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枠を壊せ

ハロウィンから一夜明けた今日、
朝から子供たちは大変だった💦





12人中10人が
朝からキャンディを食べて登園。




おかげでみんな
目つきが鋭いし





すぐお友達に手を出すし、
ケンカするし、
大きな声で叫びまくる。





いつも冷静なCちゃんまで
なんだか酔っ払った女みたいで←





この幼稚園にきて
こんなに「ゴラァ💢」と
叫んだことはない。





昼頃には、先生たち全員
ヘトヘトだった😵‍💫





いかに砂糖が、ある種の
ドラッグのようなものだと思い知る。





これくらいの年の子、
つまり、純粋な本来の
【人間】という生き物は





ちょっと砂糖を摂っただけで
こうなってしまうのだということを
改めて見せられた気がした。





「来年は・・親御さんたちに
朝キャンディ禁止にしてもらった方が
いいですね💦」





と、ぼそっと
園長先生に言ってみると





「いえ、来年は
次の日休みにすることを検討しましょう」





と、言われたので驚いた😳





まあ、来年のハロウィンは金曜日なので
するとしたら再来年以降だけど





園長先生のこの発想は
私にはとっても、目から鱗だった。





園長という立場柄、
休みを自分で決められるっていうのが
前提にあるからではあるんだろうけど





私は基本、
何かを課して、それを克服させるという
やり方に行きがちだ。





そんなもの食べちゃダメ、
あれやれ、これやれ、
禁止、禁止!って。





ハードルを課して
超えさせる。





特に、自分に対してが
そうだ。





いや、自分自身や個人になら、
それも悪くない方法だとは思う。





宇宙に任せて楽しいことをしてたら
望みが叶うという
昨今の宇宙理論(引き寄せブーム)は





私は個人的には
違和感がある。





物質的な豊かさだけに
フォーカスが行きがちだし





ふわふわして
それこそ砂糖みたいで





気づいた時には
その人は、道から外れてる。







困難を乗り越えるからこそ
成長も喜びもあるという
先人たちの教えは





やっぱり、古臭ろうが
正しいと思う。





でも、幼稚園のような
大人数を相手にしている場合は、
話は別だ。





ハロウィンにキャンディを食べたいのは
子供なら当然。





それを禁止してしまったら、
子供達の親も、朝から
ストレスを抱えることになる。





従えない子供達も
絶対に出てくる。





だったら、大衆の大きなエネルギーの流れに
合わせてしまう方がいい。





ここでは、個人の成長は問題ではないのだから
先生を含めた幼稚園のみんなが
気持ちよく1日を過ごすことを優先





ならばいっそ、
学校の方を休みにしてしまえ。





Think Outside the Box





・・と、英語で
よく言うけれど






”学校のカレンダーには従わないといけない”
っていう、枠自体をブッ壊す





園長先生のその発想に、
私は思わずニヤッとした。





枠を外す時、
ある種の自由と可能性を
感じるからだろう。





園長先生は普段は
厳しく子供達を指導するタイプの先生だ。





だからこそ、
彼女のこの発想に驚いた。





厳しさと
ありのまま





それを使い分けることは、
自分に対しても有用なのかもしれない。





ありのままっていうのは
決して、ふわふわした砂糖菓子のようなもので
自分を甘やかすことではなく





長所短所全て、自分の性質を活かすという、
れっきとした一つの方法なんだと思う。






夕方、余談。






ジャングルジムに登って
くつろいでいたTくんが、突然、





「ぼく、しんじゃったら
おばけになるの」





と言った。





すると、それを聞いていたRちゃんが





「Rちゃんはピカチュウになる」





と言った。





・・これもある種、枠を壊す発想だった🤣


(死んだらピカチュウになるの?w)




























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