見出し画像

超新星爆発とジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の話

たまには趣味全開で、好きなようにnoteを書いてみたい。

ここまで表に出してこなかったんですけど、オイラ宇宙の話が好きなんですよ。とはいえ、学者でも何でもないし、専門的な知識があるわけでもない。完全なるニワカ。ただ好きってだけ。ただ語り(合い)たいだけ。

副賞小説も沙々杯も差し置いて何をやっとるかって感じですが(それぞれ裏で準備は進めております💦)、宇宙好きのハートを熱くさせるニュースが最近多くてねぇ。それで、ちょっと書いてみたくなったというか、宇宙好きと感動を共有したくなったというか、そんなところです(´めωめヾサーセン

別にお前のために爆発するわけじゃないから!

つい最近、「リアルタイムで超新星爆発を観測」というニュースがネットを賑わせました。嗚呼、ついにベテルギウスさん逝ったか・・・と思いきや、観測したのは地球から約1億2000万光年離れた銀河「NGC 5731」にある赤色巨星。これが、自己崩壊を起こしてⅡ型超新星になったというから驚きだ。

「メッチャ減光しとる!こりゃいつ爆発してもおかしくないぞ!」と騒がれ始めたのが2年前。ベテルギウスさんは脈動変光星らしく再び明るさを取り戻し、んだよ爆発しねーじゃねーかよと騒ぎも沈静化した。しかし、今回の超新星SN 2020tlfの登場によって「てっきりアイツかと思ったよ」「そういえばアイツ元気してっかな」「アイツ、爆発詐欺だよな」的に話題に上り、ベテルギウスさんも複雑な感情を抱いたのではないだろうか。

ベテルギウスさんからすれば「別に人類のために爆発するわけじゃねーから。ほっといてくれよ」という話だろう。「ホントお前ら人類は、やれ減光だ爆発だと騒いだかと思いきや、今や手のひら返したように見向きもしない。ホント勝手だよな。俺の死をイベントみたいに楽しみやがって。ガンマ線バースト当てたろか」と、愚痴の1つや2つ言っているのかもしれない。

いずれにせよ、自分たちが生きている間に、この目で超新星爆発を見られるかも知れないとベテルギウスさんに色めき立った人たちが、あ~やっぱりそう甘くはないよね~と諦め始めていたところに、いきなりのこのニュースだったわけで。そりゃtwitterも賑わいますわな(´めωめ`)ンム


ラグランジュL2に設置するんですってよ奥さん

だがしかし。だがしかーし。めろ的には超新星爆発より更にホットな話題がある。記憶にもまだ新しい、昨年末のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の打ち上げである。

このジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡、これまで何度も打ち上げが延期になっていた。いや延期どころかプロジェクト自体が中止の危機すらあった。とにかく予算の問題が大きかったのよね。結局100億ドル近くになったらしいわよ奥さん。100億ドルって、日本円にしたら1兆円以上ですわよ。望遠鏡に1兆円ですってよ。まぁ~世界には酔狂な方々もいるものですわねオホホ。

いやいやお嬢様方。これは決して酔狂などではないのですぞ。30年間宇宙望遠鏡のエースとしてNASAを支え続けたハッブル宇宙望遠鏡も、老朽化には勝てない。かねてより、次代のエース望遠鏡の登場が望まれてきたのだ。

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の設置箇所は、あのラグランジュL2。某アニメ好きの方には「サイド3」と言えば分かりやすいかも知れない。太陽と地球が一直線上にある時、ちょうど地球の裏側に当たるポイントである。その距離、地球から150万km。この位置関係と距離により、太陽光や地球からの赤外線の影響を受けずに観測をすることが可能となるのだ。

太陽光にも地球からの赤外線にも邪魔されず、超高性能の赤外線カメラで宇宙撮影したらどうなっちゃうの?ヤバくない?はい、ヤバいです。ヤバイに決まっております。色んなものが、見えると思われます(*✪д✪*)ドキドキ


分からないことが多すぎるから宇宙は面白い

ただし、地球から150万kmという、易々と修理にいけないポイントに設置するが故に、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の開発にはとてつもない時間とお金が必要だったのである。打ち上げてから「ヤッベ、あの部品の付け方間違えちった(´めωめヾダハハ」なんて言えないわけですからね。そんな技術者いたら八つ裂きにされちゃうよ。地上で寸分の狂いもなく設計・構築しなければならない。そりゃ時間もお金もかかるっちゅ話だよね( ●´ސު`●)

にしても、100億ドルってキミ。さしものNASAも、一時期は泣きが入っていたような感じだったが、最後は意地と根性で完成させた。中国に負けてられるか!も、きっとあったと思う笑

紆余曲折あって、漸く打ち上げられたジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡。ハッブル宇宙望遠鏡のそれを遥かに凌ぐ、超高性能の赤外線カメラで、ビッグバン直後の初期の恒星や銀河など、ワクワクするような発見を我々に見せてくれるだろう。それでもきっと、宇宙のほんの一部分だろうけど。

「宇宙のことを知ると、人間の悩みなんてちっぽけに思えてくる」ってよく聞くセリフだけど、それ以前に宇宙って分からないことが多すぎるよねぇ。だから惹かれるんだよね。規模というか、スケールが違うもの。

だってね、「太陽の○○億倍の質量」とか「太陽の○○兆倍の明るさ」とか言われてもさ、全然イメージ出来ないじゃん笑 「スプーン1杯で太陽10個分の質量」とか「銀河には数千億の恒星がある」って言われても、ぶっ飛びすぎててふ~んとしか言えない。いや、宇宙を理解するには人間のスケールが小さすぎるのかも。でもねぇ、小さいのは小さいので(量子力学の世界)、またすごいからね。困ったものです(๑`→Д←´乂)

【めろ的気になる宇宙の謎】
・宇宙って何次元なの
・ダークマターとダークエネルギーってなんなの
・重力ってなんなの どっから来てるの&何であんなに力として弱いの
・ブラックホールの中ってどうなってるの
・・・他、書ききれまへん。

いやはや。宇宙って分からないことだらけ。やっぱ面白いよな~( ●´ސު`●)

ハッブルありがとう&弘生ちゃん宇宙人説

最後に。30年間、地球に様々な宇宙の画像を送り届けてくれたハッブル宇宙望遠鏡に、改めて敬意と感謝を記したい。ハッブルが撮影した写真は、大げさではなく一晩中見ていられる。下記の写真はあまりにも有名なので、ご覧になった方も多いだろう。ハッブル20周年記念としてリリースされた、その名も"Mystic Mountain"。 りゅうこつ座のカリーナ星雲内の一部をとらえた画像だ。

ハッブル

こういう宇宙の神秘的な写真を見てるとね、オイラ、弘生ちゃんの油絵が浮かぶんよねぇ。なんか通じるところあるよね。

弘生ちゃんって、もしかして宇宙人?(´めωめ`)
いやどんなオチだよ(弘生ちゃんごめん笑)。

いいなと思ったら応援しよう!