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10秒の承認 《図解》

幼稚園児というものは、よく転び
よく泣く。




その度に私たちは、
「大丈夫、強い、強い!
さすがお兄ちゃん(お姉ちゃん)だね!
頑張ってて偉いよ」と励ます。




これはこれで、強さを育んでくれる
良い面もあるんだけど




私は個人的に、泣きたい時は
好きなだけ泣いたらいいと思ってる。




先日、一人で子供たちを見ていた時
突然、ナヨナヨMくんが泣き出した。





木の塀の隙間に指を入れて遊んでいて
痛めてしまったらしい。




でも、切れてもないし
棘が刺さってもいない。




ぎゅーっと握ってみたけど
骨も大丈夫そうだ。




私はMくんの指を
レイキハンドで包みながら
こう言った。




「痛かったね。痛いよね。
いっぱい泣いていいよ」




するとMくんは、大きな目から
大粒の涙をボロボロとこぼし始めた。




でも、10秒後
いきなり涙が引っ込み😳




Mくんはすぐまた友達と
遊び始めた。




この切り替えがめちゃくちゃ早くて
びっくりした。




次の週、今度は
困らせ女子のNちゃんが泣いた。




その日は保護者会で
たくさんの父兄が教室に集まっていて




子供たちはその間、
園庭で遊んで待機だった。




「Nちゃん、ママに会いたいの」




Nちゃんはそう言って
教室を指差す。




「ママは中にいるから
終わったらすぐ会えるよ」




そう慰めたけど、
彼女は、目のシャッターを半分閉じ
私と目を合わせようともしない。



(これはNちゃんが
話を聞きたくない時の必殺技)





”このうすら閉じた目をふんじばって開いて
言うことを聞かせたい・・!😖”




・・という衝動を抑え、
私は、先日のMくんと同じアプローチを
Nちゃんにもしてみることにした。




「ママがそこにいるのに
一緒にいられなくて寂しいね。
会いたいよね」




するとNちゃんは
「うん・・・」と言って
もっと泣いた。




でもやはり、10秒すると涙が止まり
Nちゃんの目のシャッターが開いた😳




そのタイミングで




「もうすぐ終わるから、
お友達と遊んで待ってようね。

ママは遠くにいるんじゃなくて、
教室の中にいるんだもん。

いつもより早く会えるよ」




そう言うと、Nちゃんはいつもの
ニコニコ顔に戻った。




この、MくんとNちゃんの涙を通して
気づいたことがある。




それは突然、
図解で降りてきた。




私たちの魂が
光る、たまご型のエネルギーだとする。



(私には、たまご型に見える。
源に近づいてる魂ほど、球体に近い)





内側には、黒っぽいエネルギーがあるけど、
外側は大抵、光っている。


(こんなイメージ)





きちんと内観して
自分と向き合ってる人は
表面はいつも綺麗。




たまごだから
つるんとしてる。




でも、人間関係のトラブルなど
何らかのきっかけで
内側の黒い部分が刺激されると





たまごの外側の表面に
フックのようなものが出てくる。



(本当はもっといっぱいフックがある)




たまごのつるんとした滑らかさは
この時点で損なわれる。




だから、気分が悪くなる。




闇は、私たちの内側だけじゃなく
外側の世界にもいるので




フックが出てるたまごを見つけた闇は、
口から粘着質なコードを出し、
ぶら下がってくる。







そうされると
重くて苦しくなる。




闇の重みでたまごが下がり
文字通り、波動が落ちる。




低い波動域には、もっともっと闇がいるので
多勢にぶら下がられたたまごは
急降下してしまう。




それをさせないためには、ただ
フックを消せばいいんだけど




大抵の人は、フックができたことすら
気づいていない。





そして、ぶら下がってくる相手(外側)ばかりを見、
排除しようと頑張る。




でも、闇にフォーカスを向ければ、
闇の力はますます強くなる。






もっともっと重くなり、
さらにたまごを引っ張り下げる。




あまりにもそれが重たすぎて、どうにもできない時は
一時的に相手に集中し、
破壊するという行動に出てもいいと思う。


(除霊とか、浄化とか、そういうのね)





でもそれは、体力を一時的に回復するための
対症療法でしかない。




フックがある限り、闇はまた戻ってくる。
イタチごっこだ。




闇と同調してしまうこと、
ぶら下がられること自体を
なくしたいなら




黒いフックが出るたびに
消していくこと。




フックがなければ
闇はぶら下がれないからだ。




じゃあ、フックを消すためには
どうすればいいかというと





ありのまま認めること、だ。




自分の中に黒いものがあること
悲しみがあること





怒りがあること
痛みがあること




それらに蓋をしないで





大丈夫、大丈夫って
なかったことにしないで





自分は、完全な光なんかじゃないことを、
そして、それで全然OKなのだということを





ただただ認めてあげる。





同意できなくていい。
同調するだけでいい。




MくんとNちゃんの
涙と同じ




認めて、存在していいよって言ってあげれば、
フックは10秒で消える。






消したフックの分だけ、
内側の黒いエネルギーは
微量でも軽くなる。





私たちは、これを
数え切れないほどの転生で
何億回も繰り返し




少しずつ黒さが抜け、
完璧な球体に近づいていく。




そしてついに、
地球に存在する色なんかでは表現できないほど
神聖な色とエネルギーで球が満たされた時





私たちは旅を終え、
源に還っていくんだろう。
































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