徒然マーフォーク123~モダン青単5つの型の提案~
みなさまこんにちは
ハガーでございます
新イクサラン発売後、マーフォークのリストに大きな変化が起きています
全国各地で新しいカードを駆使して結果を残した方がいらっしゃいますのでリストとともにその紹介をしていきます
それらをもとに私が(勝手に)今のモダン青単は5つの型でデッキが作れるのではないかと考えサンプルリストを作ってみました
後半はほぼ私の妄想なので前半の結果を残したリストだけは見ていってください
1)じょん犬さん
愛知のマーフォークマスター(マスター呼びは私が勝手に呼んでいるだけです)
従来のリストに【ティシャーナの潮縛り】(メイン3サイド1)を加えたような構築になっています
個人的にはこのリストから自分や環境に合った形を作っていくのをお勧めしたいです
オーク全盛期と言えども銀エラの達人は欠かしたくないカードです
2)じーのさん
東京のマーフォークマスター
先日のモダン神TOP8、その翌日のプレミアム予選突破ととんでもない強さです
特徴は【深根の巡礼】メイン4枚、【ティシャーナの潮縛り】メインサイド4枚となっている点です
巡礼を強く使うために【リシャーダの荷運び】が採用されているところにも注目したいです
自身のタップ能力でもトークンが出てくるためこれまで課題であった攻めるデッキなのに立たせておかなくてはならない点が解消されています
3)kawaさん
福岡のマーフォークマスター
こちらは【深根の巡礼】をより強く使うリストとなっています
なにより目を引くのが【鱗粉の変わり身】です
アンタップ状態の生物をタップすることで自身に飛行を付与させる多相持ち生物で自身をタップすることでもトークンを生成することができます
島渡りを付与するロードがいなくとも回避能力を持つことができるため安心して攻撃でトークンを生成することも可能です
なにより青いカードなので各種ピッチコストにも充てることが可能です
ティシャーナの潮縛りはメイン4枚も視野に入れているとのことです
3人に共通しているのは【ティシャーナの潮縛り】を複数枚採用していることです
もみ消すことができるカードや能力が次々と見つけられており、単純に3/3/2瞬速のマーフォークとしても非常に優秀です
【深根の巡礼】についてはゲームレンジを
・前に倒して速やかに殴り切りたい
・後ろに倒れても戦えるようにしたい
どちらの考えを優先するかで採用するかどうかが決まりそうです
この辺りは環境や好みが出そうですね
新環境のマーフォークの構築で悩んでいる方はこの3名のリストのいずれかをコピーするのはいかがでしょうか
もちろん結果を残したのは各々のプレイイングも十分関係しているとは思います
しかし勝っている構築には必ず理由があるはずです
それが何なのか見つけるところから始めるのも楽しいと思います
そんな3名のリストを眺めているときに私に電流が走りました
「モダンの青単マーフォーク、何を重視するかでデッキの型が複数できてしまうのでは・・・!?」
ついさっきまで考えたサンプルリスト、すべて合わせて5つあります
メインボードだけですが紹介させてください
1)基本型
従来のリストに【ティシャーナの潮縛り】をがっつり採用した型
いつか「各アーキタイプごとにもみ消しできること」という記事を書こうと思っているくらい宛てどころには困りません
スタッツも十分なので複数枚採用したいところです
しかし以前より3マナ以上のカードが増えることになるので銀エラの達人のようなドローソースが欠かせないと思います
(次に紹介する探検型とミックスさせ安定して土地を伸ばせるようにするのも一つの方法です)
2)探検型
令和のコプターこと【地底のスクーナー船】を強く使えるようにしたリストです
2ターン目にスクーナー船を着地させ、以降攻撃誘発で搭乗した生物を強化するか土地を伸ばすかし続けてくれます
後述する巡礼型と違い1ターン目に生物を置く必要がそこまでないのでスクーナー船を探せるドローソースや相手の生物を対処する除去を採用しやすいのがポイントです
※現状探検型を使用しているのが私くらいしかいないため期待値低め
追記(11/20 8:41)
スクーナー船からのアンクタス搭乗が一番強いムーブです
4/5になってパンチして探検とルーティングがそれぞれ誘発します
無駄引きになりやすい後半の土地もルーティングの弾にできてしまいます
どっちもマーフォークではありませんが点で攻めるプランとしてあってもいいんじゃないかと
何よりこの動きモダンでも十分強いと思うのですが、スタンダードで同じ動きが可能で大丈夫なんですかね・・・?
3)巡礼型
【深根の巡礼】を強く使うリストです
巡礼を設置する前のターンに生物を出していることが非常に重要なので1マナ枠として【リシャーダの荷運び】を複数枚採用しています
3ターン目以降相手の土地を縛りながら盤面を広げていくことが可能です
より確実に2ターン目トークンを出したければ【鱗粉の変わり身】といった1マナ生物を採用する必要があります
4)もみ消し型
またの名をフラッシュ型と呼びます
【ティシャーナの潮縛り】と2マナのもみ消し+伝説の呪文を打ち消す【物語の終わり】の8枚体制のリストです
多色デッキは怖くてフェッチが切れなくなるでしょう
バイアルを用いて常にマナを立たせて、クロックパーミッションのように振る舞うことができるリストです
物語の終わりについてもどこかで1本記事を書いてみたいです
5)コンボ型
コンボに特化したタイプのリストです
鍵は深根の巡礼と【侵入警報】
生物が出ると全員アンタップする能力を持っているため、これで鱗粉の変わり身で任意の数呪禁トークンを生み出すことができます
また、巡礼と侵入警報と変わり谷があるとき、変わり谷を生物化してマナを出そうとするとトークンが出て侵入警報が誘発してアンタップしてまたマナをだすところからループします
谷があればコンボに入ることも可能ですし、今の挙動の副産物で無色マナがトークンと同じ数生むことができます。
ここからのフィニッシュ手段やこれらのコンボの応用例などがあればDMやコメントで教えていただけると非常に嬉しいです
いかがだったでしょうか
これだけたくさんのリストを作ることができる新イクサランに感謝しかありません
唯一問題を上げるとするならば各レシピを試す時間が足りません
何故私は一人しかいないのか
分担して試してくれる人大募集中です(謝礼は多大なる感謝)
次の大きな大会ではどのようなリストになっているのか今から楽しみです
それではみなさん、よき部族ライフを
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