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『完全無――超越タナトフォビア』

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哲学における究極の未解決問題「なぜ何もないのではなく、何かがあるのか」を解決するとともに、タナトフォビアで苦しんでいた過去の自分を、四年掛かりで自ら救った、新しい思想を総括するマ…
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2020年3月の記事一覧

『完全無――超越タナトフォビア』第十一章

さてさて、己が転がしたボールに責任を持たなければ、ゲームは正当とはならない。 ただそれだ…

『完全無――超越タナトフォビア』第十章

さて、 今こうして、何かが「ある」という状況にいるということは、 世界には終わりなどない、…

『完全無――超越タナトフォビア』第九章

ねえチビたち、真理とはなんだろうか。 ことばなど知らぬ時代の人間にとっての真理と、 現代…

『完全無――超越タナトフォビア』第八章

語りえぬことについては語り尽くさなければならない。 雄弁に。 沈黙は金だが、雄弁は銀では…

『完全無――超越タナトフォビア』第七章

チビ 「チビ的にはアウトかなー。きつねくんのこの作品はまずオリコン(死語?)でナンバーワ…

『完全無――超越タナトフォビア』第六章

究極の現実は三つの側面を有している、だとか、世界を象徴する三つの概念の合一が全体性をあら…

『完全無――超越タナトフォビア』第五章

※はい注目! ここ、テストに出ます! ↓ 最終形の【理(り)】の近似値である「ある」という二文字は、対義語のない「ある」である。 殊勝な流れを乱すかのように、わざとらしく軽口を叩いているわけではないし、あえておどけて作品に稚拙な軽みを持たせようとしているわけではないが、ただいまチビたちの唖然を少々買ってしまったようだ! とくにチビは、鉄くずを飲まされたような顔をしている。 おもむろにチビたちは、ドリンクのフタに突き刺さっているストローをキュッキュキュッキュ上下させているの

『完全無――超越タナトフォビア』第四章

そうしてきつねくんの語る番がやってきた! そうしてきつねくんが本格的に一人称に徹する役が…