会社員だった寝たきり。
今回は私が高校を卒業して社会人として働いていた時期の話をしたいと思います。
紆余曲折も紆余曲折な時期でしたが今の自分にとってはかなり人生の土台となっている時期です。
それでは書いていきます。
「働く」という道をくれた先生
僕が働けるようになったのは間違いなく高校時代に学校の先生方が様々なことに動いて環境を整えてくださったから。
まず高校一年生の一学期の最終日。
学校自体にもようやく慣れたかどうかの時期。
進路なんてなに一つ考えてないしまだまだ先だと思っていた。
そんな学期末の親子面談の日に。
担任の先生と学部で偉い先生がやってきて「高校3年間はすぐです。進路に向けてかなり準備する時間も必要。だからまだ時間があると思わずにもう動いていきましょう」と担任の先生。
そうなんだ、と漠然と話を聞いているとその偉い先生が「ウッディ(実際は名字です)に挑戦してみてはどうかと思っているところがある。家にいながらにしてPCを屈指しながら社員として働ける場所。でもまだ前例も少なく道は広くない。君が頑張ったからと言ってその頑張りが必ず報われるかどうかはわからない。でも学校にいる間ならサポートもできる。やってみる気はないか」と。
それがのちに働く会社になります。
二つ返事でやってみたいと言った気がします。
不安なことに対してチャレンジ精神がまだ薄かった僕ですがその時やってみたいと言った理由。
学生時代の僕にはずっとふわっとした目標がありました。
それは「納税ができる人間になる事」でした。
言葉にすると仰々しいけど大袈裟な綺麗に言いたい話ではなくて、ただ支えられるよりも自分も社会の中で役に立ちたかったし歯車になりたかった。そんな思いの進む形が納税をする事でした。
その時PCの知識もなに一つない。(今もないけどw)社会の常識もマナーも乏しい。
でも、できると確定していないことに何か賭けてみたかった。
自分自身の能力へ賭けてみたかった。
社会人になる為に
そこからしばらく時間が経った時のこと。
先生方も動いてくださり時間もかけて準備をしてその会社での実習をする事になりました。
年単位で数回の実習を繰り返しました。
この時もまだPCの知識も乏しいながら質問したり相談しながら実習を終えました。
できない事を背伸びをして見せかけてもすぐにバレるのでただ素直に一生懸命何事も取り組む事だけ考えていました。
かなり端折りましたが出来ないなりに真っ直ぐ向き合いながら様々な話し合いや相談の末に高校在学中に内定をいただく事になります。(この時の僕の能力というと本当に人並よりかなり機械音痴よりなのでただただ感謝しかなかったです。)
そして高校卒業後。
就職となります。
小学三年生の終わりから病院に入院していたので約9年ぶりに生活の拠点が病院から実家に戻りました。
ヘルパーさんや訪問看護さん、訪問リハさんや訪問入浴。様々な人間関係が全て一新して新生活が始まります。
そしてなにより就職。社会人です。
生活、仕事。
全てにおいて不安も焦りもMAXだった。
でももうやるしかない。何もかも慣れて自分の居場所を作るしかない。そんなことばかり考えていました。
会社に入るともちろん同期もいましたが自分と違ってスタートからPC知識や社会人経験がある人もいました。
ただでさえ人より知識もなく出来るようになるまで時間もかかる。
そんな僕がゆったりしていてはダメだと自分なりに全力でぶっ飛ばしていました。
100%…いや120%くらいでやってた気がします(人から見たら当たり前なくらいかもだけどw)
自分が手を挙げれる事は積極的にやってたし資格もとった。仕事も早くはできないからできるだけ丁寧さだけはしっかりしてた。
そんな日々が続いていたある日。
人間やっぱり120%は続かないんですね…
色々ガタが来ます。
身も心も壊れ始めた
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