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アヘアヘキングダム1st Season Story 1

♪らららコッペパン

<Neesou’s Case  ―― ネーソーの場合>
ねっみ。マジでねみーわ。コーヒーでも飲むべ。はぁぁぁぁあっ、今日は静かやな。みんなバイト行ってんのか。ま、頑張っていただきたいものですな。ニャハハハ。あ、そいや、俺っちがこのアパートに来てどんくらい経つんだろ??そだ、頼まれていたサムネ描かなきゃ…

そんなこと考えていたら、いつの間にかやかんが、「早よ止めろや!」って叫んでいた。うるせっつーの(´◉◞⊖◟◉`)

それにしても、昨日聴いたトキユのリミックス、やばかったなあ。何だっけ、あれ。ネトゲ…ネトゲ超人モーニングコールだっけ??ま、いいや。とにかくやべかった。あいつ、本気でプロになるつもりなんかな。あいつなら、いけそうな気もするけど…

おぬこもゆたさんも今度オーディションあるって言ってたし、ラキアはラキアで相変わらず研究熱心だし。皆それぞれの道に向けて頑張ってる。何か置いていかれてる感ありありなんですけど。ネーソー、ショボン。略してネション。あ、何か寝小便みたいになっちった。ニャハハハハハハハハハ。

でも、冗談抜きに、最近のみんなの頑張りにはけっこー焦ってたりするのは事実。俺っちも、頼まれてイラスト描いたりして、かわいいだの何だのって言われてるけど、今のレベルではプロでは通用しない。自分でも分かってる。何かしら行動が必要だね。それも分かってる。

おふくろのメール、まだ返信してねえや。てか、中身すら確認してねえわ。ま、内容は想像つくけどね。こっちが何言っても「帰ってきなさい」だもんな。「リョウジさんも、口にはしないけど、ネーソーの帰りを待ってるのよ」なんて言ってっけど、ぜってー嘘。おやじは俺のことなんて1%も気にしちゃいねえし、今さら帰ったところで、どーせまたケンカの毎日だ。ただ、おふくろの体調は気になる。

お、おぬこが帰ってきた。

<Nyamusan’s Case  ―― ニャムサンの場合>
「ワンパターンね」って言われた。ひどい。そりゃ、私だって色々な声を使い分けたいと思ってるよ!自分でも分かってるんだよ!あー悔しいっ。いつかギャフンって言わせてやるんだから(。◕ˇωˇ◕。) あ、でも大森さんが実際あの顔で「ギャフン」って言ったら、ちょっと面白いかも。ニャハハ…なんてにやけてたら、窓からネーソーが手を振って出迎えてくれた。

「何にやけてんの~?彼氏でも出来た~?」って相変わらず面倒くさいネーソーはスルーして、部屋に戻る。来週のオーディションに向けて、練習しないと。チョイ役でも何でもいいから、合格したい。今回ばかりは、絶対合格したい!だって、あの櫻井孝宏さんが出るんだもん♪…ま、現場で会うなんてことはないかも知れないけど、――実際そうなったら気絶するだろなw―― チョイ役でも何でも、同じ番組に出られるんだから!同じテロップに登場出来るんだから!おぬこ頑張るっ。

練習の前の腹ごしらえ。お母さんが送ってくれたうどんを茹で茹で。地元のうどんの味は格別だね♪…やっぱお母さん、私に帰ってきてもらいたいのかなぁ…直接は言ってこないけど…そんなこと考えていたら、ピタリと箸が止まってしまったよ。う~ん(´・ω・`)

そういや、ラキアたんから「今日は遅くなるかも」ってメール来てたな。毎晩練習相手になってくれて、本当ありがたいけど、何だか申し訳ない気も…今日くらいは、1人で練習しようかな。

<Rakia’s Case ―― ラキアの場合>
うわっ。やべやべ携帯バイブにしてたわ…あ、ニャムサンからメール。うむ、そうか、今日は1人で練習か。頑張れニャムサン(*^_^*) 

…にしても、待ち合わせ相手、遅っ。大事な話って言うんなら、ちゃんと来てほしい。もうコーヒー3杯目なんですけど。

そう言えば、この前初めて師匠に褒められたな。今までは結構自信があっても、見た瞬間「使い物にならない」だの「1円でも売れない」だの…厳しすぎるんだもんorz まあでも、少しずつ自分の理想とする色に近づいてきてる手ごたえはあるんだよな。誰も見たことがない、究極の桜色!出してみたいなあ~(´-∀-) …あ、来た来た。こっちでーすノシ

はぁ…大事な話って、まさかこんな話だったとは…。「2週間待ってやる」って、2週間で決められるわけないじゃん!これ、相談出来る人いるか?てか、パスポート持ってないぞ。日本語以外、もちろん話せないぞ。どうするどうする…色々考えていたら、頭がネジネj…グルグルしてきた(´*ω*`)

あーユィミの歌で、癒されたい。

<Yuimi’s Case ―― ユィミの場合>
また怒られた。「あなたはベテランなんだから、もっと新人さんに目をかけてあげないと…」って、こっちだって自分の仕事で手いっぱいだっての。休憩なしで頑張ってるのにさ( `д´) ケッ!

確かに、あたしがここでバイトし始めてから大分経つよなあ。大体の仕事は出来るし。いや、あのマネージャーより私の方がよっぽど仕事出来てるよね??それなのにさあ・・・って、キリがないからやめとこ。休憩中くらい、のんびりしなきゃ。のどあめのどあめ…

来週はオーディションだから、のどのケアしないと。ここ乾燥するんだよなあ(´・ω・`) 最近はシフトが多くて、練習もあんまり出来てない。帰りにカラオケ寄って練習していこうかな。ここんとこ夜中に練習ばかりで、皆に何だか申し訳ない気がするし。

でも、みんな文句1つ言わないでいてくれるから、本当ありがたい。トキユさんなんて、「子守歌代わりにしてます」って言ってくれたし。今夜は東京テディベアでも歌っちゃおうかなw さすがに怒られるか…

<Tokiyu’s Case ―― トキユの場合>
…以前から気になっていたが、隣の部屋から不気味なオーラが漂っている。誰が住んでいるのか、定かではない。無論私も知らない。知る由もない。知りたくもない。ただ、時折異様な声がする。ものすごい低音の…あれは鳴き声なのだろうか。あ、フィーモにCD返すの忘れてた。

Nemutaro’s Case ―― ムネたろうの場合>
シメジ…エリンギ…マイタケ…グヘヘ(◞≼●≽◟◞౪◟◞≼●≽◟)

【STORY 2 Preview ―― 次回予告】
フィーモの手作りヨーグルトに住民パニック!/ネーソー、感動の再会のち失神!?/何を言ってるんだろう、この人・・・/ラキアの決断
(✧≖‿ゝ≖) coming soon
※内容はモデルこそいますが、あくまでフィクションです。笑って許して。
※筆者ネタ切r取材のため、soonでない可能性があります。しょーがねえだrご了承下さい。


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