この恋を一生忘れない
みなさん、こんにちは。メリアです。
最近、こちらの本を読了しました。
最近映画化もされ、話題となっているこちらの本。
主演は菅田将暉さんと有村架純さんとなっています。
本書の特徴
この1冊を読んで印象的だったのは、淡々としているということ。無駄な描写や細やかな背景はないものの、淡々と2人の心情や様子を描いています。
小説というより、エッセイと言ったほうがしっくりきます。
麦と絹という印象的な名前であり、2人の視点で描かれた作品となっていました。
所々描かれる素朴なイラストにも注目です。
読了して
『花束みたいな恋をした』というタイトルの1冊ですが、まさにその通りでした。
麦と絹は独特の世界観を持ち、お互いが似た者同士であることを感じると同時に、恋心も芽生えていきます。
一緒に話した小説家の話・一緒に読んだ本・一緒に観た映画・一緒に聴いた音楽
全てが2人のために紡がれていくかのようで、1本の花から大きな花束へとなっていくのです。
しかし、どんなに綺麗な花束もいつかは枯れてしまいます。
麦と絹は花束のような恋をしました。
その恋は運命といっても過言ではありません。
でも、1本1本紡がれてできた美しい花束を忘れることはありません。
ふとした瞬間に思い出す機会はそこらじゅうに溢れています。
本・映画・音楽・景色・時間・食べ物・飲み物
紡がれた記憶は消えることはありません。
「こんな珠玉の恋があるのだろうか」と
恋の美しさと儚さに胸がいっぱいになりました。
私はまだ映画を観てはいません。
映画も観たいと思っています。
逆に、こちらの本を読んでいない方はぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
本だからこその魅力もたくさんあります。
こんな恋がしてみたいな…。
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