不思議王国への入り口
小学校の後ろの土手を滑り降りた。
こんな誰もいないところにメッセージ
ゴールはもうすぐ
微調整が始まったのはいつだったか
細胞が記憶していたことを、思い出したのだ。
プログラム発動までには時間がかかる。
それすらも記されていた歴史。
もし、あなたにも
未来を信じる心の余裕があるのなら
いや、あなたにその覚悟があるから、今この文章を読んでいるのだ。
動き出したものを誰も止めることができない。
未来のあなたがスイッチを入れたのだ。
このボタンを押せば全てが始まる。
そう知ったあなたが。
世界中に無数の光の柱が立ち始めている。
その光の柱はつながって大きなネットワークを作り、うねりとなって世界中を包んでいく。
地面の中にもsoraにも海にも無数に張り巡らされたネットワークが光を走らせる。
この鼓動があなたにも聞こえるだろうか?
命とは生き物なのだ。
未来の過去も生まれ変わる。
だれも知らないのに
だれもが分かっていた
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