【投句】鳥と恋の饗宴 2022・春
春疾風瑞鳥の声さあ笑え
季語:春疾風(春)
告白の予行練習鷦鷯
季語:鷦鷯(冬)
君の食む柘榴滴る四畳半
季語:柘榴(秋)
【Something like 解説( ●´ސު`●)】
春疾風瑞鳥の声さあ笑え
瑞鳥は、めでたいことが起こる前兆とされる鳥です。まー生きていれば色々あるけど、とにかく笑えていれば良いんじゃないかと思います。
告白の予行練習鷦鷯
鷦鷯は全長10.5cm。スズメより小さくて、日本でも最も小さな鳥のひとつ。山の谷あいのうす暗い林が好きな地味な鳥で、ふだんはヤブの中にもぐって暮らしている。小さいからだに似合わぬ大声で長くうたい続けることで有名らしい。
恋句と鳥句のハイブリッドを目指したが、オイラには高すぎるハードルでした。
★追記★
最初に「季語:鷦鷯(春)」と書いてましたが、正確には「季語:鷦鷯(冬)」でした。「春の鷦鷯」じゃないと春じゃないらしい(日本語)。つぐみん指摘ありがとん。恥ずかしいどす・・・
君の食む柘榴滴る四畳半
本当恋句には参りました。キュン句にしても色句にしても、なんせ経験値が低いもんで・・・妄想力も、恋愛方面には作用してくれへんのや・・・
君の食む柘榴滴る深夜二時
最初に浮かんだのはこっちだったんですけどね。「何夜中にザクロ食ってんだよ」って、脳内の伊達ちゃんがツッコんできたのでボツにしました。
あと、柘榴の表記ね。まず、カタカナの「ザクロ」はモビルスーツみたいで滴り感ゼロなので却下。んで、ひらがなと漢字で迷ったんですが、漢字だと「榴」が一瞬「溜まる」に空目するので良いかなと。
・・・おい溜まってんのかよ。何が溜まってんだよ。ほら言ってみ?何が溜まってるのか言ってみ?(中学生か)
_人人人人人人人人人人人人人人_
>やっぱりめろにキュン句は無理 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
ここからはスーパーハイパー余談太郎。きごさい歳時記で鳥関係の春の季語を調べてたら、何かすごいのがいたんですよ。
田鼠化して鶉と為る(でんそかしてうずらとなる)
いや十二文字!十二文字の季語って!あーた、もう俳句そのものみたいな風格ですやん!俳句って全部で何文字か知ってます?五七五で十七ですよ。この方、12/17=俳句の70%を占有しようとしとるわけですよ。
んで、肝心の意味は?
「田鼠はもぐら、うづらはフナシウヅラ。もぐらがうづらになるという実際にはありえないことだが、春になり地中のものが地上に出て活動すると考える事ができる」
チャールズ・ダーウィン「オーマイグッネス」
あ、そうそう。最後に大事なこと。
イラネ (´めωめ`)ノ⌒ 著作権
(´◔ロ◔)<句集おっけーーーーーーーー
(´◔ロ◔)<企画倒れ上等ーーーーーーーー
はじめさん&つぐみん。素敵な企画○┓アリガトン
さ、これでみなしゃまの投句を読みにいけるぜ~~~ε≡≡ヘ( ´めДめ`)ノ
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