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あにまーれをお勧めする七つの理由。あるいは七つの大罪

VTuberにはにじさんじとホロライブという超有名なグループがあり、他にも様々なグループや個人勢の星の数ほどのVTuberがいます。その中で私が「有閑喫茶あにまーれ」をお勧めする理由を書きますが、端的に言えば、人は誰しも罪を背負っており、七つの大罪を背負うあなたにあにまーれはお勧めということです。

1 【嫉妬】リスナーとの距離が比較的近い

VTuberというコンテンツは、ある程度の双方向性があることが他にない魅力だと言えます。いちから(にじさんじ)の社長もそう言ってますし。配信でコメントを拾ってもらえるとか、Twitterで反応してもらえるとかですね。あまりそれにこだわるのも良くないですが、たまにでも反応があると、繋がっている感じがして嬉しいものです。あにまーれは超大手のグループほどはリスナーが多くないのでVTuberとの距離が比較的近く、反応をもらえる率が高いのは魅力の一つでしょう。視聴者参加型のゲームに入れたり、企画に応募したネタが使われたりといった可能性も比較的ありますね。あにまーれメンバーはリスナーをよく見ている人が多いですし、「自分には反応してもらえない」という嫉妬深い方でも、地道に応援していれば通じるでしょう。だからそういう方にお勧めできます。

2 【暴食】イベントやグッズが充実している

反応が欲しければ中小や個人勢でいいじゃないとは言えますが、あにまーれは事務所がそれなりに大手でしっかりしているのがいいところです。VTuber運営は問題が起こった時にサンドバッグになるのが仕事みたいなところあるので、叩かれることも無くはないですが、おおむね信頼されていると思えますし、イベントやグッズを積極的に展開してくれます。774inc.の事務所全体で開催した「ななしふぇすどぅーいっと」は大規模なフェスで、あにまーれ全員がフェス専用のアイドル衣装で歌って踊ったのは胸熱でした。

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あにまーれ全体企画の24時間配信も恒例ですし、個別のイベントもあるし、外部イベントへの参加もあります。グッズもよく出しているので、「イベントでハジけたい!グッズを買いまくりたい!」という欲望を満たすことができるでしょう。そうではない方でも、運営がしっかりしていることは安心材料でしょう。

3 【憤怒】荒れにくい穏やかな雰囲気

人によって感じ方は違うでしょうけれど、余所でいろいろ炎上したりするのを耳にする中、あにまーれは比較的平穏だと思えます。小さな炎上は無いとは言えないけれど、さほど大事にはならないので。あにまーれリスナーには勝ち馬に乗ろう的な人はいないと思われ、争いごとに興味のない穏やかな人が多いのでしょう。メンバーもよく「あにまーれリスナーさんはみんな優しい」と言っています。炎上にまきこまれて憤怒に身を焦がすのに疲れた方は、あにまーれリスナーとして平穏に過ごすのはどうでしょうか。

4 【強欲】様々なタイプのVTuberを楽しめる

現在(2021年2月)あにまーれには12人のVTuberが所属しており、バラエティ豊かなメンツだと思えます。あにまーれは芸人だと巷で言われているように、みんなトークは面白いです。その上で歌が上手い人、ゲームが上手い人、企画ものに強い人、知識派の人、いじられ役の人などがいて、好きなキャラの一人や二人はきっと見つかるでしょう。みんなどこか尖ったところがあるので刺さる人には大いに刺さるはずです。

配信頻度が高い人が多く、夕方から深夜までは誰かが配信しているので、その時にやっている人を見るのもいいですね。いろいろ楽しみたい欲張りな人に向いています。以下が現在のメンバーですが、Live2Dモデルの出来が良いので動いているのを見るとさらに良いですよ。

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5 【色欲】あにまーれとしてのカラーがある

バラエティ豊かなメンバーがいますが、あにまーれとしてのカラーのようなものはあり、一つは下ネタ上等なところですかね。といっても小学生レベルの下ネタなのですが。新人が初配信で「あにまーれのノリ」を表現しようとして黒歴史を作るのが伝統のようになっており、これは一番最近デビューした大浦るかこ(メンバー名は敬称略で失礼します)が初配信で披露した、先輩たちの初配信をネタにしたラップです。彼女はあにまーれの中ではクールなキャラなのですが、このラップはかなり下ネタなのでやはりあにまーれですね。

あにまーれのカラーと言えば、てぇてぇ営業をやらないのも特徴的です。「〇〇ちゃん大好き~」「わたしも~」みたいなのはあまり無いですね。でもメンバーたちがぶつかったり悩んだりするうちに、お互いに大切に思ってるんだなとか、好きなんだなと伝わってくることがあり、そういうものこそてぇてぇだと私は思います。てぇてぇは「尊い」から来ていますが、尊いとは貴重であるという意味であり、そのへんにいくらでもあるものはてぇてぇでは無いのです。本来の意味のてぇてぇを解する方に、あにまーれはおすすめできます。

6 【怠惰】ゆるくVTuberリスナー生活を楽しめる

私のイメージですが、あにまーれリスナーにいわゆる箱推しの人は多くありません。メンバーが少ない頃からそうでした。個性が強いメンバーが多いし、好きな人だけ見ればよいという雰囲気ですね。箱推しだったり、箱内でのコラボが多いと見るのが忙しいと思いますが、あにまーれはその点ゆるく楽しめるのではないでしょうか。

外部とのコラボが多いのも特徴的です。超大手グループは箱内部でのコラボで足りますが、あにまーれは以前は人数が少なかったので、外部コラボに活路を求めたという事情もあったでしょう。因幡はねるがその最たるもので、にじさんじやホロライブを初め、バ美肉おじさんやクリエイター系の方などと幅広くコラボをしています。日ノ隈らんもゲームのコラボを手広くやっており、その人脈が花開いて最近特に伸びています。後輩たちもそれを見習ってだと思いますが、積極的に外部コラボをしていますね。

それで何が良いかと言うと、他のVTuberを自分で能動的に捜したり、VTuber界隈について調べようとしなくても、あにまーれを見ていれば自然に外のVTuberにも詳しくなるということです。実際私はそうやって知ったVTuberは多いです。ぼーっと見てるだけでも変化があって飽きにくいですし、そのように怠惰にVTuberリスナー生活を楽しみたい人にお勧めできます。

7 【傲慢】あにまーれはわしが育てた

あにまーれはこのように魅力的なグループですが、まだブレイクしているとは言えません。1年ちょっと前までは3人しかいなくて、そこから短期間で12人まで増えたので、さぁこれからというところでしょう。

あにまーれの中で一番有名なのは因幡はねるですが、私は彼女が苦労しながら様々なことを成し遂げ、夢を叶えてきたのを見てきました。「推してて良かった」と思う瞬間がいくつもありましたが、まだまだ大きくなるだろうし、リーダーとしてあにまーれを引っぱり上げてくれるでしょう。そして才能のあるバラエティー豊かなメンバーがそろったので、あにまーれはここからの伸びしろが大いにあります。数年後に振り返って「ずっと応援してきたけど、大きくなったな」と後方プロデューサー面をしたい傲慢な方に、あにまーれはおすすめできます。

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いかがだったでしょうか。嫉妬、暴食、憤怒、強欲、色欲、怠惰、傲慢。これらに思い当たるところがある罪深い方は、ぜひあにまーれを見てみてください。探していたものが見つかるかもしれません。

774inc.非公式Wiki 「有閑喫茶あにまーれ」

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