新ガチャ「イナリワン」性能考察(+おまけ)
本日お昼12時のガチャ更新にて、新育成ウマ娘「イナリワン」実装されました。
ダート馬好きの私としては、高性能で実装されることを期待しつつ注目しておりました。
それでは、実際の性能を見てみましょう。
解析の情報とかはわかりませんので、実装初日のざっくり考察となります。
< イナリワンの性能 >
「追い込みメインの中長距離バ」という感じになっていますね。
もちろん芝ダート兼用です。
マイルB、はかなり高く評価されたと思います。
89年のあの毎日王冠が効いているのでしょうね。
直線一気+尻尾の滝登り持ちということで、タマモクロスに似た感じの性能になっています。
実績的にも両バ共に芝中長距離のGⅠ3勝馬ということで、近しい感じの性能で実装されたようです。
固有スキルはコチラ↓
発動条件に「追い比べ」があるようです。
長距離のレースでは若干発動しにくそうですが、「すごく上がる」固有ということも相まって、発動したら「す~んごい脚!!」で伸びてくれそうです。
ダンスインザダークみたいな感じになる・・・のかな??
「回復+速度アップ」という、文字面だけを見ればかなり強そうなスキルを持っています。
これはイナリワンが優勝した当時の東京大賞典が「ダート3000m」だったことに起因していると思われます。
ただ、現状ウマ娘のゲームにおいてダートの回復スキルは・・・
速度分がついているので無駄にはなりませんが、必要スキルPtが高いので、コストパフォーマンスの面が微妙ですね。
総評としては、タマモクロスを持っていない方、例えば1周年から始めた方等には追い込みの強力なウマ娘として有用ではないでしょうか。
◆マニア向け解説
これ以降は、マニア向けの解説です。
「砂の玄人」という、ダート限定スキルの登場。
ダートといえば米国競馬。
というわけで、
「もしも海外レースが実装されたら、このスキルが使えそう(&イナリワンが強そう)なレースはあるのか」
という妄想テーマでいろいろ調べてみました。
やはり最も使えそうなレースは米国の3歳3冠レース最終戦、ベルモントステークス(ダート12ハロン(≒約2400m))、になるでしょう。
ダートの主要なビッグレースの中で、唯一の2400m戦です。
その他の主要レースは軒並み2000m以下のレースになるので、回復分の重要度がどうしても下がってしまいますね。
ちなみにベルモントSは3コーナーの入り口が残り約900m付近になるようなので、直線一気が有効加速ではないですが、タウラス杯のゴルシのような戦い方に加え、最終直線で「す~んごい脚!!」を使い、強豪バたちをブチ抜いてくれることでしょう。
で、さらに余談になりますが、
直線一気つながりから、芝の世界のビッグレースで直線一気って使えるのかな??と思い調べてみましたところ、
こちら、いわゆる「キングジョージ」が行われる、アスコット競馬場の芝2390m(公式表記は芝11ハロン211ヤード)です。
日本の競馬場にはない、なかなかに面白い形状をしたコースです。
赤マルで囲った地点が残り約800m付近、つまりウマ娘のレースでいうところの「終盤入り口」になるので、直線一気が有効加速になります。
終盤突入の直後にかなりタイトな最終コーナーがくるので、この辺りの攻防がどうなるか、も見どころになると思います。
ここまで来たら考察しないわけにはいかない、皆さんご存じ「凱旋門賞」のロンシャン競馬場芝2400mです。
この競馬場、赤マルを付けた「フォルスストレート」の入り口がなんと、ちょうど残り800m付近になります。
フォルスストレートがウマ娘のゲーム的に直線判定なのかどうかはわかりませんが、他ゲームをやってる分には間違いなく「直線」なので、おそらく直線一気系のスキルは最高のタイミングで発動するでしょう。
最終コーナーも比較的緩やかなので、ロンシャンの24は追い込みが最強ですね。
いやむしろ、「スーパー迫る影」みたいなスキルを持ったダンシングブレーブが間違いなく最強、ってことですね!!(笑)
というわけで、おまけが本編みたいになってしまいましたが、以上でイナリワン+イナリワン周りの考察回でした。
私もタマモクロス持ってない勢なので、イナリワン引くかどうか迷いますねぇ。
とりあえず最終日まで悩むとします(苦笑