徒然マーフォーク140~モダン神に向けた調整と振り返り~
はじめに
みなさまこんにちは
ハガーでございます
先日晴れる屋TCのモダン神挑戦者決定戦に参加してきました
先に結果を申し上げると0−2でドロップしました
端にも棒にかかりませんでした、で終わることもできるのですが今回はモダン神に向けてかなり調整を重ねてきたのでその話をさせてください
可能性を感じた日&現実
先月末の平日大会に出た時のことです
3−0を2連続で勝ち取り今自分が考えているリストが通用しうるかもしれないとうっきうきになりました
そこから調整を重ねたモダン神直前の平日大会、11時・14時・17時と気合を入れて臨んだ結果がこちら
R1 緑トロンdf ×○×
R2 バーンdf ○○
R3 黒トロンpf ○××
R1 アミュレットタイタンpf ××
R2 リビングエンドdf ×○×
R3 緑トロンdf ○×○
R1 赤黒想起df ○×○
R2 カスケードクラッシュ(ティムール)df ××
R3 赤緑果敢df ××
以上、1−2×3という負け越し祭りに・・・
特に仮想敵として対策していたつもりの緑トロンやリビングエンド、カスケードクラッシュに負けてしまい構築に問題があるのではないかと焦りに焦りました
ぎりぎりにデッキ提出をすると何かしらミスが生まれてしまうだろうと考えこの日の夜にデッキリストを確定させました
メインボード解説
どういう当たりを見据えたカード採用になっているのか、従来のマーフォークと異なるカードに絞って解説して行きます
1マナの追加クロック
序盤からライフを詰めて行きたい相手に対して激浪の形成師では足りないと判断し追加しました
対抗馬(魚?)としてオークに耐性のあるリシャーダの荷運びがいますが、今回は続唱系に対して1ターンずらして潮縛りを間に合わせられる呪い捕らえを採用しました
マーフォーク界のコラコマ
・2マナでポン置きできる
・マナフラ受けできる
・条件を達成すると追加のロードになれる
・回避能力を持つため単騎で攻められる
といった理由から採用しました
オークの弓使いが残る限りは2マナの枠で採用ラインに上がってくるポテンシャルを持つカードだと考えています
1マナのバウンス枠
生物とエンチャント限定にピンと来たかもしれませんが、ご想像の通り力線ドラコパッケージが入るデッキ(カスケード、ドメインズー)を見ての採用です
2枚が揃う確率がそこまで高くなくとも揃ってしまったらゲームエンドのカードを見過ごせなかったためメインに採用しました
ここからは後で気づいた棚ぼた案件なのですが、エンチャント対象なのでウルザの物語をバウンスできます
特に1章のマナ能力を付与するスタックに挟むとマナすら出ずに手札に帰ります
鱗親和と戦った時に1ターン目バウンス、2ターン目置き直した返しに形成師キッカーで完封できました
環境が変わって鱗親和やハンマータイムが立ち位置を上げてくることがあれば採用ラインに上がってくるかもしれません
登場時から長い間採用され続けている生物を寝かしてテンポを取れる良カードなのですが、現環境下だと相手のエンドに唱えるスタックでサイだの墓地から生物だのとなってしまい、構えて出すとしても2/2/2に変わりはないため1枚削って別の対策カードの枠に回しました
ペテン師の枚数を考えなければならなくなったことに時代の流れを感じました・・・
これも4積みが基本のカードですが、力線の束縛が悩みの種です
ペテン師と同じく出した返しがゲームエンド級のカードが出てきてもおかしくない環境に加えて3マナのカードが1マナで捌かれてしまい、こういった動きはできれば避けたいと思いデッキ全体を軽くするために1枚削りました
直前まで4積みしていたのですが、潮縛りを当てたい続唱系がどちらも緻密を採用しており、魂の洞窟を貫通しちゃんと通せるか不安になったため1枚削りました
当てたいところが悲嘆・ドラコの末裔・ヨーグモスなどと数は少ないのですがどれも致命傷になり得るため2枚だけメインに採用しました
サイドボード解説
エンチャント・アーティファクト限定の打ち消し
真っ先に考えたのは力線ドラコ(束縛も)のパッケージがどこにも当たるなと思い、その他にもトロンや鱗親和、ハンマータイムにも効果的だと分かったため採用に至りました
コンボ対策枠
本来この枠は虚空の杯が採用されていますが、相手側もそれは見越して対策の対策をしてくるだろうと考え、ハンデスはされるもののそれ以外の対処法が少ない(夏の帳や狼狽の嵐など)狼狽の嵐を採用しました
メインの3マナの枠を削ったのは常に1マナ構えやすくするという理由もあります
追加の海枠
サーガを処理する&ヨーグモスや赤黒想起のような青がない環境デッキを見て採用しました
広がりゆく海でない理由は、1マナのカウンターを多くサイドに採用しているため1−1のアクションを取れるように1マナ軽い海の要求にしました
オークの弓使い対策(ドローしない)もほんの少しあります
パワーかタフネス2以下生物限定の打ち消し
悲嘆や孤独、ヨーグモス全般の生物を見て採用しました
ドメインズーには当たりにくいため環境をよく見て採用する必要があると思いました
ヨーグモスはハーフリングという裏目もありますので・・・
バウンス枠
同名のカードをバウンスするのでサイトークンや構築物トークンをまとめて処理できます
フルタップの場合、力線の束縛で追放されたカードを一気に戻してゲームを決める、みたいな動きも可能になります
冬眠が採用していたこともありますが、より確実に(1マナ軽い)打てるこちらを採用しました
バウンス枠その2
残響する真実と違い、生物限定であったりタップ状態という条件がつきま
しかしバイアルから出せる生物(マーフォーク)であることがミッドレンジデッキのように振舞ってくるティムールカスケードや赤黒想起に対して活躍してくれます
濁浪や不死や頑強で戻ってきた生物をインスタントタイミングで戻してくれる優秀な生物です
墓地対策枠
直前まで墓地対を入れるか悩んでいたのですが、エスパー御霊の数が増えてきたことを知り急遽採用することにしました
2マナと重く悲嘆で弾かれやすいのですが
・やることがなくなったらアタッカーになれること
・場に出れば最低2枚は追放できること(大祖始の遺産も出して起動で2マナかかる)
以上2点から霊柩車を採用するに至りました
墓掘りの檻であればヨーグモスに効くとも考えましたが、ヨーグモスはコンボを止めるというよりもバウンスでテンポを取ってもたついている間に海にして渡るのが一番安定した勝ち方だと個人的に至ったため不要と考えました
またもともと有利対面と言われているリビングエンドに対してもより確実に勝てるようになるのは悪くないと考えたため今回は霊柩車になりました
と紆余曲折を経て最終形に至りました
ですが、最初に書いた通り本番は0−2ドロップと散々な結果に終わりました
今日が禁止改訂でまた環境がガラッと変わる可能性があるため、その場合はまた気持ちを新たに構築を考えていこうと思います
それではみなさん、よき部族ライフを
有料部分について
有料部分に関しては
・調整の時に作った資料について(スプレッドシートで作成したのでコピーして活用することが可能です)
・モダン神の結果とデッキリストを振り替える
・今後モダンとどう向き合っていくか(ほぼほぼお気持ち)
について書きました
自分がどうやって調整を重ねてきたのか知りたいと言う方は課金していただけると大変嬉しいです
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