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202304keyball44 build memo

2023年4月に書いたメモです。ビルドログ未満ですが、せっかく書いたので備忘録として残します。


到着まで

あらかじめ買ったもの

ダイソーにて
エポキシ樹脂接着剤

Amazonにて
①ぺリックス PERIPRO-303 GP 34 mm トラックボール(パープル)
https://amzn.asia/d/iXMk5xZ
②白光(HAKKO) HEXSOL 銀入りはんだ 20g FS409-01
https://amzn.asia/d/7cm8gd0
③エンジニア 卓上導電マット A3サイズ 320×450×2mm ZCM-06
https://amzn.asia/d/2ippGu9

keyball44購入

 購入した2023年4月はkeyball需要>供給の状態で、再入荷チャンスを狙っていた。
 白銀ラボの会員登録を事前に済ませておき、ヨーキースさんのツイート通知をONにしてkeyball44の再販告知を待ち、4/16(日)に入荷されたところを無事get。キットは4/20(木)の昼過ぎに到着。
 ビルドガイド→https://github.com/Yowkees/keyball/blob/main/keyball44/doc/rev1/buildguide_jp.md

キーボードの素

4/20(木) 1日目

 この日は仕事に追われて疲労困憊だったのであまり作業を進めていない。疲れているときは失敗しがちなため。

promicroの下準備 0.5h

 予め買っておいたエポキシ樹脂接着剤で端子部分を固定する。ケーブルの抜き差しで取れて(通称:モゲて)しまうことがないよう対策のため。
 ここで写真左のpromicroのダイオードが曲がっていることに気づき、念の為PCで接続を確認。もう片方と同様に認識されることが確認できたので、ついでにテスト用ファームウェアを書き込んだ。

ProMicro2個

4/21(金) 2日目

 この日も仕事に追われていたのでスローペース。

PCB基盤の下準備 0.5h

 まずはPCB基盤の表面にバミり、裏側に予備はんだをする。ダイオードはカソード側、LEDは切り欠き側に予備はんだをした。

バミる→テープで目印付けるの意味だと思ってます

ダイオードの取り付け 1.5h

 ダイオードの向きと個数を揃えてから、PCB基盤の上に配置した。ここで予備はんだがカソード側だと利き手と逆側にはんだすることになると気がつく。基盤を180°回転(上下反転)して作業を進めようと試みるものの、固定前のダイオードを乗せたまま慎重に回転する…といった器用なことは叶わず、ダイオードがバラバラに。再度、向きを揃えて基盤に乗せる作業をする。
アノード側に予備はんだ もしくは基盤を上下反転させてからダイオードを乗せると良さそう。

確実にやっていこう

LED取り付け…られない!?

  別の用途で使う予定で買っていたLEDを使って実装を進めるつもりでいたが、異なるタイプのLEDだった。私は思い込みのポカが多い。
 LEDは後からの実装も可能なためSKIPしても進められるが、この感じだとまた些細なミスをしそうだったので諦めて寝ることにした。
 正→ SK6812MINI-E(10個入り)

(無いと思いますが)お間違えのないよう…。

4/22(土) 3日目

 休出したので夕方から作業している。

遊舎工房に行く 1.5h

 仕事終わりにLEDを買いに行った。

かんばんちゃん

LEDの取り付け 1.5h

 買ってきたSK6812MINI-Eをいざ実装。

  LEDの取り付けには銀入りはんだを使った。融点が低く溶けやすい→熱くなりすぎないらしい。熱で壊さないよう慎重に進める気力と時間が必要。

取り付け終えたところ

 この時点ではLEDの点灯確認ができない。上手くいってることを祈って、次の手順に進む。

ソケットの取り付け 0.5h

 1日目手を動かす前にビルドガイドを読んでいてソケットの足の形が写真と異なることに気がついた。先人たちのビルドログを見てみるも、解決に至らず。エイヤ!で試して失敗することだけは避けたく、Twitter(現:X)内のkeyballコミュニティで相談をしていた。

溝の形が違って不安になる人

 結論、この形でも問題なくはんだがつく。ビルドガイドの通り、足の部分に熱を与える→はんだを乗せるという工程でOK。スリットから中に染み込むようにうまくついた。

みなさんのおかげでついたソケット

 今思うと、keyball以外のホットスワップに対応しているキーボードキットのビルドログもあたれば良かったかもしれない。keyballより前に2つキットを作っているが、どちらもホットスワップ非対応だったのでソケット付けの手順は今回が初めてだった。

ジャンパ 0.25h

すんなり(写真忘れ)

表面パーツの取り付け 0.5h

 TPRSソケット,タクトスイッチ,4連ピンソケットを表面にはんだ。

続いてProMicroとOLEDを取り付けた。LED点灯チェックがようやくできる!

LED点灯確認 1h

 左手側に不良を見つける。表1〜20、裏21、22番までは点灯しているので、23番のLEDを直す。番号があって便利。

左手側表面 1-20が点灯している
左手側裏面 23番以降が点灯していない
左手側(裏面) 23番のハンダ不良を直した。

右手側は無事に全て点灯することを確認。

右手側裏面 1-10
右手側表面 11-29


ProMicroの動作確認

 ビルドガイドの手順でショートさせ入力を確認。
このあと、片側(右手側)のOLEDを割ってしまう。

アー

トラックボール読み取り基板の組み立て 0.25h

 萎えた気持ちを立て直したく、OLEDを付け替えて手順を進める。
 疲れから来るミスがあった場合、作業を辞めて一旦寝たほうがいい。このときは判断もミスっている。

壊さぬように慎重に
ビルドガイドをよく見る
L字コンスルーのはんだ付けをする前

 センサーのはんだ付けとL字コンスルーのはんだ付けが完了。

プレートの組み立て 0.25h

 親指はcherry mxスイッチを使うのでトッププレートはカットせずに進める。

トッププレート
キーボードになってきた!

 ビルドログ通りに進める。このあとトラックボールケース、スイッチも取り付けた。

4/23(日) 4日目

 姪の面倒を見るという役目を終え、夕方から作業した。

デバッグ 6h

 組み立て終えてから、実際キーボードとして動かせるようになるまでに時間がかかった。
 OLED実装の手順で、4ピンのうち一箇所だけを仮付け→位置が決まったら残り三箇所も取り付けるのだが、取り付け忘れたまま悩んだりしていた。

せっかく変えたのに何故…?と思っている人

 既に作ったキーボードのOLEDを載せると期待通りに動くので、差を考える→ピンのはんだ付け忘れに気がつく。

モチベ維持のためキーキャップをつけている…

 のこりの三箇所をはんだ付けする。1回目は不良。

はんだの量が少ない。

 再度はんだ付けをして、ようやく完成。

よかったーーー!!!!!!

ファームウェア書き込みとキーマップの編集

 ビルドログ通りに進めて、すんなり終了。Remap上でちょこちょこキーマップを変えながら使った。もともと60%のキーボードを40%ライクに使っていたので、ギャップは少なかった。
 後日、かみだいさんのファームウェアに書き換えた。すごく使いやすくなるのでオススメです。

ファームウェアについて残してあったメモ

反省など

・ProMicro、OLEDの取り付けで問題があることが多いなと思う。ProMicro付け直し→PCB基盤をダメにしてしまうのが怖いので、コンスルーは個人的には必須かも。
・対処しなくては…と緊張すると普段以上にミスを起こすし、問題の切り分けの苦手さがより顕著になる。対策らしい対策を立てるのは難しい。下準備など時間をかけて減らせるリスクは減らすようにする。あとはゆっくり、一つづつ、確実にやる。ミスった日は一旦手を止める。判断に迷ったら日を改める。
・切り分けポイントを把握するために、自分でも設計をしてみる。
→自作キーボード設計ガイド Vol1 設計入門編を買った
https://keeb-on.com/products/keyboard-design-guide-vol1

写真

忙しい時もキーボードが可愛いと嬉しいね
右手小指の付け根を使える
ケーブルも作った

キーキャップは天キーの抽選でいただいたもの。CannonkeysのNicePBT Elderberry R2です。

Thank you for reading!

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