息子の不思議ばなし
息子が4歳の時の日記より《備忘録》
2020年4月11日
夜、息子が突然
「グランマがくれたクマの本は?」と
聞いてきた。
当時うちにはクマの本は1冊だけあったけど
それはグランマがくれたものではなかった。
でも一応、
「これ?」と言って見せると
「違う。これは健康診断でお医者さんがくれた本。
グランマのやつは、もっと小さい本だよ」
と言った。
そう言われてもないものはないので、
その日は適当に宥めてすかして
寝たんだけど
翌朝、義母が突然やってきて
息子に小さなクマの本をくれたので
とても驚いた。
2020年4月21日
朝うとうとしてる時
息子がドアを指差し、
「みまー(*鏡のこと)がふたつある」と言った。
私には、実際に壁にかかっている
小さな丸い鏡ひとつしか見えない。
息子によると、ふたつめの鏡は楕円形で
中にマミーと僕がいるけど
途中で僕はいなくなったと言う。
「えー、そんなの嫌だよ」と言うと
「マミー、僕はいなくならないよ」と
まっすぐな目で言った。
そして
「パッケージを取りに行かなきゃ」と言うので
こんな朝早くに荷物が届くわけないと思っていたら
次の瞬間、義母から
「おはよう!玄関にペイストリー(パン菓子)を
置いておいたから食べてね」と
電話があった。
そのペイストリーは
箱📦に入っていた。
後日、ふたつの鏡の話を霊感親友に話したところ、
「彼にはポータルが見えているのでは?」
と言っていた。
2020年4月29日
また息子が
「みまーがふたつある」と言う。
今日のふたつ目のミラーは大きくて
ピンクになったりグレーになったりするらしい。
中には誰も映っていない。
私にふたつ目の鏡が見えないので、
息子は少し怒っていた。
「目を瞑らないから見えないんだ」
と言う。
でも、目を瞑っても何も見えない。
「それはさわれるの?」と聞くと
「さわれないよ。さわれるのはこっちだけ」と言って、
彼は壁にかかっている
小さな丸いミラーの方を指差した。