【写真と動画で徹底解説】ジャカルタ・バンドン高速鉄道(Whoosh)の乗り方
この記事では、2015年に中国によって建設開始以来、コロナ禍を経て2023年10月にようやく完成したジャカルタ・バンドン間の高速鉄道に乗ってきましたので乗り方をお伝えします。
完成までには国家間の様々な泥沼ストーリーがあったようですが、ここでは割愛します。
インドネシアの軽井沢?バンドンとは?
バンドンはジャカルタ、スラバラに次ぐインドネシア第3の都市です。
バンドンは豊かな山に囲まれているため避暑地として有名で、日本人の間では「インドネシアの軽井沢」とも呼ばれています。
なので今回は東京駅から軽井沢駅に北陸新幹線で向かっているような気分でした。
ジャカルタ・バンドン高速鉄道の乗り方
1. 公式アプリでチケットを事前予約
公式HPもしくは公式アプリで無料会員登録をして、チケットを購入します。
基本は日本の新幹線と同じで、出発駅、到着駅、日時を選んでクレジットカード決済(VISAとMaster Cardのみ)をするだけなので簡単です。
2. ジャカルタ側始発Halim駅へ向かう
Halim駅はジャカルタ中心部からタクシーで30分程度、電車でもLRTのBekasi Lineに乗れば50分程度です。
3. 手荷物検査を通過
4. QRコードで改札を通過
アプリで表示されるQRコードを改札で読み込ませるだけです。
あとは指定席に着席し、出発を待つのみです。
終始30分の移動は快適かつ安定で、車窓からの景色を眺めていると一瞬でした。
5. Padalarang駅から在来線のBandung駅へ乗り継ぎ
Padalarang駅に到着すれば完結すると思っていたのですが、実はここからさらにFeeder Lineという在来線のような電車に乗り継ぎが必要でした。
Padalarang駅からさらに在来線に乗り換えて、Bandung駅へ向かいます。
アプリにも乗り継ぎの時刻表がありますが、頻繁に出ているのでそこまで待ちません。
6. 市街地のあるBandung駅に到着
ここでようやくバンドンの中心に到着です。ここからホテルや目的に向かってください。
7. 帰りも基本は同じ
8.返金は可能?
出発2日前までは可能ではありますが、直接駅に行かないといけないかつ、75%しか返金されないようです。
かなり面倒なので、実質諦めざるを得ないですね・・・
終わりに:スラバヤまでの延伸計画の行方に注目
いかがでしたか?
まさに日本の高度経済成長期を彷彿させるような高速鉄道だったのではないでしょうか。
日本の新幹線が生まれた時から存在していた世代にとっては、新たな鉄道が人々の生活や経済を変貌させる様子が新鮮だったのではないでしょうか。
最終的にはジャワ島を横断するように、ジャカルタからスラバヤまで延伸する計画のようですので、今後の進捗に期待です。
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