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純粋に楽しめなくなっていた話
「小さい頃は純粋に何も考えず、楽しめていた。それなのに、今では何故か違和感を感じ楽しめなくなってしまっていた」
皆さんは、こういった経験はないだろうか?
幼い頃は何でも素敵に感じていた
あの頃は何も考えず、絵や台詞を見て純粋に楽しんでいた。
初めては、誰しもワクワクしてしまう。
絵なら、キャラが印象的だった、設定や絵柄が好き。読み物なら、あの場面は面白い、表現が素晴らしい。
そんな感じで夢中になって、気が付けば盲目。
おかしな点なんてものは、気が付かなかった。
成長すると違った視点で見てしまう
普段は何気なく楽しめるけど、何度か違和感を感じてしまうと、一気に見たり読んだりする気が失せてしまう。
幾ら、絵や発想とかが好きでも違和感や可笑しいな部分に気が付いてしまうと読むのが苦痛に感じてしまい……絵なら、見たくなくなったり、描きたくなくなる。読み物の場合、途中から読まなくなるか、速読になってしまう。
例えばですが……絵なら、顔や体のバランスが変、体の構造的に無理なポーズ、肉付きが可笑しい。
読み物なら、読者を置いてけぼりにする唐突の発言、主人公に感情移入する事が難しい部分がある、ちょっと無理のある設定、台詞(説明)が足りていないなど。
小さい時は物語の構成や表現、内容など全然、深くは考えていなかったのに何故かチラついてしまう。
※幼い頃に見た作品は補正が入っているので例外
「知識や経験を積んでいくと、純粋な子の様には楽しめませんね」
成長は嬉しい様で、ちょっぴり悲しい。
歳を取るって、こういう事なのかな……と考えさせられてしまいますね。
最後に
本人の受け取り方次第で楽しめるか、そうでなくなるのかは分かれますが……楽しくしたい場合は、なるべく深く考えず、純粋な子の気持ちになって読んだり、見たり描いたりしたいものです。