「頑張ってることが上手くいかなくて悲しい、1」

あれ?意外とみんな元気じゃない?
でも言われてみれば、私にもそんな日がある。というより、昨日も今日もそんな元気ではなかったかもしれない、と感じる。

そして一番衝撃だった振り返り。それは

「気持ちは元気なんだけど、ちょっと眠いから3」

これを聞いたときの衝撃はかなり大きかった。それは、気持ちの元気度と身体の元気度は必ずしも一致しないことを知ったから。

振り返ると、私を動かしてくれるのはいつも気持ちで、足を引っ張るのも気持ちであることが多い。逆に体調が悪くて動けないとかお腹痛いから仕事を休むことはほとんどない。

だから、いつも気にしているのは自分の気持ちで、身体のことは二の次だしそもそも気にしてなかった。しかも、自分の気持ちを高めていくことは結構得意。結果、自分の元気度は大体5だと言うことが多かった。

でも、元気度チェックを始めて、自分も眠い時があるし頭痛い時があって、なんだかよくわからないけどだるい時間があることに気付いた。

まだまだ自分の体調を察知するのは苦手だけど、少しずつ自分の状態を確認してみんなに伝えるようにしている。

私が今関わっている団体の人たちは「体調管理も仕事のうち(だから体調崩すなんてけしからん)」みたいなことをいう人は1人もいない。(冷静に考えると、これって暴論よね)

「みんな状況はバラバラだけど、今のその状態でできることしよう」という考え方。あぁなんて素敵かつ生産性のある思考なんだ。

自分の状態をオープンにして、相手の状態を知るための「元気度チェック」で、自分を知ることができた。そんな話。

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森純子(もりじゅん)
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