『完全無――超越タナトフォビア』第五章
※はい注目!
ここ、テストに出ます!
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最終形の【理(り)】の近似値である「ある」という二文字は、対義語のない「ある」である。
殊勝な流れを乱すかのように、わざとらしく軽口を叩いているわけではないし、あえておどけて作品に稚拙な軽みを持たせようとしているわけではないが、ただいまチビたちの唖然を少々買ってしまったようだ!
とくにチビは、鉄くずを飲まされたような顔をしている。
おもむろにチビたちは、ドリンクのフタに突き刺さっているストローをキュッキュキュッキュ上下させているの