恋の形は人の数だけある

みなさん、こんにちは。メリアです。

本日読了した1冊はこちらです。

画像1

加藤千恵さんの1冊となります。

本書について

こちらの1冊は恋をテーマとした短編集となります。

短編集と聞くと1冊に5作品ほどが集録されたイメージがありませんか?

しかしこの1冊はなんと37のショートストーリーに加え、最後には短歌が添えてある珍しい1冊。

37ものストーリーとなりますので、1作品当たり4、5ページほどになるのです。

しかしそのたった5ページにも満たない1作品には「わかるわかる」と思わず首を縦に振ってしまうような恋愛の素晴らしさ、複雑さ、人間の感情が広がっているのです。

感想

ほとんどが女性目線で描かれています。100人もの人がいれば、恋愛の形も感情も100通りあることをしみじみと感じました。

周りがどんなに「ダメ」と言っても、ダメ男を好きになってしまう女性。親友の彼を好きになってしまう女性。好きか嫌いか分からないけど、お互いの距離感だけが好きな女性。友人と寝てしまった話。などなど、いろんな恋愛の形を感じることのできる、共感の1冊でした!

新鮮な気持ちで本書を読むことができました。

ぜひ女性のみなさん!読んでみてはいかがでしょうか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?