【スコーピオ杯】「マックイーン」に足りない物【ウマ娘】
スコーピオ杯予選ラウンド全80レース、完走しました。
ラウンド2、2勝するのが精いっぱいでした。
(8クール中3クールが2勝、でした。)
ヴァルゴ杯の時と同様に、ラウンド2では逃げマックイーンが先頭争いに負ける事が多く、さらには先頭を取ったとしても後ろの先行・差しウマにかなり差されました。
左がラウンド1終了時、右がラウンド1+2の合計終了時です。
ラウンド2において1着が5回なんですが、2着も4回あるんですよね。
この差されて2着だった4回分を、1着にしないといけませんでした。
ちなみにタイキシャトルの戦績はラウンド1同様微妙な感じで、ドトウに至ってはラウンド2は1勝(40戦中)しかできませんでした。
この結果を受けて、今日のタイトルのマックイーンに足りない物と言いますか、「私のマックイーン育成に足りない物」は何なのかを、ラウンド2が終わってから何時間か考えてみましたが・・・
まず今回のスコーピオ杯用マックイーンの育成において、かなり早い段階から「最終直線の速さ」を重視した方針で育成を始めていました。
恐らくそれ自体が間違っていたわけではないと思いますが、その一方で「チームとしてその方針に統一していなかった」点が戦略として間違っていたのではないか、という一つの結論が見えてきました。
すなわち、マックイーンを「最終直線の速さ重視」=「極力差されないように仕上げる」のであれば、後ろの脚質の2頭の育成方針を「相手の後ろ脚質のウマ娘さんに差されないように」、つまり「ダブルデバフ」にするべきでした。
※もしくはどうしてもドトウと、なんとなく強そうなタイキシャトルを採用するのであれば、マックイーンにもちゃんと「チームとしての役割」を持たせる、つまり「最悪相手の逃げを潰せる確率を上げる」事が出来るよう、最終直線の速さではなく中盤スキルをもっと増やすか、因子厳選をブルボンではなくファル子を採用したほうが良かった、と言う戦略もあったかなと思います。
このように考えると、私のマックイーン育成に足りなかった物は「マックイーンで勝ちに行く」と言う覚悟の大きさといいますか、勝負根性といいますか。
精神論になってしまいますが、そもそもそういう部分からして負けていたのかもしれない、そんな風に思えてきました。
このブログの一番最初の記事に書きましたが、私、メジロマックイーン大好きなんですよね。
今回のスコーピオ杯は秋天の舞台だったので「30年の空白を取り戻す戦い」だったのですが、残念ながらA決勝には進めませんでした。
(まだ一応B決勝はありますが)
そんな事を考えていると、ふと昔の池江調教師のコメントを思い出しました。
「サラブレッドとしての素質は弟(メジロマックイーン)の方が上。しかし、勝負根性なら兄(メジロデュレン)のほうが上」
当時のマックイーンは競馬ファンの誰もが認める高い競争能力を持った競走馬でしたが、同時に「勝負根性には欠ける」とも見られていました。
そんな所も込みで私はマックイーンが好きなんですが、しかしながら、今回「勝負根性に欠けた」のはマックイーンではなく私自身だった、と。
そんな風に思うと、A決勝に行けなかった悔しさや悲しさも、次こそはA決勝に行けるようにという強い思いも、もちろんありますが。
「やっぱ、マックイーン大好きだわ」
そう改めて思った、このスコーピオ杯ラウンド2でした。