My宇宙とOur宇宙
おひさしぶりです。こちらでも、また In SPIRE のほうでも、書き出しが「おひさしぶりです」からになりがちな今日このごろです。
こちらでは先回、日月神示 五十黙示録における霊的知識に関する神示の解説をはじめると言ったまま放置となっておりました。Twitterで書いていること以外のわたしの文章は、わたしが自分の頭で考えてこういうことを書こうと決めているわけではなく、インスピレーション(Inspiration:BLOGのタイトルもまさにここから来ていますが)が降りてきたときに半ば勝手に体が動いて書きはじめるので、本人の意図や計画は一応あるのですが、なかなかそのとおりには進まないようです。
とはいいつつ、この一ヶ月ほどはそのInspirationが活発に降りてきて、BLOGの方にはいくつか記事を書いておりました。ほかのどこかでも書いたことがありますが、BLOGの記事はとくに、書き上がったものを読んだ自分が「へえ、勉強になるなあ」と思うような内容になることが多く、これについてはわたしのハイヤーセルフ(以前DMT摂取時に遭遇したプレアデスの龍がそれだと考えています)がわたしに書かせ、わたし自身がそれを読むことによって教育されているのだと考えています。と同時に、それをシェアすることが世界に貢献するために、わたしに与えられた役割でもあるとも思っています。
さて、そのようにして最近書いた記事のひとつがこちらになります。
簡単に内容を要約すると、この宇宙は意識によって創造されているということです。すべての生物は(生物だけでなくすべての物質も!)その生物なりの意識を持っていますから、意識の中に創造されたわたしたちは、それぞれに自分の宇宙、つまりMy宇宙をつねに創造しています。そして、すべての存在のMy宇宙が互いに重なりあい、包みあい、溶けあうことでより大きな宇宙、Our宇宙を創っています。
このことを理解すると、なぜ「物事を変えたいなら、まず自分が変わることだ」と言われるのかも腑に落ちることと思います。そして、詳しくはぜひBLOGの記事を読んでいただきたいのですが、スピリチュアルな世界ではなぜ「世界に貢献する唯一の方法は、自分(の意識レベル)を高めることである」と言われるのかも理解されるでしょう。もっと身近なところでいえば、「周りの人々の幸せを願うのなら、あなた自身が幸せになるしかない」ということも、この考えによって説明できます。
ところで、この記事を書き上げてから、このMy宇宙とOur宇宙についてもっと知りたいと(自分で言うのも変ですが)考えていたら、ちょうどいい感じに関係のありそうな本を見つけました。わたしもいま読んでいるところですが、とても面白い本ですので、ぜひみなさんにもお読みいただきたいと思ったので、シェアさせてください。
臨死体験や予知夢のような超感覚に取り組む神経科学者のロバート・ホスは、次のような挑戦的な疑問を私たちに投げかけている。もしも観察をするという行為によってあるエネルギーの波動で物質粒子に影響を与えて身の周りの現実を創り出しているとすれば、一体、この物質界にあるすべての物質を創り出して現実とする偉大な存在とは誰のことだろうか? ホスは、それは人々の「意識」だと主張し、その意識は高次元宇宙そのものだと述べる。つまり、宇宙とは意識そのものであり、意識にあるものを常に物質化し、創造し続けているということだ。彼の主張は今や科学の主流としてどんどん受け入れられている。
思考が物質に変わる時――脳科学、エピジェネティクス、心理学、量子物理学で解明された「思考の力」ドーソン・チャーチ
この引用文では偉大なる存在としての「意識」が現実(つまり宇宙)を創り出していると述べていますが、偉大なる存在のことを「神」と呼ぶとするなら、「神」=「意識」ということになります。そして、「神」によって創造された「わたしたち」もまた、それぞれのMy宇宙を創造していますから、「人間」=「神」でもあるのです。イエス・キリストが「わたしとあなたがたはなにも変わらない」と教えたのも、このことを指しています。
あなたのMy宇宙には様々な人間性をもった人々が存在しています。いい人も嫌なやつも、自己中心的な人も、慈悲にあふれた尊敬すべき人物もいることでしょう。そのすべてがあなたという神が創造する宇宙のコンテンツなのですから、その人たちの見かけ上のパーソナリティや振る舞いは、あなた自身の意識レベルが投影されたものと言えます。
でも同時に、その人たちの一人ひとりがそれぞれのMy宇宙を創造する神でもあるのです。ですから、もしあなたが自分のMy宇宙をよりよい宇宙に、より聖なる宇宙にしたいと望むのであれば、あなたは彼らを神として見ることが必要です。実際のところ、人間は誰一人例外なく神であり、聖なる存在なのですから。