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アヘアヘキングダム2ndSeason Story 26

<Dialog Yuimi and Mariko at RenRenRecords ― ユィミと毬固の会話 レンレコ内にて>
ユ: あ、毬固ちゃん(´ゆωゆ`)ノ
毬: ゆぃみさん、こんにちは!!!!
ユ: …毬固ちゃん、今日も元気だねw 
毬: いえ…こーみえても、けっこうきんちょうしてます!!!!
ユ: そかw
毬: ゆぃみさんはどうですか!!?
ユ: うん。まああたしも多少はね…でも、覚悟決めてきたから(`・ω・´)
毬: …そうですか!!!!私も、もうやるしかないって感じで!!!!うおおおおおおおおおおおお!!!!やりますよおおおおおおおおお!!!
ユ: ww お互い、ベストを尽くそうね。
毬: はい!!! がんばりましょう!!!!!

<Dialog Nyamsan and Rakia at the amusement park ― ニャムサンとラキアの会話 遊園地にて>
ニャ:ウォーター・スライダーって初めて乗ったけど、水しぶきスゴイねww でも、楽しかったぁ(*´∇`*)
ラ: …う、うん(ビ、ビショビショなんですけど、僕…)
ニャ:あ!次あれ乗ろうよ(☆ФωФ)σ じぇっとこーすたー☆
ラ: ジェッ…
ニャ:ささ、いこいこー♪

<Dialog Neesou,Ain,Shouko and Ryouji ―― ネーソー一家の会話>
ア: おかえりパパー( ´∀`)ノ
リ: ただいま、アイン(^^)
ネ: おう、おかえり。
リ: …久しぶりだな、ネーソー。
ネ: あ、おふくろ、例の話は…
シ: フフ…いきなりその話題?(笑)
ネ: いや、だってよお…
シ: 気になってたのね( ^ω^ )
ネ: そりゃあ、あんな言い方されたらさあ…
リ: 例の話って?
シ: 「リョウジさんが戻ってきたら、あの事を話す」って、2人には言ってたのよ( ^ω^ )
リ: ああ、そのことか(^^) 
ネ: …なあ、もったいぶらずに話してくれよ。
ア: うん、僕も気になる。
リ: 良いだろう…ただ、ここで話すのは何だな(苦笑)
シ: そうね(笑)
ア: え?
ネ: あ?
リ: 出かけようか。
ネ: (´◉◞⊖◟◉`)??
ア: ( ・∀・)??
シ: いいから( ^ω^ ) 久々に家族4人揃ったんだし、出かけるのも悪くないでしょ?行った先で話するから。
リ: よし、では支度しよう(^^)

<Yuimi’s Case ―― ユィミの場合>
聴いてくれる人の、心に寄り添えるような歌を歌える歌手になりたいです。

心が疲れた時、ふと、よっかかれるような。
そんな歌を、歌いたいと思っています。

<Dialog Neesou,Ain,Shouko and Ryouji ―― ネーソー一家の会話>
リ: よし、着いたぞ。降りてくれ。
ア: え?ここ…AHKホール?
リ: …ああ。
ネ: あ?メシでも食いながら話すんじゃねーのか?
ア: うん、僕もそう思ってた。
シ: さ、降りましょ( ^ω^ )
ネ: …んだよオヤジ、誰かのコンサートでも観るんか。
リ: 観るんじゃない。開くんだよ。
ネ: は?(´◉◞⊖◟◉`)
ア: ( ・∀・)?

ユ: 待ってたわよ笑
ネ: あ…ユーヤさん(´◉◞⊖◟◉`) 
タ: …ネーソーくん、アインちゃん、久しぶりね。
ネ: お、お久しぶりっす…
ア: ユーヤさん こんにちは( ´∀`)ノ
リ: ユーヤさん、準備の方は、いかがですか。
ユ: もちろん、ばっちりですよ。
シ: ありがと( ^ω^ ) じゃ、ユーヤ、行こうか。
ユ: うん。ネーソーくん、アインちゃん、また後でねー。
ネ: (´◉◞⊖◟◉`)??
ア: (そーいうことかw) ハーイ( ´∀`)ノ
ネ: いや……え?何?(´◉◞⊖◟◉`)

<Mariko’s Case ―― 毬固の場合>
はい!!!!
聴いていて「たのしい!!!!」ってなるような、うたをうたいたいです!!!!

おちこんでる時、つらい時、生きていればたくさんありますけど、
そんなときは、私のうたをきいて、えがおになってもらいたいです!!!!!!!


<Dialog Nyamsan and Rakia at the amusement park ― ニャムサンとラキアの会話 遊園地にて>
ニャ:楽しかった~(*´∇`*) ジェットコースター、久々に乗ったけど、
やっぱり楽しいね☆
ラ: …そ、そうだね(*^_^*) (ちょっと怖かった…)
ニャ:あ!ラキアたん、クレープ売ってるよ(。◕ˇωˇ◕。)σ 
ラ: クレ…
ニャ:食べたいニャン(☆ФωФ)

<Yuuya’s Case ―― ユーヤの場合>
この日に向けて、ショウコと練習してきたけど…こうして楽屋に一緒にいると、不思議な感覚がする。近くで見ていると、少しずつ集中力を高めているのが分かる。ブランクはあっても、やっぱり彼女はプロ。このメンバーの中に入っても、見劣りしないどころか…一流の演奏家にしかない、独特のオーラがある。

ただ時折、楽屋を見渡しては、優しい表情になったり。
懐かしいんだろうな。

ショウコが初めてプロのヴァイオリニストとして演奏したのが、このAHKホール。ショウコが音楽家として再出発するなら、やっぱりここしかなかった。この会場を押えてくれたタチバナくんには、ホント、感謝しなきゃいけない。

ただ、タチバナくん、今日来られないんだよね。さっき電話で話した時も、「行けなくて残念です…」って、相当がっかりしてたな…。ショウコも残念がってたし。その理由が、私の娘のオーディションだって言うんだから、何だか複雑な気分…

さ、こちらも集中しないと。
私だって、ピアニストとして舞台に立つのは、久々だ。

<Neesou’s Case ―― ネーソーの場合>
スゲーだだっ広い会場なのに、スゲー静か。
そらそうだわな。オヤジとアインと俺っちの3人しかいないんだから。

(´◉◞⊖◟◉`) ……

マジかよ。
いや、さすがに状況はのみ込めたけど…

「おふくろがまたバイオリンを弾いてる姿、見てみてえなww」
「…そう?( ^ω^ )」

おふくろ…

マジかよ!!

<Ryouji’s Case ―― リョウジの場合>
頑張れ、ショウコ。
僕らの、新たな夢。その第一歩だ(^^)

<Ain’s Case ―― アインの場合>
会場の照明が消えた。

ママ…


ユ: ほら、行ってきなさいよ。
シ: …うん。

<Shouko’s Case ―― ショウコの場合>
ふふ…びっくりした?( ^ω^ ) 久々に、頑張ってみたわ(笑)

え?…だって、「ヴァイオリン弾く姿、見てみたい」って、ネーソーが言ってたから( ^ω^ ) アイン、もちろんあなたにも、見せたかった。

2人ともちょっとだけ、私の話聞いてくれる?

私はね、4歳からヴァイオリンを始めて…学生時代はもちろん、結婚して、ネーソーとアインを産んでも、ずっと続けてきて。ただ、2人と一緒にいられる時間が少なくて…ちゃんとした育児はしてなかった。母親としては、失格よね。

ううん、そんなことあるわ(苦笑)。忙しいっていうのを、言い訳にしてね…
寂しい思いをさせて、ごめんね。

ネーソーが出ていった時、思ったの。私がちゃんと家にいて、「行ってらっしゃい」とか「おかえりなさい」とか、言うべきだったって。ネーソーが学校から帰ってきたら、色々話を聞いたり…親子として、もっとしっかり触れあうべきだったってね。

それで、私は第一線から退いたの。で、2人とも知ってる通り、その後病気になって。リョウジさんの仕事のこともあったし…もうヴァイオリニストとして舞台に立つことはないだろうなあ…って思ってた。

ただ、入院していた時も、たまに舞台に立って演奏する夢は見てたの。心の奥では、「またいつか」って気持ちがあったのよね。まあでも、やっぱりリハビリはつらくて(苦笑)。ネーソーは近くで見てたから、分かると思うけど。1人でトイレに行くとか、1人でお風呂に入るとか…最初は、そういう普通の日常生活に早く戻りたいって気持ちだけで…だけど、ある程度身体が動かせるようになったら、今度は欲が出て来ちゃった( ^ω^ )

そこから「ネーソーとアインに、もう一度ヴァイオリンを演奏する姿を見せたい」って目標が出来て、リョウジさん、ムネさん、ミサキ先生、ユーヤ、
タチバナくん…たくさんの人が支えてくれてね。今日を迎えられた。

それでね…もう1つだけ、わがまま言ってもいい?(笑) こうなったら私、もう一度プロのヴァイオリニストになりたい。今日演奏してみて、改めて思った。舞台で演奏してるとね、自分の心が喜んでるのが分かるの( ^ω^ )

…うん。確かに、現実的には難しいかもしれない。でもね、どうしてもチャレンジしたい。私、欲張りだから(笑)

で、ここから肝心な話なんだけど…しばらくの間、日本を離れようと思うの。今の私は、国内でプロとして復帰できるレベルじゃない。私は、学生時代ドイツに留学したことがあって、そこが自分の音楽的ルーツだと思っていて……

うん、そういうこと( ^ω^ ) 
2人はどう思う?

<Ain’s Case ―― アインの場合>
それは…ママの夢だって言うなら、応援はしたいけど…正直僕は心配だよ
(´・ω・`)…やっぱり体のこともあるし…

<Ryouji’s Case ―― リョウジの場合>
アイン、私が付きっきりでサポートするから、心配いらないよ(^^)

…ネーソーは、どう思うんだ?

<Neesou’s Case ―― ネーソーの場合>
どう思うも何も、止めたって、どうせ行くんだろ?w

<Shouko’s Case ―― ショウコの場合>
( ^ω^ )

<Tachibana’s Case ―― タチバナの場合>
AHKホールに向かってくれ。なるべく急ぎで頼む。

…もう演奏は終わっているだろうな。
久々のショウコさんとユーヤさんの共演、観ておきたかった。
まあ、一言だけでも、復帰のお祝いの言葉をかけさせてもらおう。

こっちはひとまず、最終選考が無事に終わって良かった。
やはり、思っていた通り。
毬固ちゃんが太陽だとすれば、ユィミさんは月。

…うん、決まりだ。


<STORY 27 preview ―― 次回予告>
 ママから学んだこと / ときめきメモリニャム(*´∇`*)~後篇
 鍵 / ほんの少しのヒッヒッヒッヒッ
(✧≖‿ゝ≖) coming soon
※モデルこそいますが、あくまでもフィクションです。

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