【英語のお悩み相談室】小3の息子、英語を直したら英語を嫌がるようになりました

こんにちは。

誰でも英語を話せるようにする専門家
英語コンサルタントの
よつはしまきです。

先日いただいたご相談をご紹介します。
今回は、小3の男の子のお母さんからです。

【お悩み相談】

小3の息子ですが、学校で英語が始まって、
英語を口にすることが増えました。

ただ、間違って言っていることが多いので、
直していたら、いきなり怒りだして、
「英語嫌いだからやらない！！」
と怒鳴ってきたんです。

それ以来、本当に一切口にしなくなって、
こちらから水を向けても機嫌が悪くなるばかりです。

どうしたらまた英語をやるようになるでしょうか。

【回答】

ご相談ありがとうございます。

ここでポイントは、
・英語のハードル
・心が折れる
・時間薬
です。

今の状態で、英語をやらせたいなら、方法はただひとつだけです。

それ以外は、
お母さんが何を言っても何をしても、
息子さんが英語をやることはないです。


その「あること」というのは、
＜お子さんに恐怖を与えること＞です。


お母さんに捨てられる
お母さんに命を取られる

そんなレベルの恐怖です。


そこまで怖がらせれば、英語の勉強を再開するでしょう。

やりますか？
いや、そこまで。。。って思いますか？

こんな極端なことを言う理由は、
それくらい、息子さんの中では
英語のハードルが高くなってしまっているからです。


学校で英語が始まって、
楽しかったからか、物珍しかったからか、
あるいはかっこいいと思ったからか、
どれかはわかりませんが、

息子さんはポジティブな思いがあったから
英語をよく口にしていたわけです。

ですが、
そこでいちいちダメ出しをされ続けて、心が折れたんですね。

心が折れた以外にも、プライドが傷ついた、
嫌気がさした、もあるかもしれません。

実はよくある話なんです。

お母さんはよかれと思ってやった、
でも子どもはやる気を無くした、という話。

英語を直したときに、
お子さんがどんな表情をしていたか、
覚えていますか？

英語を直したときに、
この子はダメだというような、
ネガティブ評価を心の中で少しでも
抱いていませんでしたか？

楽しくて、面白くて、かっこつけて、
いいとこ見せたくて、
こんなことやってるよって言いたくて
英語を話していたのに。

ママから返ってきてほしかったのは、
笑顔や、誉め言葉や、応援する言葉や、
ただ聞いてくれるってことだったのに。

お稽古のようにピシピシと注意されて
がっかりして落ち込んで、
しばらくうずくまりたい。


よかれと思って注意したのはわかります。
でも、お子さんの心理状態はこんな状態です。

ですから、今は、英語に関して
お母さんが何かを言うのはＮＧです。

一度こうなってしまうと、
息子さんがまたやる気を出すには
時間がかかりますし、きっかけが必要です。

どれくらい時間がかかるか、
きっかけは何かは、今はわかりません。

でも、本人が何か英語をやりたいと
思うようなことに遭遇して
自分からやりたいと言うまでは、
英語をやってほしいという気持ちは封印しておきましょう。


ただ、何もできないというわけではなく、
英語そのものは触れないでおいて、

ＴＶで海外旅行の番組を見たり
食卓に海外の食材を出してみたりして、

海外に触れるだけならできるのではないでしょうか。


語学的な英語はとうぶんは学校にお任せして、
それを下支えする教養を伸ばしましょう。


もし何をするのかわからないのであれば、
私の講座【日本語で英語脳を作る】
をご検討ください。


英語を使わないで英語ができるようにする
という講座です。


もちろん、ご相談はいつでもお待ちしています！

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