【連載小説】アヘアヘキングダム 3rd Season Story 1
—― 人生とは、自分を見つけることではなく、自分を創ることである。
ジョージ・バーナード・ショー
Opening Theme:午前3時のヘッドフォン/石風呂 feat.そね
【Neesou's Case ネーソーの場合】
壊れた液タブがよーやく戻ってきた。いやー良かった。次のコミケで新刊出します!!って宣言しといて、〆切ブッチ切ったらシャレんなんねーかんなwま、タブレットで線画引けりゃ板タブでもいいんだけども、慣れてねーから全然うまく描けねーんだこれが・・・液タブさん復帰してくれてマジで良かった!!帰ったら遅れ取り戻すぞ!!
うっし、景気づけに久々に公園ショートカットぶちかますか!!ネーソーの華麗なママチャリドリフト、読者のしょくんにお見せしよう(´◉◞⊖◟◉`)ニャハハハ
・・・あれ。誰かいんのか。じゃあドリフトはあそこ通り過ぎてからで・・・
ん・・・?何やってん・・・
!!!!(´○◞⊖◟○`)!!!!
マジか!!!!
おい!!!!待て!!!!
【Koyuki's Case コユキの場合】
誰もいないな。
・・・・・・
ミライ、ママ今からそっちいくからね…
・・・!!
(ドサッ!!!!)
・・・・・・
<Dialog Neesou and Koyuki in the park ネーソーとコユキ 公園にて>
ネ:ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・
コ:・・・・・・
ネ:(間に合った・・・)
コ:・・・・・・
ネ:ハァ・・・ハァ・・・おい、大丈夫か?
コ:(・・・ウン)
ネ:ハァ・・・ハァ・・・焦った…マジで…
コ:・・・・・・
ネ:(こういう時はどうしたら・・・)
コ:・・・
ネ:(病院か?いや、まずは警察か・・・)
コ:・・・どこに電話しようとしてるの?
ネ:いや、とりあえず保護してもら・・・
コ:警察はやめて。
ネ:(´◉◞⊖◟◉`) エ?
コ:大丈夫だから、連絡しないで。お願い。
ネ:いや・・・
【Neesou's Case ネーソーの場合】
どうすりゃいいんだこれ・・・
てか、俺っちがここ通るのが少しでも遅かったら・・・
ダメだ、心臓の鼓動が止まらない・・・
どう処理すりゃいいんだこの状況を!!
とりあえず、この子の気持ちが落ち着くまで、話聞いてみっか・・・そのうち、だれか通るかも知んねーし・・・
【Koyuki's Case コユキの場合】
せっかく決心したのに・・・
もうだめだ。死ぬのが怖い。死ねない。
ミライ、ごめん・・・
<Dialog Neesou and Koyuki in the park ネーソーとコユキ 公園にて>
ネ:・・・ダイジョブか。
コ:・・・・・・うん。
ネ:・・・・・・
コ:・・・・・・
ネ:・・・(´◉◞⊖◟◉`)・・・
コ:・・・どちらさまですか。
ネ:いや、ただの通りすがりだけど・・・
コ:・・・この近くに住んでる人?
ネ:まあ、近所っちゃ近所だけど・・・それよりダイジョブか?
コ:大丈夫。ちょっとまだドキドキしてるけど。
ネ:(ドキドキがとまんねーよ俺っちは!!)
コ:どうして・・・
ネ:ん?
コ:どうして助けたの?
ネ:いや、そりゃあんた、人が死のうとしてたら、止めるのが人の道ってもんでしょーが!!
コ:そか・・・そうだよね・・・助けてくれて、ありがとう・・・
ネ:まま、とりあえず気持ち落ち着かせてな・・・
コ:落ち着いてる。大丈夫。
ネ:(落ち着くのはえーって!!こっちが落ち着いてねーんだって!!)
コ:・・・
ネ:(あー救心欲しい・・・ドキのムネムネさんが止まんねーよ・・・)
コ:あの・・・
ネ:ん?
コ:名前は?
ネ:名前?
コ:うん、名前。
ネ:俺っちの?(´◉◞⊖◟◉`)
コ:俺っちwww
ネ:な、なんだよ!!
コ:俺っちてwww何その1人称wwwアニメの世界の方ですかwww
ネ:べ、別にいいだろ!!
コ:俺っちwwwwwシュワッチwwwwww
ネ:(なんだよ急に・・・ヤバい系のヤツか・・・)
コ:俺っちっていいなー。私も私っちにしようかなw
ネ:(情緒不安定なんかな・・・)
コ:ありがと。今のでちょっとHP回復した。
ネ:そか・・・
コ:でも、警察への電話はダメ( `³´)
ネ:・・・じゃあ、家の人に迎え来てもらうか?
コ:家族はいません。
ネ:(・・・家出少女?)いや、でも1人で帰れねーだろこの状況は。
コ:帰りたくても帰れる家がありません(´雪ω雪`)ウム
ネ:(これは家出確定演出だな)・・・やっぱ警察に電話しよう。
コ:ダメ!!警察に電話したら、このまま目の前の池に飛び込むよ!!
ネ:はぁ!?何言ってんだよ!!
コ:ホントに、連絡しないで。お願い!!
ネ:(警察を異様に嫌がるな・・・犯罪でもしてんのか?) いやでも、このまま放置するわけにもいかねーだろ・・・
コ:放置はしないで。ここにいて。
ネ:どうすりゃいいんだよ・・・
コ:・・・・・・話を聞いてほしい。
ネ:・・・は?
コ:私の話を、聞いてほしい!!(>Д<)
ネ:・・・(´◉◞⊖◟◉`)・・・
コ:話を聞いてください!!(>Д<)
ネ:まぁ・・・別に話聞くくれーなら・・・
コ:ホントに!?聞いてくれる!?( ✧∀✧)
ネ:いや・・・まぁ、俺っちで良ければ・・・
コ:出た俺っちwwwたまごっち、ドロリッチ、俺っちwww
ネ:(何なんコイツ・・・クスリでもやってんのか・・・関わんねー方がいいかな・・・)
コ:で、俺っちさんの名前は?(´雪ω雪`)
ネ:あ、名前か。名前はネーソー。
コ:ネーソーさんは、何してる人?何かの密売人?
ネ:ちゃうわwwwフリーでイラストレーターやってるよ。
コ:イラストレーター!!おお、見たいぞ俺っちアート!!
ネ:(ダメだ・・・このテンションについていけねーわ) で、あんたは?
コ:私はコユキ(´雪ω雪`)
ネ:コユキさんか。良い名前だな。
コ:おお!ありがとう!コユキ感激!!( ✧∀✧)
ネ:・・・・・・
コ:ネーソーさんに、私の話を聞いてもらいたいです!!
ネ:・・・まあ聞くのはいーけど、見ず知らずの俺っちが聞いて、役に立てんのかな・・・
コ:ネーソーさん!!私の話、聞いてください!!!!(>Д<)
ネ:(´◉◞⊖◟◉`)イヤ・・・
コ:聞いてください!!!!(>Д<)
ネ:(ハァァァァァァァ・・・)わーったよ。コユキさんが話して、すっきりするんであれば聞くよ。
コ:やったー!!じゃ、警察には連絡しないって約束してくれる?
ネ:わーった。いったん警察への連絡は止めておく。でも、妙なマネしたらすぐ電話すっかんな。
コ:大丈夫。妙なことはしません。約束します。純粋に、話を聞いてほしいだけです。
ネ:おっけ。んで、コユキさんの話したいことって何よ?
コ:あ、さん付けは止めてください。コユキって呼んでください(´雪ω雪`)コユキデス
ネ:はいはい、よろしくなコユキ。
コ:ヾ(´雪ω雪`)ノ ワーイ
ネ:・・・まあ、話聞くにもここだとなんだな。この時間で、少し肌寒くなってきたしな。どっか近くのカフェにでも入るか。
コ:カフェかぁ。うーん・・・
ネ:・・・嫌なんか?
コ:あまり他の人には、聞かれたくない話だから・・・
ネ:そか。じゃあ居酒屋の個室とかどうだ?
コ:お酒臭いのは苦手。あと酔っ払いは全滅すればいいと思う。
ネ:じゃあ、このあたりでベンチ探すか。
コ:今、外は寒いって言ったじゃん(´雪ω雪`)ナンダシ
ネ:わがまま言うなよ!!どーすりゃいいんだよ!!
コ:なるほど。こんなわがまま女はこの世に必要ないと。はい、分かりました。ちょっくら池泳いできます(´雪ω雪`)サヨウナラ
ネ:まてまてまて!!まてって!!わーったよ!!どっか希望があんのか。
コ:あります!!( ✧∀✧)
ネ:じゃあそこでいーよ。
コ:ホントに!?( ✧∀✧)
ネ:あんま遠いところじゃなければな。
コ:じゃあ、ネーソーさんのおうちがいいです。
ネ:(´◉◞⊖◟◉`)・・・ハ?
コ:ネーソーさんのおうち。
ネ:いやいやいやいやwwwww何言ってんだよwwwww
コ:「ネーソーさんのおうち」って言いました(´雪ω雪`)ナニカ?
ネ:・・・コユキ、お前マジで言ってんのか?
コ:うん。まじ。
ネ:いやいやいやいや・・・家はねーわ・・・
コ:さっき「じゃあそこでいーよ」って言ったじゃん!
ネ:いや、言ったけどお前、家って・・・
コ:「あんま遠いところじゃなければな」って言ったじゃん!ネーソーさんち、近所って言ったじゃん!(>Д<)
ネ:俺んちは選択肢に入ってねーわ!!
コ:うそつき!うそつきはドロボーのはじまり!ネーソーさんはドロボー!丸いヒゲ生やしたドロボー!(>Д<)
ネ:ドロボーじゃねーし!!そしてドロボーのイメージが古い!!
コ:ドロボーじゃないなら、約束守ってよ!(>Д<)
ネ:いやお前待てって・・・いうても初対面だぞ?
コ:はい(´雪ω雪`)ソレガ?
ネ:こんな出会い方で、いきなり家来るって・・・いくらWeb小説でも急展開過ぎるわ・・・
_人人人人人人人人人人人人人人人人人_
>これがめろの小説のやり口だ(´めωめ`)<
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
ネ:!!!!!(´○◞⊖◟○`)!!!!!
コ:・・・どうしたの?(´雪ω雪`)??
ネ:いや、なんでもねー・・・
コ:ネーソーさん、マジメなお願いです。誰にも邪魔されない場所で、私の話を、聞いてください。
ネ:いやいやいや・・・ちょっと待てって・・・
ネ:私の話を聞いてください!!(>Д<)
ネ:話を聞くのは全然いーんだよ。でも家はねーって。
コ:ケガした野良猫を保護するノリで!!
ネ:どんなノリだよ!!
コ:ダメっていうならここでもっかい死ぬ(´雪ω雪`)アディオス
ネ:何言ってんだよ!!
コ:だったら、私の話を聞いてください!!(>Д<)
ネ:(はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ)・・・ちょっと考えさせてくれ。
コ:じゃあ10秒。
ネ:いや、10びょ・・・
コ:10・9・8・・・
ネ:待て。
コ:はい死ぬよー 6・5、時間ないよー
ネ:待てって!!
コ:4・3もうだめだ2・1…はい死n
ネ:あああああああああああああああああああああああもうわーーーーーーーーーーった!!わーーーーーーーーーーーったよ!!イエ連れてきゃいいんだろ連れてきゃよ!!
コ:ヾ(´雪ω雪`)ノ ヤッター
ネ:コユキお前、美人局とかじゃねーよな?自殺と見せかけた新手のサギ集団とかじゃねーよな?
コ:こんな汚い格好の美人局いないでしょw もう1週間着替えてないし、お風呂も入ってないし。
ネ:え?ガチのホームレスなん?ギャグじゃなくて?
コ:ギャグじゃないって。リアル家なき子。だから、ネーソーさんのおうちでシャワー浴びさせてもらえたら嬉しいです。
ネ:コユキ・・・お前いろいろすげーな・・・逆にちょっと興味沸いてきたわ。
コ:それはエロい意味で?(´雪ω雪`)ヤダァ
ネ:ちゃうわwww はぁ・・・じゃあ行くか。俺んちケッコー散らかってっけど、それは勘弁な。
コ:(´雪ω雪`)ノ ハーイ
【Misaki's Case ミサキの場合】
・・・・・・(´美ω咲`)📱
「お掛けになった番号は、お客様の都合により、おつなぎできません。お掛けになった番号は」
ダメか・・・コユキちゃん・・・
<On the way to Neesou’s house ネーソーの家に向かってます>
ネ:コユキは歳いくつなんだ?
コ:18。
ネ:わっか!!JK?
コ:ううん、高校は行ってない。行ってたら今3年生。
ネ:18のおなごを、33の俺っちが家にいれたら犯罪になんじゃねーか・・・
コ:それで犯罪になるんだったら、私どこの家にもいけないよw
ネ:いやいやいや・・・家族から失踪届出されてたら、俺っち、誘拐犯になるじゃねーか・・・
コ:さっきも言ったけど、家族はいないから心配ご無用。天涯孤独の身ですので。
ネ:アカギかよwww
コ: (´雪ω雪`)アカギ?
ネ:知らねーならいいわwww てか、コユキさ、オメーもうちっと警戒心持った方がいーぞ。こんなん危なくてしょうがねーよ。
コ:こんなんて?
ネ:いや、通りすがりの男の家に転がり込むってさ。
コ:人聞き悪い!私はネーソーさんに話を聞いてもらいに行くんです!
ネ:まあ俺っちはダイジョブだけど、男なんて何すっかわかんねーんだから・・・
コ:何するかわかんないって何するの?俺っちは大丈夫って何が大丈夫なの?具体的に述べよ。
ネ:いやいや・・・その、ほら、な?やぱ男と女が部屋で1対1だと、まあ・・・・・その・・・なんつーか・・・
コ:具 体 的 に 述 べ よ
ネ:いやだから・・・その、なんか、家に入った途端・・・こう・・・
コ:FANZAの観すぎじゃないですか?(´雪ω雪`)ヘムタイ
ネ:FANZA言うな!!いや、男なんてホントろくでもねーんだから、簡単に信用しちゃダメだって。
コ:襲いたかったら、襲っていいよ。
ネ:あのな・・・
コ:でも、思いっきり股間蹴っ飛ばすから。私、空手初段だからね。一生使い物にならなくてもいいって覚悟があればどうぞ。
ネ:真摯に話を聞かせていただきます…(´◉◞⊖◟◉`)
<Story 2 Preview 次回予告>
きりたんぽ希望 / B面のくせに
ネーソーさんのお仕事 / ミライ
Coming soon (´めωめ`)
※モデルこそいますが、あくまでもフィクションです。
※初回限定でStory 1・2は同時公開しています。下記リンクへGO!!
→Go to Story 2
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