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長い悪夢と幻視の夜

複雑性PTSD』による悪夢と、『薬の副作用』による悪夢が混ざり合い、
いつも壮絶な悪夢になります……コレがもう、何年も続いています。

一昨日の出来事です。
長い長い悪夢がありました。 ついでに幻視もありました。
今回の幻視は、闘病エッセイ漫画にするほどではなかったので、
テキストのみでのご紹介です。

悪夢の方は、少年漫画に出来そうなレベルの濃さと内容でしたが、
コレを実際に絵にしたら、ホラー&グロ漫画になってしまいますので、
テキストのみにしておいた方が良いでしょう。

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■長い長い悪夢:

一昨日の悪夢はスゴイ内容でした…。
普通は『夢の中で自分自身が死ぬ時、死ぬ前に目が覚めるハズだ』と、
良く言われますが、わたしは今まで一度も目が覚めた事なんて無くて、
何度も睡眠の中で『死』を繰り返し続けています。

コレがかなりキツくって、朝の目覚めが非常に悪いです。
体にガソリンを掛けられて火を点けられ、火ダルマになって焼死したり、
刺されて死んだり、撃たれて死んだり、追いかけられるのは毎晩の事です。
この前なんか、幻視にまで首を絞め殺されたぐらいです…夢の世界での
出来事が、だんだんと現実世界にも浸食して来ている感じはします。

さて、肝心の夢の内容ですが、ちょっとグロイかもしれません。
アメリカではグロは規制されませんが、日本ではされているらしいので、
日本の皆様の為に(Noteは日本の物なので)、念の為に注意しておきます。

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皆様は『LEFT 4 DEAD』というゾンビのFPSゲームをご存知でしょうか?
アレに登場する『タンク』という名の、超マッチョなボスが居るのですが、
たまにそのタンクが夢に出て来て、追い掛け回されます(そして殺される)。

『タンクって何やねん?』という、そこの貴方様。
ココをクリックで画像をご確認頂けますので、ぜひお願い致します。
(※ちいさなお子さまは、見ないほうが良いかもしれません。)

一昨日は、久しぶりにそのタンクに追い掛けられ、殺されました。
巨大な潜水艦のような物の中に、わたし達人間が閉じ込められていました。
タンクがそこのボスで、悪ぅ~いヤツなのです。 わたし達人間を、まるで
奴隷であるかのように扱い、好き勝手し放題でした。

わたしの夢の中のタンクは、人間の言葉をちゃんと喋っていました。
実際のL4Dのゲーム内のタンクは一切喋りませんので、夢だと判りました。
それでも、目は覚めないモノなのです……何故なのでしょう…?

そして、その悪いタンクに目をつけられました。
わたしは生きたまま、水の無い四角いプールの穴の中に、
ヌチャヌチャしたセメントと共に埋め込まれました。

息がどんどん苦しくなって行く…。
しかし、抵抗したおかげで、頭1つ分ぐらいのスペースが中に出来、
わたしは息をし続ける事が出来ました。

しかし、どんどんセメントが固まって行くのです。
このまま生き続けれられれば、誰かが気付いてくれて、もしかしたら、
ドリルで穴を掘って、助けてもらえるかもしれない!

…でも、その希望はすぐに絶望に変わりました。
セメントはすぐに固まり、わたしの体は四角いコンクリート化しました。
しかし、わたしがまだ中で生きている事を、タンクは知りません。
でも生きていようが、いまいが、タンクはわたしを殺す気満々でした。

タンクがヒョイっと、その四角いコンクリートを持ち上げました。
何を思ったのか、ゴミなどをプレスする為の機械の下に置かれました。
そう、わたしはまだ中で生きているのに、そのコンクリートごと、
真上から機械でペシャンコにされたのです…。

当たり前ですが、辺りは一気に血の海になりました。
赤とピンク色が混ざったような鮮血が、ジワジワと広がって行きます。

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しかし、そっから夢はまだしつこく続きます。
わたしが死んだ為、ココから夢の主人公が、お友達のKさんに替わります。

どうやらKさんは、一部始終を見ていたようです。
わたしが殺されたのを見て、Kさんは、とある事を思い付きます。
Kさんの性格からして、恐らくわたしの仇を打とうとしてくれたのです。
しかし、その為にはまず、自分が逃げて、安全を確保する必要があります。

Kさんはダッシュで、その場から逃げ出しました。
走って走って、辿り着いたのが、何かのバルブがある部屋でした。

(…余談ですが、先程の『LEFT 4 DEAD』というゲームをお創りになった
会社の名前がVALVE(バルブ)社という、面白い偶然が起きました。)

Kさんは、その大きなバルブを力いっぱいに回しました。
恐らく、それで別の部屋にある脱出用の小型潜水艦が何かが作動するのだと
思いますが、結局バルブの意味は解らないまま、夢は続きました。

面白い事に、Kさんがバルブを回した後、Kさんがもう1人増えました。
元のKさんはバルブの部屋に残り、もう1人のKさんはダッシュで出ました。
そう、タンクがKさんを追い掛けて来ていたのです。

Kさんは冷静で、頭もとても良い方なので、あの手・この手でタンクを
上手く騙し、逃げ続ける事に成功しました。

何故か都合良く『残像トラップ』が発動するお部屋が用意されており、
Kさんはそこに逃げ込み、色んなパターンで逃げ回り、逃げ回る自分の
姿の残像を残しまくりました。 全てはタンクを混乱させる為です。

夢の中で、Kさんはその残像トラップが発動するお部屋で働かされていた
経験があり、それで、中の構造の事を、タンクよりも良く知っていました。
走るKさんの残像だらけのお部屋で、タンクが残像を追い掛け回します。

『ウガーッ! コイツも残像だ! ウガ―ッ! コイツも違う!!』

このままでは埒が明かないタンクは、Kさんを上手く騙してしまいます。

『オイ! 明日の大会に出ろ! 勝てば、お前だけは逃がしてやる!』

Kさんはそんな誘いに乗るようなお方ではありませんが、確かに永遠に
追いかけっこを続ける訳には行かず、仕方なくタンクの条件を呑みました。

大会は、全ての人間の参加が決まっており、タンクと勝負する内容でした。
公平に全員でクジ引きが行われるのですが、タンクはKさんに対して相当に
頭にキており、どうにかクジにズルをして、Kさんと闘えるようにします。

クジといっても特殊で、長い長いバス・タオルのような物を持たされます。
それが王様ゲームのように、タンクの手元で束になっていて、タンクが
それを引っ張って、引っ張られた人間が対戦相手なのです。

しかしKさんに、タンクの部下の手違いで、普通のタオルが渡されました。
もちろんわたし達人間側は、タオルの長さで運命が決まるとは知りません。
そのままにしていれば、勝負は避けられたのですが、
ココでKさんの優しさが発動してしまいます。

困った感じの女性が、Kさんにタオルの交換を求めて来たのです。
Kさんは紳士メンですから、困った女性と、自分のタオルを交換します。

そう……その女性が持っていたタオルこそが、先程、タンクの部下の
手違いにより、Kさんに渡されなかった、あの超長いタオルだったのです。

そして大会が始まり、タンクがタオルを引っ張ったトコロ、
Kさんの手元にあったタオルの先っちょに動きがありました。
Kさんがどんどんと引っ張られて行きました。

コレはマズイと感じたKさんは、また必死に逃げ出しました。
そしてまた、タンクとの追いかけっこが始まります。

タンクは秘密の特訓でもしたのか、たった一晩でパワーアップ済みでした。
逃げ回るKさんを、『匂い』で辿る事が出来るようになっていたのです。

それに気付いた頭の良いKさんは、とあるアイディアを思い付きます。

『死んでしまうかもしれないけど、自分の体の肉をちぎるしかない…。』

Kさんは、自分が死ぬのが先か、それともタンクが諦めてくれるのが先か…
そういった感じの賭けに出ました。

Kさんは、自分が死なない程度に、上半身の肉を指でちぎり始めます。
まずは鎖骨の辺りのお肉から…。

ブチッ…。
ブチッ…。

…と、出来るだけ小さくちぎり、迷路のようになっている部屋の、
そこら中の道に、肉の破片をバラ撒き始めました。

タンクは、Kさんの『匂い』がする方に何度も行きましたが、
どの道を通っても、Kさん本人は居ません。
Kさんの肉の破片しか落ちていないのですから…。

ココまで長い夢だと、もはや映画化だって出来そうなレベルです。
Kさんはとってもカッコ良かったのですが、そこで別の夢に変わりました。

続きがメチャクチャ気になりますが、Kさんに何かある前に、
別の夢に変わって良かったと思います。

Kさんが殺されるトコロまでは、さすがに見たくありませんもの。
しかしKさんのコトですから、きっと上手く逃げたのだと思います。
今思い返してみると、Kさんは自分の上半身の肉をちぎってまで、
ココから逃げ出し、わたしの仇を打とうとしてくれたのですよね…。
ありがとう、Kさん!!

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■オマケの幻視:

目が覚め、ふと、本棚を見てみました。
数々の本のシルエットが見えますが、それ以前に、幻視が目立ちました。
英文字の『E』と『Y』がたくさん、フヨフヨと浮かんでいました。

本のシルエットが黒色だとしたら、浮かぶ『E』と『Y』は白っぽい感じ。
コレは初めて見る幻視です! HSSなわたしは一瞬ワクワクしたのですが、
ふと、『E』と『Y』には何か意味はあるのかと思い、一瞬でアナグラムを
してみたら、真っ先に出来上がった英単語が『EYE(目)』……。

『また目玉(の幻視)かよ!!!』と、正直キレました(笑)。
わたしは去年から何度も目玉の幻視を見ているので、もう見飽きています
(気になる方は、わたしのNoteブログの過去ログを辿ってみて下さいませ)。
まさか、こんな手の込んだやり方で、わたしに目玉を押し付けて来るとは…
おのれ、幻視め!!!

完全に脳にバカにされた気がした夜でした。

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メリカナデシコ
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