私、彼氏100人います
深夜に妙なタイトルを付けてしまいました。(笑)
このタイトルは、私が新人獣医時代に、牧場のおじさま方に実際によく言っていた言葉です。
女性獣医師って、『彼氏いんのか!?』とかやたらと言われる場面があって、結構めんどくさいんですよね。(大動物業界だけでしょうか)
最初はまだ冗談とか言える間柄でもないし、こっちも猫かぶってるので、『え〜ちょっとそれは…ノーコメントで…』くらいしか言えなかったんですが、ちょっと慣れてきた頃にこっちに切り替えました。
『彼氏いるの?』に対して間髪入れず『私、彼氏100人いるんで』と返すと、たいていみんな笑ってくれます。
そして、うまーく質問をかわせるので、めちゃくちゃ便利な一言でした。
変に濁したところで、さらに追求してくる人もいるので、これに関しては走って逃げたもん勝ちなのです(笑)
新人の女性獣医師さん、もしよかったら使ってくださいね🎶
気心の知れた牧場さんなんかだと、この返しに対して、『え、じゃあ俺は何番目なの?』と乗っかってきます。
ここでただ笑って返すと牧場さんのボケを潰しかねないので、『ん〜38番目かな〜』なんてテキトーに思いついた数字を答えれば、立派なコミュニケーションのできあがり!
これがおもしろいのは、しばらく時間があいてまた『俺何番目だっけ?』って聞かれるパターン。
もちろんそんなテキトーに付けた順位を覚えているわけがないので、『52番目かな〜』なんて答えると、意外と相手は前回の順位を覚えていたり(思い出したり?)して、『ランクダウンしてる…!!』とまたそこでひと笑い生まれるわけです。
めんどくさい質問もコミュニケーションの道具に変えてきたおかげで、めちゃくちゃコミュニケーションスキルが磨かれました。
本当に良い経験させてもらったな〜
獣医師として現場に立った7年間は宝物です。