【連載小説】アヘアヘキングダム 3rd Season Story 13
↓Story 1~12はマガジンから読めます。お暇なときに是非!↓
<Dialog Neesou and Koyuki at the clothes store ネーソーとコユキの会話 洋服屋さんにて>
ネ:さてと。余計な時間食っちまったけど、服買うぞー(´◉◞⊖◟◉`)
コ:アインさんの話、めっちゃ楽しかった(´雪ω雪`)ヘヘ
ネ:ったくよー。バカにしやがって。言っとくけどアイツ、メチャクチャ誇張してっかんな!!
コ:(天狗の生まれ変わりだね( ´∀`)) (*´゚艸゚)∴ブッ
ネ:おい!!思い出し笑いしてんじゃねーぞ!!
コ:ごめwwwwww だってwwwwww
ネ:コユキお前・・・俺っちの顔見ただけで噴き出すモードに入ってんじゃねーか・・・
コ:(≧m≦*)ムプッ・・・デュフ・・・ごめんw・・・我慢する。
ネ:まあ、暗い顔されるよりはいーけどよ。ほらもう買うぞ!!欲しいのどれだ。好きなの選べ。
コ:えー・・・うーん・・・何かいっぱいありすぎて選べないなー・・・
ネ:遠慮すんなって。
コ:いや、遠慮っていうか・・・あんまりこういう店来たことなくて・・・全部よく見えるw
ネ:この店は良いもん揃ってんだよ。値段も手ごろだし。あ、金のことは気にせず選べよ。遠慮すんじゃねーぞ。
コ:うん・・・あ、これ・・・コート・・・?
ネ:それはコーディガンだな。
コ:・・・こーでぃがん?(´雪ω雪`)オイシイノ?
ネ:コートとカーディガンの中間みたいなヤツだよ。見た目はコートっぽいけど、着るとカーディガンくらい軽い。ほら、着てみ?
コ:あ、ホントだ軽い・・・
ネ:気温が中途半端な時期には、こーいうのあると重宝する。んでも、コユキにはちょっと大人っぽすぎる気がすんなー。
コ:そっか・・・あ、これカワイイな。
ネ:あースウェットのトップスな。良いんじゃね?
コ:・・・すうぇっとのとっぷす?(´雪ω雪`)ナンジャラホイ
ネ:ピンクは1枚あって良いよな。これに下ワンピースとか、チュール素材のスカートとか合わせたら女の子っぽくなるんじゃね?
コ:ネーソーさん、ファッションすっごい詳しいんだね。
ネ:ま、仕事で女の子いっぱい描いてっかんな。
コ:そっか。私ファッションとか全然わかんないから、もうネーソーさんチョイスのコーデで良いよw
ネ:ぶん投げんなよwww そしたらな・・・ちょっと待ってろ。えーっとな・・・・・・あ、これこれ。今言ってたチュール素材のスカート。カワイイだろ?
コ:うん!めっちゃカワイイ!(人雪ω雪`)
ネ:上下がこれだと、足元スニーカーはあんまイケてねーな。これなら黒の編み上げブーツとかかな。バランス的に。
コ:(´雪ω雪`)アミアゲトハ・・・
ネ:あっちに靴あるから見にいこーぜ。
コ:(´雪ω雪`)ハ・・・ハイ!!
【Koyuki’s Case コユキの場合】
ヤバイ・・・ここに来てまたデート感出てきちゃってんじゃん・・・
ダメだぞ。アインさんもそれは許してくれないぞ。
調子のんなコユキ。お前は彼女でもなんでもない。
「スニーカーだったら、こーいうボアパーカーも良いよな(´◉◞⊖◟◉`)」
出すな。感情を出すな。反応するな私の表情筋。
「こういうネルシャツもアリなんじゃね?今年はチェック柄も結構キテんだよ。コユキ似合いそうだし(´◉◞⊖◟◉`)」
私はロボット。コユキ18号。感情はありません。
「おい、聞いてっか?」
「・・・あ!ごめん。聞いてます・・・」
「んじゃ、それぞれの組み合わせで試着してみて、コユキが気に入った方買うか」
「うん」
「どっちも気に入ったなら、両方買ってもいいしな」
「え!そんな、悪いよ・・・」
「遠慮すんなっつったろ!!ほら、いいから早よ着てこい(´◉◞⊖◟◉`)」
「う、うん!」
~ In Dressing Room 試着室 ~
そっか・・・10代の女の子って、皆こういう感じで買い物デートしてるんだ・・・
経験ないから分からなかった・・・そりゃ皆するよ・・・
こんなのうれしすぎるもん。たのしすぎるもん。だいすきだもん。
あーもう!!!!コユキのバカ!!!!(>Д<)
【Mariko’s Case 毬固の場合】
ぎゃっつい!!!!
ローズヒップティーこぼした!!!!ぎゃっつい!!!!
あ・・・
うー お気にいりのまぐかっぷ、こわれちゃった・・・
やっぱりおうちにおいてくればよかった・・・かなしみ・・・
【Munetaro’s Case ムネタロウの場合】
ネーソー様とコユキ様とハルト様の未来に幸あれ。
乾杯。
・・・美味い。
女性は裏切っても、アードベッグは裏切らない( ̄― ̄)
現状、やるべきことはやった。あとは、ハルト様から連絡が来ることを願おう。
よし、ではコユキ様のご家族についても下調べしておくか。
きっとネーソー様から依頼が来るだろうし。
\_ヘヘ(-`ω´- ๑)カタカタ
【Neesou’s Case ネーソーの場合】
洋服買いにいく途中でわちゃわちゃしてしまったが、とりあえず2パターンのコーデを購入した後、帰り道のハワイアンレストランで、ロコモコとパンケーキの晩飯。コユキも喜んでくれたみてーだし、まー良かった。生きるのも悪くないかもって、思ってくれりゃーいいな。
まりこには・・・今日のことも含めて、全部正直に話さねーとな。
あー心が重てーわ・・・
さて、お仕事しますかね。うっし、モード移k
📱<♪♪♪♪♪♪♪♪
だから!!俺っちがモード移行するタイミングで、毎回電話かかってくんのおかしいだろwww 相変わらずめろはやりたい放題だな・・・今度は誰だよ。ニャムサンあたりか?
アイン
チッ。んだよ・・・
はぁ、外行くか・・・
<Dialog Neesou and Ain on the phone ネーソーとアインの会話 電話にて>
ネ:はいよ。
ア:・・・・・・
ネ:・・・・・・
ア:・・・・・・
ネ:・・・しゃべれよ!!イタ電かよ!!
ア:・・・あのさ。
ネ:なんだよ。
ア:・・・・・・今日は言いすぎた。ごめん。
ネ:お、おう・・・(´◉◞⊖◟◉`)
ア:で、本題。まりこは知ってるの?コユキちゃんのこと。
ネ:いや、まだ言ってない。ツアー中だし、終わってから話する。
ア:ふーん。
ネ:んだよ・・・まりこにはちゃんと説明して謝ろうと思ってるよ・・・
ア:僕から言っとこうか。
ネ:(´◉◞⊖◟◉`)ハ?
ア:コユキちゃんのこと、ちゃんとまりこに説明できんのかなと思って。
ネ:説明くらいできるわ!!
ア:ふーん。まあいいけど。2人の問題だし。
ネ:何が言いてーんだよ・・・
ア:コユキちゃん、良い子だね。
ネ:だろ!?それをオメーは・・・
ア:だとしても。だとしても。コユキちゃんはこの先もずっと兄貴の家にいるの?
ネ:いや・・・それは・・・・・・わかんねーよ・・・
ア:まりこからしたらさ、事情は理解できたとしても、コユキちゃんが兄貴の家にいつまでいるか分からない状況は、受け入れらんないと思うよ。
ネ:わーってるよ。でも、コユキを今すぐ追い出すわけにいかねーだろ。
ア:そんなことは言ってないよ。追い出してほしいなんて思ってない。
ネ:まーまずはコユキに生きる意欲を持ってもらって、住むとこ見つかって、ちゃんと生活できるようになれば・・・
ア:うん。一度コユキちゃんを預かるって決めたなら、そこまで面倒見ないといけないと思う。
ネ:あと、聞いたかもしんねーけど、アイツ親いねーんだよ。おふくろさんは亡くなってて、おやっさんとは絶縁状態みたいでな。
ア:父親と絶縁・・・昔の兄貴と一緒じゃんw
ネ:やかまし!!んまあ、コユキのおやっさんが引き取ってくれりゃー話は早えーんだけどな。
ア:兄貴がコユキちゃんとお父さんの仲を取り持ったら?そういうのに首突っ込むの趣味でしょ。
ネ:趣味じゃねーわ!!( `皿´)
ア:コユキちゃんが今後生きていく上で、頼れる人が兄貴以外誰もいないのは厳しいんじゃない?
ネ:そりゃーな。家族の支えがあった方が良いのは間違いねーけどな。
ア:今はしょうがないとしても、一緒に暮らしてないと助けられないってわけじゃないじゃん。
ネ:まーな。
ア:仮に今の状況が半年くらい続いていったら、まりこがかわいそうだよ。
ネ:わーってるよ・・・何とかするよ・・・
ア:ツアー終わったら、まりこに話するんだよね。
ネ:もちのろん!!そこはちゃんとする。
ア:わかった。僕も大人しくしとく。まりこに話したら教えて。何かあったら僕からまりこにフォローするから。
ネ:そか・・・気遣わせちゃってわりーな。こっちはコユキのおやっさん当たってみるわ。
ア:うん。それじゃ。
【Koyuki’s Case コユキの場合】
こんなカワイイ服買ってもらえるなんて。罰が当たるんじゃなかろうか。
下着も5セット分・・・全部でいくらかかったんだろうな・・・ちゃんとネーソーさんに返さないとなぁ・・・
あ、そうだ。せっかくだから今書こうか。
“〆(´雪ω雪`) カキカキ
やりたいことその1 かわいい服着てお出かけしたい ★Clear!!
・・・書く前に1つめクリアしちゃったw よし、次。
“〆(´雪ω雪`) カキカキ
やりたいことその2 浴衣を着て、夏祭りにいきたい
人生初の浴衣・・・楽しみだなぁ。ラキアさんに感謝。
“〆(´雪ω雪`) カキカキ
やりたいことその3 アルバイトをしたい
バイトして稼いで、まずは今日の分をちゃんと返す。あと、家賃とか食費とかも出したい。
“〆(´雪ω雪`) カキカキ
やりたいことその4 ダンスをしたい
「腹踊り?( ´∀`)」 (≧m≦*)ムプッ アインさん、腹踊りはしたくないです・・・w
“〆(´雪ω雪`) カキカキ
やりたいことその5 ミライのお墓を建てたい
ネーソーさんが提案してくれたヤツ。これは難易度高めだなぁ。叶ったらすっごい嬉しいけど。
これで半分か。あと、何があるかなぁ・・・
パパと仲直りする
うーん・・・これは厳しいだろうなぁ・・・
ハルトに嘘をついたことを謝る
・・・無理だ。
「どうして嘘をついた」
(´;ω;`)ウッ
だめだ・・・・・・また・・・(´つω;`)
・・・・・・・・・
フゥゥ・・・
ダメだな・・・やっぱり勝手に涙が出てきてしまう・・・
今日のこと、思い出せ。楽しかったこと、思い出せ。
洋服、ロコモコ、パンケーキ・・・洋服、ロコモコ、パンケーキ・・・
フゥゥ・・・
やりたいこと。楽しいこと。嬉しいこと。大好きなこと。
思いつけコユキ。ネガティヴを追い出せ。
ネーソーさんに、振り向いてもr
あーなしなし!!今のなし!!このバカコユキ!!!!(>Д<)
無理なことばっかりじゃん(´・ω・`) やりたいことを考えて、ネガティブモードに入っちゃうなんて皮肉すぎる・・・
(´雪ω雪`)・・・
“〆(´雪ω雪`) カキカキ
ネーソーさんに、『カワイイなコユキ』っていっぱい言ってもらう
これくらいなら、いいよね・・・アインさんには怒られそうだけど・・・
ダメだ。もう出てこない・・・続きは明日また考えよう。
今日は、嬉しくて楽しくて大好きだった、あの時間を思い浮かべて寝よう・・・
(¦3[▓▓]オヤスミマン
<Dialog Neesou and Munataro on the phone ネーソーとムネタロウの会話 電話にて>
ネ:あ、ムネさん?遅くにごめん。
ム:お疲れさまです、ネーソー様。
ネ:またお願いしたいことがあって。
ム:なんなりと。
ネ:あのさ、コユキのおやっさんに会いてーんだわ。
ム:かしこまりました。
ネ:例のごとく、手がかりは何もねーんだけど・・・
ム:コユキ様のお父様は警察に勤めていらっしゃるようなので、その線から洗ってみます。
ネ:(´◉◞⊖◟◉`)ハ? 何で知ってんの?
ム:おそらく、ネーソー様からこのような依頼があると想定していましたので、コユキ様のご家族について下調べしておりました。
ネ:こえーよ・・・ムネさん怖すぎるよ・・・
ム:ご不満ですか?
ネ:いや、不満じゃねーけど・・・ムネさんもうガチのFBIじゃんか・・・
ム:ご冗談を( ̄― ̄) コユキ様のお父様が勤務されている署が判明したら、お知らせします。
ネ:あんがと。いつもごめんな。
ム:いえいえ。仕事ですから。
ネ:あと、ハルトくんの件は・・・まだ分かんねーか。
ム:一応、ハルト様のお知り合いのダンサーの方にはたどり着きました。
ネ:え、マジで!?
ム:はい。ただ、いきなり連絡先は教えられないとのことでしたので、ネーソー様とアメリカ時代に交流があった旨お伝えして、ハルト様から連絡を下さるように言伝をお願いしました。私の電話番号とメールアドレスを伝えてあります。ハルト様からコンタクトがあった時点で、ご報告しようと思っておりました。
ネ:もう怖い通り越してエグイわムネさん・・・
ム:私は、ネーソー様からのご依頼で動いたまでですが。
ネ:いや、頼んだのは俺っちだけど、そんなにすぐ見つかると思ってねーし・・・どーやってたどり着くんだよそういうの・・・
ム:企業秘密です( ̄― ̄)
ネ:絶対敵に回したくないわ、ムネさんだけは・・・
ム:ご安心ください。私は常にネーソー様の味方ですよ。ハルト様の件もお父様の件も、判明したらご報告します。
ネ:よろしく。あんがとな!んじゃ、おやすみー(´◉◞⊖◟◉`)
<Dialog Jyunji and Yudako 純次とユダ子の会話>
純:ヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッヒッ。
ユ:ここで!?何の脈絡もないじゃない!!
純:何言ってんの。僕らが出なくてどうするの。アヘキンだよ?
ユ:この前Story10で出たばっかりでしょ!! 何喋ってるのか全くわからなかったけど・・・
純:はぁ~まだ分かってないんだねセニョリータ。
ユ:・・・?
純:アヘキン開始から約9年。ようやく僕は、大事なことに気づいたよ。
ユ:な、なによ・・・
純:セニョリータ・・・
ユ:え・・・
純:今から大事な話するから、ちゃんと聞くように。
ユ:は、はい・・・///
純:いいかい?僕らが本編に絡むのは不可能なんだよ。だから、こうやって適当にカットインするしかないんだよね。ヒッヒッヒッヒッヒッ。
ユ:今さら!?9年間ずっとそうなのよ私たち!!
純:うん。だからね、今度僕のスピンオフを書いてもらうつもりだよ。
ユ:何よそれ・・・どんなスピンオフになるのよ・・・
純:うーん。まだ分かんないけど、「ダンディ純次のパンティストッキング考察」とかになるんじゃないかな?ヒッヒッヒッヒッヒッ。
ユ:誰が読みたいのよ!!あー時間損した!!ドキドキして損した!!
<Story 14 Preview 次回予告>
恥ずかしいからダメッ / トキユの蒸留酒精製講座
はじめての履歴書 / ピイコ編集長は追い込みたい
Coming Soon・・・m9(´めωめ`)
※モデルこそいますが、あくまでもフィクションです。
※買い物デート、楽しいよねぇ。あの頃に戻りたい。
※次回更新は06/09(水)の17:00です。
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