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上海・復旦大学に一年留学、はや3週間。

みなさんお久しぶりです。さすがにお久しぶりすぎます。笑
変わらずお過ごしでしょうか?

更新したい更新したいと思い、毎日のやることリストの中にポツンと

○note更新!!

の文字があったのに、ちゃんとあったのに、よくもまあ半年も毎日見逃し続けられましたね。逆にすごいということにしておきましょう。。。

そして今日なぜ半年ぶりに更新ができたのかというと、今上海に超大型台風がやってきており、さすがにnote日和だったからです。
半年ぶりの更新、一体何から伝え始めようか。悩みどころですね。

この投稿では、私が上海に留学に来て感じたこと、自分の中で変化した気持ちをまずはおおざっぱに綴ろうと思います。


1.上海に留学に来て感じたこと

①中国にルーツのある留学生が圧倒的に多い

私は両親ともに純ジャパのごく普通の大学生で、大学で中国語を2年ほど学び、より中国語を上達させたいということで留学に来ました。
言語だけでなく、今の日本の中国に対する偏見ってなんで存在するんだろう、実際のところどうなんだろう、中国人の行動原理ってなんだろう、とか、そういう私の中の疑問を解消したいという意味もあって、中国に来ました。

しかし周りを見渡してみると、純〇〇人や、全く中国は初めてです!みたいな人はそれほど多くないように感じます。
例えば、
・母親が中国人だけど家では日本語しか話さない。せっかく中国人のアイデンティティもあるはずなのに中国語を話せない自分が嫌だから。
・自分は残留中国人の4世で、よく中国に訪れていた。
・親の海外出張の関係で、中国で4年ほど生活した。

こんな人が自分の周りは多いです。あとは中国人の彼女がいてよく中国語で会話をする人とか。


②生活が便利すぎる

これはもうまた一つ記事に残すべきだと思うのですが、

ほんっっっっっっっっっっっとうに便利です!!!!!!!!!!!感動!!!

いや、全部が全部便利かと言われればそれは誤解で、
いやそこは手動なんかーい、みたいなことも多々あるのですが。笑
基本的にスマホ一台でなんとかなる社会です。なんでもできます。


③日本人の中国人に対する偏見は、半分は合ってて半分は間違い

これってかなりデリケートな話でもあって、むやみやたらに書くことはできないのですが、あくまでも私の価値観でお話させていただきます。

まず、中国人は「自己主張」が激しいと日本人なら思いますよね。というか、「わがまま」と捉えたりしがちじゃないでしょうか。
自己主張が激しいのは、よく周りの光景を見ていてもその通りだと感じます。よく大きい声で口喧嘩的なことをしているのを見ます。でもそれだけ自分の意見をはっきり言えることって本当にすごいし、私は見習いたいです。

そして半分間違いというのは、「中国人は日本が嫌いだ」という偏見です。
少なくともまだ私は、反日感情を持った中国人に会ったことがありません。
それどころか、「日本に旅行に行った時、日本人が優しく接してくれた」と教えてくれたり、日本のアーティストが大好きで熱心に話してくれたり、日本が好きな中国人も多く存在します。
反日感情の原因は、日中間の歴史認証問題のずれにあると思うのですが、そういったことが日常生活にまで影響を及ぼしていると感じることはないです。
本当に人次第だと思います!「中国人」とひとまとめに考えるのではなく。

あと余談なんですが、
なんとなく、上機嫌な人が多いです!笑
なんか生き生きしています。鼻歌を歌っていたり、スマホ眺めながら口角めちゃくちゃ上がっていたり、「最近調子どうなん?」とたわいもない話をしていて楽しそうだったり。
私の中ですごく印象が柔らかくなりました。

食堂で休憩中の阿姨、自由で好き。



2.自分の中で変化した気持ち

①日本で関わってくれている人への感謝の気持ち

こちらに来て、私がいちばん強く感じたのがこれです。

感謝の気持ち!

この感情は、長期留学や一人暮らしなどを経験しないと絶対得ることのできない
感情だと思うんです。
生まれてこのかた22年間、私はずっと実家暮らしでした。祖父母の家も電車ですぐのところにあり、帰ったら「おかえり」と迎えてくれる人がいる、そんな環境でした。
なので日本にいるときは家族がごく当たり前の存在で、いざ離れてみるとこんなに恋しいものなん?!とびっくりしました。

そう、がっつりホームシックになりました!
来て2週間目までは毎日ギャン泣きでしたね。。。笑
ほんまに繊細で、
聴いてる音楽で家族系の歌詞が流れるだけで涙、
おばあちゃんが好きな飴、おじいちゃんがくれた緑茶の粉末、友達のお姉ちゃんがくれたコスデコのパック、バイト先からもらった色紙、を見ただけで涙、
きれいな空を見ただけで涙、
みたいな。笑

実は留学前、一年も離れたらホームシックになるかな、といった考えがそもそも全く浮かばなかったんですよね。なので何日か泣いてやっと、「あ、これがホームシックってやつか。」と判明した感じです。(気付くのが遅すぎる)
自分ってこんなに泣き虫なのか!という驚きもありましたし、自分は留学に向いてないんじゃないか、本当に一年留学する覚悟を持ってきたのか疑問を持ってしまったこともありました。(かなり追い込まれている)

そんなこんなで、毎日のように家族や祖父母にLINEやビデオ通話をしていました。
最初の1週間はとくに手続きに必死だったので、何かを達成するたびに「今日これできた!」と報告して褒めてもらっていました。本当に私何歳だろう。。。

生きてる報告
褒めるの大事

ここで気づいたのは、家族には思いっきり心配かけていいし、甘えていいし、頼りにしていいということです。今日こんなことがあってな、とか、今日は寂しくてな、とか。些細なことでも話を聞いてもらったらいい!と思いました。

そして、「寂しい」「恋しい」と誰かのことを想えるのは、日本ですごーーーーーく恵まれて、愛されて育ってきた証拠!だと気づきました。
なんでもやりたいことを叶えさせてくれた両親がいたからこそ留学にも来れたし、そもそも大学にも通わせてくれて。
改めて周りの関わってくれている人たちに感謝ですね。
日本に帰ったらたくさん恩返ししたいです。

なかなか自分ながら感動話になってしまいました。


②自分に向き合う時間が増えた

下の方にも書いているのですが、日本にいるときは大学、バイト、交際、いろんなことで忙しくしてて、なかなか自分をメンテナンスする時間というか、見つめる時間が取れてませんでした。毎日何かタスクをこなす感じ。

ですが今は自由な時間が増えた分、今日はどうやって1日を過ごそう、誰と何をして過ごそう、というのをじっくり考えるようになりました。

また、自分はこういう時に嫌って思う、こういう時に気持ちが落ち着く、とかを細かく分析できるようになりました。
自分を知るいい機会になったと思います。
あと留学しているとやはり様々なバックグラウンドを持った人たちに出会えるので刺激になりますし、より一層自分自身の考え方・アイデンティティを強く意識するようになりましたね。

③生活習慣

そう、こちらに来て私の生活習慣はみるみる改善されていっているのです。。。!
本当に嬉しい!

日本での私というのは
・実家暮らし往復3時間かけて大学通学
・平均週4で飲食店バイト
・絶賛就活中
・暇さえあれば友達や彼とご飯に行く
といろんなことで毎日忙しく過ごしており、なかなかゆっくりした時間は取れていませんでした。
それこそ授業の予習復習などできたもんではありませんでしたね。朝もバタバタ支度して30分で家を飛び出すような子でした。

こちらでは基本的に午前中授業のことが多いので、午後からはゆっくり勉強したり、友達とたわいもない話をしたり、お散歩したり、よく掃除したり、ストレッチしたり、お昼寝したり。自分の理想の生活スタイルになってきています。
23時には眠たくなり、朝6〜7時には勝手に目が覚めます。

毎日の自転車通学がたのしい

あとなぜか一瞬で便秘が治って嬉しすぎる( ;  ; )
まだこちらに来てから一度も体調を崩していませんし、お腹も痛くなっていません。中国のご飯が胃に合ってるのかな。



張り切って長めの記事になってしまいましたが、最後まで読んでくださってありがとうございます。
今回は私の個人的な感想が多かったですが、これからは中国に留学する人に向けて役立つ情報を発信していけたらなと思います!更新継続できますように!

では(^^)

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