デジタルマーケティング:社会人クラス第1回
社会人クラス始まりました!!
いろんな年代の、いろんな職種、いろんな境遇の人がいておもしろい!本当に現状の業務に課題を抱えている人も、今後のために勉強する人も、「コンサートのチケットをもっと売りたい!」って言っちゃう人も(私です)、これから異なる視点から互いに刺激を与えあって学びたいです。
1.マーケティングとは何か?
最初のワークではそれぞれの「マーケティングとは何か?」について話し合いましたが、様々な意見が出てきました。私は「人にモノを買わせる手法」だと話したのですが、これ、実は印象に残ってる会話があるんです。
スタッフのなりが、中学生にキャリアの話をしに行った時のこと、中学生に「マーケティングって何?」を伝えるのが難しかったそうな。その時とっさに「マーケティングはモノを売る仕事」だと答えたそうです。でもそれは接客業だったり、営業マンがしていることで、マーケターは売ってはいませんので正しくはないですよね…でも中学生に分かるように説明するにはそれしかないだろうか。
そこで会社の同僚のHさんが「違うよ、人にモノを買わせる仕事だよ」とおっしゃったんです。その時、すごい分かりやすいなって思いました。
マーケターはモノを売っているのではなくて、動機づけをして→欲しいと思わせ→買わせてるんだなぁ、と記憶に焼きついていました。
2.どんな社会問題を解決するのか?
次のワークでは「自社のその商品が、誰の、どんな社会問題を解決するのか」について書き出しました。私には今具体的に売らなければいけないものがないので、さっそくオーケストラのコンサートについて考えてみることに…。でも難しく考えてしまって、自分の力では答えが出ませんでした。そこはスタッフに手伝ってもらいながら、最終的に「スピーカーで聴くだけでは体験できない生の音を聴くため」という回答に。そうか、そんな感じで良いのか…
3.本質をみるということ
最後のワークが一番衝撃的でした笑
実際にとあるサイトを見ながら、そのサイトを運営しているクライアントから「サイトの会員数を増やすための広告を出したい」という依頼があると仮定して、どんな提案をするか考えました。
私は費用は考えなくて良いということだったので、「一番たくさんの人が見るのはやっぱりテレビCMだよな!関係ない人も見るかもしれないけどトラクターのCMだってやってるし、こんなCMやってたよって見た人が伝えてくれるかもしれない。意味はある!」と考えました。
でも結局ベストアンサーは「ユーザーが使いやすいサイトに改修する」ということでした。確かに会員数を増やしたいはずなのにどこにも会員登録のボタンがないし、非会員が見るページに会員専用ページが混在していて突然見れなくなるし、ユーザーの立場に立って考えれば使いにくいサイトだったんです。
基礎に立ち返る、本質を見る、という話は今まで何度も福田から聞いてきて「そうだよな。本質って見失いがちだよね、気をつけよう」と思っていたのに、実際に行ったワークではサイトの使いづらさに疑問を持つことなく、どんなメッセージの広告を出すと良いのかばかり考えていました。
でもこれって他のものに例えれば明確だったんですよね。美味しくない商品をいくら宣伝しても売れないし、下手くそなオーケストラがいくら宣伝してもお客さんは増えない。こう考えればすぐ分かることなのに、サイトも同じだったなって気付きました。
4.第2回に向けて
次回からいよいよマーケティング戦略に入っていきます。学生達が苦労していたのを横目に見てきたのでドキドキです。
がんばろー!!!!
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