![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/47080821/rectangle_large_type_2_62da32e8d2297ba6aaddaf88d336a352.jpeg?width=1200)
Photo by
soeji
こんな純愛が存在するだろうか…
みなさんこんにちは。メリアです。
今日はこちらの1冊を読了致しましたので紹介させていただきます。
今回もいぬじゅんさんの『冬シリーズ』作品となります。
あらすじ
介護職の仕事一筋で生きてきた玲菜。
玲菜は高校時代、大好きだった恋人と悲劇的な別れを迎え、その記憶から何年も抜け出せずにいた。
そんなある日、玲菜は2人の親友に連れられ無理矢理婚活パーティーに誘われる。
乗り気ではなかったが、そこで出会った容姿端麗なハルという青年に出会い、「君は性格がブスだ」と言われてしまう。
「君の性格を僕が変えてあげる」と言い、玲菜の生活が少しずつ変化を迎える。
衝撃的な展開とラスト、深い純愛ストーリーに感動のため息を吐かずにはいられないお話です。
感想
想像を超越した展開に、驚きと感動を覚える作品でした。
仕事一筋で生きていた玲菜は過去の恋愛から一歩踏み出せずにいて、仕事でも大変な毎日を送っていたのです。
いやむしろ、過去の苦い思い出を少しでも薄くするために仕事に没頭していたのかもしれません。
結果的に次の恋愛に進む勇気もなく、彼を忘れることもできずに10年という月日が流れるのです。
誰よりも彼を想い、報われなくても彼を一生想い続ける彼女の愛が心に深く残りました…。
こんな純愛がどこにあるのだろうか
こんな純愛が本当に存在するのだろうかと
何度も考えさせられました。
いぬじゅんさんの作品は衝撃のラストが多いですね。
それが面白さであり、ラストへ向かうほど温かい気持ちが溢れてくる作品です。
気になる方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。