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色々なループエクスプレッション[After effects tips]

after effectsのループする色々なクスプレッションをまとめてみました。めんどくさい作業は自動化して早く終わらしたい貴方におすすめです。

1.loopin("")+loopout("")-value;

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 ​loopIn( 'cycle' ) + loopOut( 'cycle' ) - value;

ループインとループアウトの組み合わせ、タイミングを前や後ろにずらす場合に両方入れてると調整しやすいので楽です。
("")のカッコ内は4つ種類があります。
cycle:最後のキーフレームまで行って最初に戻っての繰り返し
(0~100→0~100...の繰り返し)
pingpong:最初と最後のキーの跳ね返っての繰り返し
(0~100→100~0→0~100の繰り返し)
offset:直前のキーフレームの速度を保ち続ける
continue:基本の動きがエスカレートしていく
よく使うのはcycleかpingpong。カッコ内空白だとcycleになります。

2.wiggle loop

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freq = 1; amp = 110; 
loopTime = 3;
t = time % loopTime; 
wiggle1 = wiggle(freq, amp, 1, 0.5, t); wiggle2 = wiggle(freq, amp, 1, 0.5, t - loopTime);
linear(t, 0, loopTime, wiggle1, wiggle2);

wiggleを使ってランダムに動かしたいけど、ループしないので使いにくい場合があると思います。このエクスプレッションを使えば、時間でループできるので便利です。
下記数値をいじると動きを変更できます。
freq:振動数
amp:振動幅
loopTime:ループする時間


3.パスループ

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if (numKeys >1 && time > key(numKeys).time){
 t1 = key(1).time;
 t2 = key(numKeys).time;
 span = t2 - t1;
 delta = time - t2;
 t = delta%span;
 valueAtTime(t1 + t)
}else
 value

パスでアニメーションを作りたいときにループさせたいなって時ありますよね。ただ1番目のloopoutでは出来ないので、上記のエクスプレッションを使用するとループすることができます。エクスプレッション適用後はパスを変更できないので、完成したら適用してください。

便利なループエクスプレッションを3つご紹介しました。ぜひご活用ください。


designer   murata

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