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リチャード・バンドラーという天才 『神経言語プログラミング』とはなにか

いま緊急で動画を回しています(動画ではない)。

すこし前にスナフキンさんに贈っていただいたリチャード・バンドラーの『新装版 神経言語プログラミング』という本を読み終えました。20年くらい前に旧版を二度三度読んだのですが、この本はわたしの頭の中を(多分よい方向に)大きく変えた数少ない本のうちの一冊です。

ちなみに残りの数冊は古い順に『神との対話』『7つの習慣』『パワーか、フォースか』です。神との対話ではワンネスという概念を知りました。7つの習慣は当時ビジネスマンだったわたしに原理原則を教えてくれました。この本はすべての人が、できれば学生か社会人なりたてくらいの時期までに読んでおくべきでしょう。パワーか、フォースかについてはここであえて言うまでもありません。

スナフキンさん、あらためてありがとうございました😊

今回の記事の要点はこの本を買って読んでくださいというものです。読めば NLP の基礎(実際のところ基礎だけで十分でしょう)が学べます。そして、それはすぐにあなたの様々な問題に役立てることができるでしょう。しかし今回は NLP を紹介したいというよりも、著者のリチャード・バンドラーのモノの考え方について触れていただきたいというのがわたしの意図です。

NLP のテクニックについて学ぶなら他にもたくさんの本がありますし、なんなら今後、わたし自身も NLP を題材にした記事を書くつもりではいます。しかし、これはあくまで個人的な意見ですが、この本(を含むリチャード・バンドラーの本)を読まずして NLP を理解するのは不可能なのです。

神経言語プログラミング(Neuro-Linguistic-Programming)という呼び名からは、それがいったいどんなものなのかが全然わからないと思います。簡単にいうと NLP とは脳の使い方を書き換える(再プログラミング)方法のことです。様々な局面や場面における人の脳(心)の使い方には、その人特有のやり方(パターン)があります。このやり方のパターンのことを神経言語と考えてください。そして、これを違うやり方に書き換えてしまうのがNLP(神経言語プログラミング)です。

このように書いてもやっぱりなんのことだか分からないと思います。まあ、でもこの本を読めばすぐに分かりますよ。ちなみにタイトルの難しそう感からは拍子抜けするほど、この本は読みやすく分かりやすいので安心してください。そして、読みはじめるとすぐに、著者であるリチャード・バンドラーが只者ではないことが分かってくるでしょう。そう、彼は紛れもない天才なのです。天才の彼はこのように考えました。

「うまく行っている人がなぜうまく行っているのかを知る必要はなく、うまく行っている人のやり方をそのまま真似ればうまく行くはずだ」

これがバンドラーの発見であり、それこそが彼の天才性の核心と言えるでしょう。そして、このことは同時に

「うまく行ってない人がなぜうまく行かないのかを知る必要もなく、ただうまく行っている人のやり方を真似るだけでよいはずだ」

ということを示唆しています。そして実際にこれはそうなのです。NLP は日本では主にビジネスマン向けのコーチングの教材としてよく知られている印象ですが、出発点は精神的な問題を解決するための心理療法に代わる画期的なアプローチであり、この本の内容もそのようなものになっています。とはいえ NLP の原理は他にも色々と応用が利くもので、コーチングもその一つです。一方で、NLP のことをなにやら他人の心を操る怪しげなテクニックのように喧伝している書籍も少なくないのですが、そうしたものは NLP の本筋ではありません。あくまで心(広い意味で)の問題を解決するためのものです。

わたしがこの本を再読したかったのは、NLP の手法をわたしの記事の読者である探求者のみなさんに紹介するためでした。NLP というより、バンドラーの考え方に触れることが探求者にとってきっと、とても大きな恩恵となるはずです。というのも、天才バンドラー自身が「超うまく行っている人」だからです。天才というのは脳の使い方が普通の人とは違うからこそ天才なのです。ということは、彼の編み出した NLP のテクニックを学ぶことももちろんですが、それ以上にバンドラー自身の脳の使い方、すなわちモノの考え方を真似すると誰でも天才になれるというわけです。

どこかで書いた記憶がありますが、わたしはどんなアイディアや考え方でも、それが良いとか悪いとか、その本質はなんだろうかとかにはこだわりません。それよりも、そのアイディアや考え方を採用することで物事がうまく行ったり、自分が楽になれたりするのであれば、そうすべきだと考えています。実を言うと、これはバンドラーから学んだものです。ほかにも多くをバンドラーから学びましたが、それでわたしが天才になれたのかどうかはわたしには分かりませんけどね。

書きはじめると色々言っておきたいことが浮かんできますが、今回は緊急の動画(動画ではない)なのでこれくらいにしておきましょう。ああでも、最後にもうひとつだけ。

わたしが探求者に強く勧めているものに TFT (思考場療法)があります。意識レベルを高めるには、二つのアプローチがあります。一つ目は高い意識レベルのフィールドに触れること、触れ続けることです。これは高いレベルの教えを学ぶことに打ち込むことや、高いレベルの人物の霊的プレゼンス(臨在)に浴すること、あるいは奇跡講座に取り組んで明け渡しを実践することなどです。

ただし、残念ながらわたしが note で見ている限りでは奇跡講座を学んでいる人たちはぜんぜん明け渡せてない印象です。

色々理由はあるでしょうが、わたしが思うに一つには教師を自認する人たちが教えるレベルにないこと。

もう一つにはこれは背景や経緯が分からないですが "聖霊" の概念が正しく理解されず、なんだか都合のよいものになっているところです。聖霊は神と人の子という二元的対立を中和する力のことであり、神と人間の間を埋めるものです。

奇跡講座をやるなら、誰にも教わらず、ワークブックに書いてあることをただそのままやってください。理解する必要はありません。思いつく三つ目の理由はまさにこのことで、多分ほとんどの人はこれができていません。そして、こうすること、つまりワークブックに余計なコメントをつけず黙って従うことこそが明け渡しであり、明け渡しの練習なのです。

もう一つのアプローチは意識の低い領域にある問題を取り除くことです。具体的にはトラウマや感情の問題(怒りやプライド)、欲望の問題、鬱や統合失調症といったメンタルの問題、あるいは薬物やアルコールやギャンブルへの依存の問題などです。こうした問題を解決することによってネガティブなアトラクターの影響から脱することができ、結果として意識レベルは大きく浮上します。

NLP はこの後者のアプローチにおいて、 TFT と同等かもしくはそれ以上に効果があるでしょう。どっちがいいか? ということを考える必要はありません。両方やればいいだけです。

ちなみに昔から知る人ぞ知る本として安田隆さんの『波動干渉と波動共鳴』という優れた本があります。波動という切り口で書かれていますが、実はこの本のテクニックは NLP の応用なのです。内容はとてもよいですよ。ただ、すでに絶版のようで古本だとすこし高いです。どうしても読みたい人は買っても損はないと思いますが、バンドラーのこの本だけでひとまずはいいでしょう。もし NLP についてもっと学びたければ、バンドラーの他の本が古本で比較的安く買えますのでそちらを読むとよいです。バンドラー以外の NLP は読まなくても大丈夫ですよ。


おまけ

おまけ、というのもなんですがコンゴでやばそうな病気が発生していますね。新型コロナが最初に武漢周辺で流行りはじめたときも謎の病気として報じられていましたが、似たような感じがしてちょっと不気味ですね。

しかも、ちょうどその新型コロナについて、アメリカの下院特別調査委員会が「武漢研究所」から漏れたようだと最終報告しましたね。まあ故意に撒いたか事故で漏れたかまでは断定していないようですが、いずれにしても人為的に作られたウイルスだったことはこれで確定でしょう。武漢研究所にはファウチがコロナウイルスの機能獲得研究のための資金を出していました。

まーたマスク着用を強いられるのかと思うとため息が出ますね。それではまた、次回の記事でお会いしましょう。読んでくださってありがとうございました😊


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