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1万5千分の1

この週末1泊2日で旅行に行ってきました。
まず徳島県鳴門市にある大塚国際美術館へ。
関西から徳島方面に行くには岡山から瀬戸大橋経由で行くよりも明石大橋を渡って淡路島経由の方がずっと早い。高速バス神戸三宮からわずか1時間20分ほどで到着。このルートで鉄道が走っているともっといいんだけど..
鳴門市に一泊して2日目は高松市に移動して栗林公園や5大浮世絵師展をやっている高松市立美術館に行ってきました。
鳴門駅から徳島行の普通列車(まだキハ40が現役だった)に乗って池谷で岡山行特急うずしおに乗り換え。うずしおで社内アナウンスを聞いていると「この列車は瀬戸大橋線不通の影響で高松までの運転になります。」とのこと。高松駅で案内表示を見ると午前中の快速マリンライナーが運休となっていました。このまま観光を続けていていいのだろうか?という疑問とせっかく高松まで来たのにという観光気分で迷ったけど午前中は電車が動かないので観光をしようと決まり栗林公園、高松市立美術館を昼頃を目途に観光することに。
お昼過ぎ高松駅に戻り案内板を見ると17時頃までの快速マリンライナーが運休になっているではありませんか。さあ困った。17時30分頃の岡山から新大阪への新幹線の切符を持っているし行程に多少余裕を持っているけど大阪から地元までまだ移動しないといけないので復旧の目途が立っていない状況。まだ早いのでじゃあ高速バスで本州へと思ったけど夕方まで満席。
このまま高松に宿泊するしかないのかとあきらめかけた時、同行している友達が徳島の友人に電話してみると言い出しました。なんと徳島から高松まで来てくれてさらに岡山まで車で送ってくれるとのこと。本当に夢のような話で岡山に17時前に到着しました。
瀬戸大橋線の不通で影響を受けた人は1万5千人と新聞に書いてあったので私はそのうちの1人です。

19時前にJR鶴橋駅に着いたので事情を説明して高松→岡山間は切符は使えなかったのでその区間の払い戻しとか無理ですよねと駅員の方に相談したら親切に対応してくれて「お客様の不利にならないよう切符に詳しい社員に相談します」とのこと。結果的に高松ー岡山間に料金を払い戻ししてくれました。まさに神対応。結局20時頃まで瀬戸大橋線は不通でした。またお怪我は無かったようですが橋の上で止まった電車に6時間くらい閉じ込められた方もみえました。

いざという時力になってくれる友達付き合いの大切さを実感した旅行でした。

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