あえて見ない

度々友人に「何を考えているのか分からない」や、「何しでかすかわからん」と言われることがある私だけど、正直その回答としては
「自分でも何考えてるかわからん時あるから私も知らん」もしくは「まだ待っておくれ、後で伝えるから」のふたつになる。
ではなぜこのような状態になるのか。
それは私が目を閉じているからだ。皆でワイワイするのも楽しい。しかし、それに疲れることもあるだろう。そういう時、私は全ての行動を勘に任せて心の目を閉じるのだ。
自分の意思を完全に自由にする。そんな時間を強制的に作り出す。それもまたこの行為の役目なのだろう。
私は今まで自我を出す時期と抑え込む時期を繰り返していた為、思ったより不安定な部分がある。それを制御する動作として、自由な時を作るのだ。
私が永遠に眠るまで、真に何も見ない、ということは出来ないだろう。しかし、その時に苦しさ等の嫌な感情に押し潰されて眠るようなことはしたくない。そこでこうして回復を設け、楽しく眠れるようにする。それが私のあえて見ないという考えなのかもしれない。
それはそれとして、笑い方を少し上品にしようとしたら何考えてるか分からない。怖いと評されたのは少しばかりショックではある。

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