(仮病でも)風邪になりたかった、あの頃…
はろ~!
風邪を移されてから、8日目のメリカでございます。
人様から移された風邪って、どうしてこうも凶悪でしつこいのでしょう…。
毎日、咳が苦しいです。 味覚も数日間、ゼロに近かったです。
これだけ長く風邪を引いていると、思う事… 思い出す事… 色々あります。
とにかく、タイトル通りです。
仮病であっても、そうでなくても、風邪になりたかった、あの頃………。
つまり、いつでも風邪がウェルカムな時期があった、という事です。
そう…言わずとも、わたしのNoteを追って下さる方々には、
もうお解りかと思いますが、まだ学校に通っていた頃の事ですね…。
何かしらの病気や怪我で、学校を、たった1日でも休めるのなら……
わたしはどんなバイキンさんでも、心からウェルカムでした。
コレは、世界中の大人(特に親御さん)達に聞いて欲しい事実です。
子供が学校を休み始めたら、それは間違いなく『イジメ』が原因なのです。
子供が仮病を使ったら、それはイジメられているからなのです。
そしてハッキリ言うと、それに気付いて上げられない大人達が悪いです。
幸せで順調に生きているならば、病気や怪我を嫌うハズだと思いますが、
逆にそれを望む者達が居るのは、それだけ何かに対し不満があるからです。
わたしの場合、それは『イジメ』と『学校』でした。
わたしの場合、『安全であるはずの家』でもイジメを受けておりましたが、
今回はそこは省かせて下さい…。
あまりにも『イジメ』というカモフラージュである『心と体の殺人』が
酷かったので、わたしは、いつでも風邪も怪我もウェルカムでした。
トコトン休みたかった。 風邪どころか、もう死にたかったのですから…。
それほど辛いのです。 イジメという犯罪は…。
だから子供を怒らず、許し、仮病を受け止めて上げて下さいませ……。
だって、それがわたし達の、唯一の『心が休まる瞬間』なのだから……。
わたしのNoteをずっと追って来て下さっている方々なら、
わたしが日本の漫画、『あさりちゃん』の愛読者であるとご存知でしょう。
その『あさりちゃん』には、登校拒否や、仮病のお話がいくつかあります。
中には、あさりちゃんが風邪を引く方法を、丁寧に実践して
教えてくれているお話もあります。
言うまでもなく、わたしは、そのお話の真似をしました(学校当時)。
方法は至って簡単で、薄着のまま外に出て冷たい風に当たったり、
お腹を出して寝れば、冷えて風邪を引く…という内容でした。
しかし、まだ学校へ行っていた頃のわたしは、ただの健康児で健常者。
腹を出して寝るぐらいでは、風邪なんぞ引きませんでした……。 絶望です。
当時は、『おいコラ、コノヤロー! あさりちゃんの嘘つきー!!』と、
漫画の中のあさりちゃんを、すんごく恨んだモノです。
今は少し笑えますが、当時は相当な怒りの矛先が向いておりました…。
紙の中のあさりちゃんに、八つ当たりしたい気持ちでいっぱいでした。
わたしの心は、もうそれほどまでに『鬱病』に蝕まれていたのですね……。
風邪になる度に、その事を思い出します。
『がんばってまで風邪を引こうとしていた』、助けが必要だった自分を…。
病気や怪我を求めているなんて、健康的ではありませんよ、どう考えても。
もちろん、学校と無縁な今は違います。
今は、もうすでに色んな病気や障害がございますので、
そっからさらに病気(風邪)になんか、なりたくありませんよ……。
苦しいのも、痛いのも、痺れるのも、辛いのも、もうたくさん…。
やはり健康なのが、一番!!
わたしの場合、風邪が完治しても、まだ他の病気が色々と一生
残っている訳ですが、だからこそ、風邪なんぞ、もう要らない!!
欲しくないっ!!!!
出来れば、二度と風邪になどなりたくありません。
学校の頃と違って、今は、1日でも早く治りたい気持ちでいっぱいです。
コレが、『普通』のハズなのですよね……
病気も、怪我も『求めない』……それが、『普通』のハズ……。
わたしはとても長い間、その『普通』が無かった。 赦されなかった。
でも、あの頃と違って、もう『仮病』は使わない。
がんばってまで病気になろうとしたり、怪我をしようとするのは、嫌だ。
病気は、本当はとても苦しくて、辛くて、重たくて、嫌なモノだから。
本当はそんなモノ、この世にあっちゃイケナイんだ。
この先、もう誰も仮病を使わなくても良いような、
そんな健康で優しい世界になって欲しい………。