解剖研修のクラウドファンディング
【 なぜ人体解剖なの? 】
多くの方々が
最初に感じられる疑問かと存じます。
・練習を繰り返すと上達するのでは?
・演奏の"技術"は上がらないのでは?
・メリットがいまいち理解できない...
確かに仰る通りなのですが、
実は違う一面もございます。
それは何でしょうか?
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ここで
日本国内の音楽教育の現場について
簡単にご紹介いたします。
・努力と根性 血と汗と涙
・感情を開放するのが音楽だ
・黙って先生の言う通りにしろ
といった風潮を
払拭しきれていないのが
残念ながら現実なのです。
もちろん、
これらが現状の全て
ということはありませんが、
多くの音楽教育の現場の方が
静かに首を縦に振らざるを
得ないのではないでしょうか。
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また一方で
現代社会ならでなのですが、
ネットにはYoutube動画が
街を歩けばノウハウ本が
音楽家の手の届くところに
あふれかえっていますので、
・手っ取り早く上手くなりたい
・コツだけを先に知りたい
・裏ワザって他にないだろうか
といった"近道"を
探し出すことが
日常になっています。
これでは
付け焼き刃の音楽家しか
育ちません。
後世に受け継がれる
表現技術は
伝えられないのでは
ないでしょうか。
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音楽の演奏を行う時には
必ず身体を使います。
感情だけでは歌えませんし、
イメージだけでは弾けません。
音楽家は
その全員が身体を使います。
だからこそ
自分自身の身体を
ありのまま理解することが
非常に重要なのです。
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それでは次回は
「音楽家の身体の理解に
人体解剖が
どのように役立つのか」
について
お話させて頂きます。
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