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2回目のワクチンを受けに行ったら変な男に襲われた

ハァ……今、すっごく鬱です………ずっと涙が止まりません…。
悲しくて、悲しくて、怖くて、孤独で……。

やっぱり世の中、敵しか居ないの…?

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今日は、対コロナ用ワクチンの、2度目の接種を受けに行く日でした。
(アメリカでは、すでに若者でも受けられるようになっております。)

前回と同じように、電車に乗って、薬局へ向かいました。
…その時でした。

ちょっと目付きの悪い男が、同じ車両に乗って来ました。
その人は、何故かわたしが座っている目の前を少しブラブラしました。
その後、わたしが座っている席から、斜め前の所に座りました。

わたしはジッと座って、静かにしていただけです。
まったく何一つも悪い事なんぞしておりません。

だけど、その時―

[…ビシャア!!]

………えっ?

何……?
何か冷たい物が、頭と、耳と、腕に掛かりました。

…地面を見てみると、そこには大量に赤い液体が。

ふと、液体が飛んで来た方向を見ると―

[…ビシャア!!]

またです。
男は、また液体を『掛けて来た』と言うよりは、『投げて』来ました。
…しかも、明らかにワザトわたしのコトを狙って。

わたしのお気に入りのジャケット(薄い色)が、まるで血まみれ殺人事件に
巻き込まれたかのように、血しぶきを浴びたみたいになりました…。

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わたしはHSPですからね…。
身の危険よりもまず、100の考えが一瞬にして、頭を駆け巡りました:

1) 何だ、この赤い液体は?
2) 電車の床がビショ濡れだけど、誰も転ばないと良いな…。
3) 電車のドアと床が液体まみれだけど、誰が掃除するんだ?
4) コイツ(その男)は一体、何がしたいんだ??
5) 甘い匂いがする。 恐らく赤い液体は、ベリー・ジュースだ。
6) ガーッと言い返すか? それとも大声で助けを求めるか?
7) でも逆ギレされるに違いない。(もしくは刺される。)
8) 何か奇声をあげれば、きっとビビッて逃げて行くだろう。
9) …でもそれだと、わたしが変人として逮捕されるかもしれない…。
10) どうしよう? ……世の中、やっぱり敵しか居ないの…?
11) そういえば、わたしのジャケットが血まみれ殺人事件だ。
12) 世界は、わたしに死んで欲しいと願っているんだ…。
13) コイツもきっと、どこか病んでいて、助けが必要なのだろう…。

…など、一気に色々と、ただでさえフラッシュバックなどで忙しい
頭の中に、さらに色々と強制的に追加され、わたしは困惑しました。

挙句の果てに、ジュースが空っぽになり、『投げる物』が無くなった
そいつは、わたしに向かって、空っぽのボトルまでブン投げて来ました。

跳ね返ったボトルは、どっか別の見知らぬオバちゃんの所に、
コロコロコロ~ッ…と、転がって行きました。

そうしたら、何故かわたしが変な顔をされました。 オバちゃんに。
あの~、さっきから色々投げているの、わたしではないのですが……。

というか、周りに居た人達は、誰も何も助けてなんかくれませんでした。
助けて欲しかったのではなく、『大丈夫?』ぐらいは訊いて欲しかった。
正義も、神も、優しささえも、この国には、どうやら存在しないらしい。

やっぱり世の中、敵しか居ないの…?

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…と、ちょうどその時、電車が目的地に着きました。
そいつのすぐ隣にあった出入口は使いたくなかったので、
逃げるように、遠い方の出入口から出ました。
(後をつけられていないのを確認しつつ。)

…出る時、何故か周りの人達がジロジロと『わたし』を見ましたが…。
どうして被害者であるわたしが、ジロジロと睨まれるのでしょうか?
ジロジロ見るべきは、液体とボトルをブン投げて来た『そいつ』でしょ?

何故、『被害者側』を責めるような世の中になっているのでしょうか??
学校でもそうだった……『被害者』である『わたし』が『悪い』。

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学校での壮絶なイジメのフラッシュバックも、同時に襲い掛かります。

 『…やっぱり誰も、わたしになんか、生きていて欲しくないのかな…。』

何度も、そんな考えがグルグルと周り始め、わたしはとうとう泣きました。
悔しい……どうして『被害者』が『悪者』扱いされるんだ………。

薬局に居る間、ずっと泣いていた。

ワクチンを打たれている間も、ずっと泣いていた。

帰りの電車の中でも、ずっと泣いていた。

家に帰ってからも、まだ泣いている…。

…家に着いた後のわたしのマスクは、涙と鼻水でベチョベチョでした…。

ワケの解らんヤツのせいで、わたしの心にまた、傷が増えました。
トラウマが増えました。 そいつのせいで、わたしの1日が台無しです。
とても鬱です。

わたしはもう、二度とお外になんか出たくありません。
怖い……殺される。 『人』だと名乗るナニカに、わたしは殺されてしまう。


やっぱり世の中、敵しか居ないの…?


わたしは悲しい………。


やっぱり世の中、敵しか居ないの…?


アメリカには『人』なんて居ない。 『モンスター』しか居ないんだ。


やっぱり世の中、敵しか居ないの…?


……まだ泣いています…。
今日は多分、寝る時もずっと泣いています………。
ハァ……明日は、目と顔が腫れていると思う…。
というか、何故か唇が一ヵ所、すでに腫れております……。

P.S.
先日の記事にコメントして下さった方々、どうもありがとうございます。
気分が落ち着いたら、必ずお返事致します……。

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(忘れないように、自分用メモ。)

◆犯人の特徴:
・メキシカン、もしくはヒスパニック
・ちょこっとクリンとした、短い黒髪
・20~30代ぐらいの、ちょっと太ったメタボな男
・上半身は、ライト・グレーのフーディー
・目付きが悪い
・黒いマスクをしていた
・両手に、液体の入った太いボトルを2本も持っていた

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メリカナデシコ
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